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2020.12.06

新型コロナウイルス感染拡大で見直しが迫られる医療政策 Part1

 今回は、先日12月5日の土曜日に日本科学者会議が開催した第23回総合学術研究集会が開催されました。
 その1分科会の中の、A-1 分科会「コロナパンデミックと日本社会」での発表を依頼がありました。zoomでの開催でしたが、私も参加して報告してきました。
 私の演題は「新型コロナウイルス感染拡大で見直しが迫られる医療政策」です。
 約25分間の発表内容なので、少しながくなりますので、数回に分けて紹介しようと思います。

 新型コロナウイルス感染拡大で見直しが迫られる医療政策

 新型コロナウイルス感染症の拡大は日本の医療・福祉政策の脆弱さを露呈させました。 1990 年代以降、歴代政権は経済グローバル化に呼応し、構造改革(新自由主義改革)政治に舵を切っておきながら、経済活動によって世界中を物と人が行き交うことで当然予想すべき新興感染症への備えを怠ってきました。そればかりか 2009年に新型インフルエンザを経験したにもかかわらず、なお、感染症対策は後景に追いやられ続けてきました。今日の保健所の困難や医療崩壊の危機はその結果によるものだと明らかにしています。
 一方、緊急事態宣言時のように「自粛」を求め、感染症の封じ込めのために経済活動を停滞させれば、たちまち生活基盤が切り崩される労働者や自営業者等の存在も明らかとなりました。新型コロナウイルスの感染拡大は雇用分野で大きな影響を与えました。量産されてきた雇用者側にとって便利に「使い捨て」可能な不安定就労層は今回の経済活動の低迷で大きな打撃を正面から受けました。報道によると6万人以上の「コロナ解雇」が起きています。新型コロナウイルスに感染して、治療によって健康が回復したとしても、職を失うことはその後生活への保障がなくなってしまうということです。

 厚生労働省が発表した4月に申請された生活保護の件数は21486件であり、前年同月と比較すると、24.8%の増加でした。また、生活保護の支給を開始した世帯数も19362世帯であり、前年同月に比べ14.8%の増加でした。リーマンショックを超える増加でした。生活保護の審査が厳しくなる一方で受給者数が減少し、本当に必要な人に支給されていない状況のなか、この増加は新型コロナウイルス感染によって仕事を失った人が急増していることを意味しています。
 失業者も毎月増加傾向にあり、完全失業率も2.9%、男性が3.0%女性2.7%です。
 また企業の倒産も2月から9月までの総件数は563件にも及びます。業種別では飲食店が最も多く81件、次いでホテル・旅館が56件となっています。また、実質国内総生産も4月から6月期でー7.9%となっている状況です。

 これらのことは、構造改革政治による雇用破壊の結果であり、かつ最低生活保障の不十分さを示しています。そして、グローバル大企業を支援すべく社会構造を全ての方向から改変・解体してきた構造改革が日本の雇用・生産補償のシステムを著しく弱めてしまったという結果を新型コロナウイルス感染症拡大が明らかにしました。

日本は経済活動が低迷することによって、命までもが奪われる、そんな危険な国になってしまった。このことは感染症を防御できない国であることをも示しています。
 新型コロナウイルス感染症が医療分野にもたらしている困難の背景にも、新自由主義改革があります。構造改革が目指した医療・社会保障制度改革は端的に言って「公的保障のミニマム化と保障の多層化」です。
 即ち公的な給付の抑制と医療・福祉サービスの市場化によって、国による医療・福祉の保障は最低限に、それ以上のサービスは自己責任で市場から購入する。そのような仕組みへの転換が進められてきました。そうした路線によって進められてきたのが介護保険制度や障害者自立支援法の創設であり、医療保険制度の再編であり、今日も強硬に進められている医療提供体制ならびに医療提供「者」改革です。  

 このような、新型コロナウイルス感染症が世界に拡大する中、京都府保険医協会は4次にわたる提言書を京都府に提出、そして国に対しては診療報酬の改善や医療機関への経営支援を訴えてきました。

  3波が訪れている中、まだまだ新型コロナウイルス感染症の収束は見通せません。そればかりか、新興感染症は今後も流行します。今回のパンデミックが発生するまで、私たち医療者自身も新興感染症に対する危機感を持ち得ていたか、その反省も踏まえ、現場医療者から今後の医療・社会保障制度と感染症対策の在り方を発信していく必要があります。

2020.12.05

ドラマの医療指導をすることになって。その2

 前回に引き続いて演出担当の方からの質問と私の回答をお話しますね。

  • ①父親の診療所を継ぐということに関して思うところは?

 父が診療所をしていてそれを継ぐ場合、いつ帰ってくるか、いつ継承するかはとても難しい問題だと思います。
 私の場合は父が脳梗塞で倒れたというきっかけで渡邉医院を継承しました。34歳の時です。まだまだ若く、私としてはまだ大学で勉強しようと思っていた時期です。でも今から思うと、この時期に帰ってきてよかたと思います。
 父の診療所を継ぐ、ということはそれなりの決心がいります。
 私が帰った時、痔の手術の予定が目いっぱいに入っていました。その手術をこれからは父ではなく、私自身がしなければなりません。患者さんにとっては、父に手術をしてもらおうと思っているのに、息子といえども、一度も会ったことのない私に手術される。そこで母は、手術予定の患者さんすべてに、父が倒れて手術が出来なくなったこと、代わりに息子である私が手術をすることになること、場合によっては希望があれば他の肛門科医を紹介する。それでも渡邉医院で手術をされるかどうかを聞きました。全ての患者さんが手術をキャンセルすることなく、私の手術を受けて下さいました。
 このことは、私が評価されたのではなく、祖父や父がこれまで患者さんに行ってきた医療に対しての信頼から来たものだと感じました。そういった信頼をこれからも持っていただけるような医療を提供していかなければならないといった決意が生まれました。

 やはり、父親からの継承する際は、今親がどのような医療を患者さんに提供しているのか、そして自分が継承した場合は、今あるものをさらに同レベルアップしていけるか、などを考えることが必要かなあと思います。そういったことを元に、さらに今まで継承されてきたこと、自分自身がなにがしたいか、どうしていきたいかをしっかり持つことが出来ることで上手く父から子へと診療所が継承されていくのだと思います。

  • ②ドラマの中で父(医者)から受け継いだ物、というのを作る場合、医療道具や普段使われている物の中で当てはまる物はありますか?

 渡邉医院で、初代の祖父の時代から使っているものがあります。カルテ台や器械棚です。また母方の祖父が長年使っていた机も今でも診察室で使っています。

 

 そして、渡邉医院で最も古いものが、「肛門科」の看板です。

 祖父は大阪で肛門科の修行をしていました。京都で開業する際に、修行をしていた診療所の先生に、のれん分けのような感じで頂いた看板です。渡邉医院のこれまでの歴史を見守り続けてきた看板です。これらの家具や看板は渡邉医院の歴史を見守り続けてきたものです。これらに囲まれていることで、渡邉医院の歴史を感じ、気持ちを引き締めてくれます。こういった歴史をこれからも守っていきたいと思います。

 ただ、祖父や父から引き継いで、これからも受け継いでいかなければならないと思うのは目に見えるものだけではありません。
 祖父、父が築いてきた医療と患者の信頼感です。そして私が引き継ぐまでに積み上げられてきた医療の技術をさらに発展進歩させることです。父が築いてきた医療のレベル、そこから始める私は、今以上のレベルにしていかなければ、さぼっているということになります。さらなる進化をしていかなければと思っています。
 また、父が私に伝えた言葉も引き継いでいきたいと思います。その言葉には、「目の前にいる一人一人の患者さんをしっかり治していくことが大切だ、そのことの積み重ねで多くの患者さんが救われる。」、「専門に特化し、追及していくということは、幅広い知識が必要だ。深く掘るには、広い入り口が必要だ。」など父が私に伝えた言葉。形はありませんが、しっかり受け継いでいきたいと思います。

 こんな感じで質問をいただき回答しました。

2020.12.05

ドラマの医療指導をすることになって。その1

 ひょんなことから、来年の1月から放映されるドラマの医療指導をすることになりました。「ミヤコが京都にやって来た!」というドラマで、佐々木蔵之介さんが「町医者」役で主演されるドラマです。

 その際に演出担当の方からいくつか質問を受けました。その質問と私の回答を今日は紹介しようと思います。

 質問と私の回答はこんな感じです。

  • ①日常の中で、「職業柄、気になってしまう…」という瞬間はありますか?

 診察をして、患者さんに今の病状を説明して、治療方法などをお話しているときに、患者さんの表情を見ながら話をします。私の言っている内容が本当に伝わっているか、理解されているか表情を見ながら話をします。話をしていても何の反応もないときは、内容が伝わっていないか不安があります。「うんうん」等反応があれば、ある程度理解してもらっているのだと思います。
 ただ、どうしても患者さんはある程度、自分のストーリーを作ってこられます。自分の作ったストーリーと一致した部分だけを聞いて理解するということもあります。言ってみれば都合のいいところのみを聞くという感じです。そういった雰囲気を感じたときはもう一度話をします。
 手術入院の治療が必要な時は、術後の経過などは、同じことを表現を変えたりしたりして何度もお話するようにしています。
 また、患者さんが受診された時の表情、診察が終ってからの患者さんの表情も見ています。暗い顔をして眉間にしわを寄せて、不安な雰囲気で受診した患者さんが、診察が終って笑顔で帰られるときは、私の話がちゃんと伝わったんだなあと感じます。

  • ②お仕事をされる中で、「ああ、この仕事を選んでよかった」と思う瞬間はありますか?

 やはり、肛門科ですので、手術をしてスッキリ治った時にみせる患者さんの嬉しそうな笑顔を見るときに「よかった!」と感じます。また、「お尻の具合が悪くなった時には、絶対に渡邉医院を紹介しますね!」と言って下さったときも嬉しく感じます。

 京都に帰ってくる前は、大学の救命救急センターに勤務していました。その時は生死にかかわる緊迫した状態の患者さんが運ばれてきて、グループで救命に取り組む、緊急の手術を行うこともあります。そうして、運ばれてきた患者さんの命を救い、一般病棟に移られたり、転院された時は「やった」「よかった」と思います。そしてグループのみんなの力で救えたことに喜びを感じます。
 京都に帰ってきて、医療の内容がガラッと変わりました。外来で患者さんを診察して、手術が必要な患者さんは入院して手術をする。退院後は外来で経過を診て、治った時の患者さんの笑顔を見る。最初から最後まで一貫して診ていく。このことに関して、救命救急センターでの勤務とは違ったやりがいを感じます。そして喜びも感じています。

  • ③②の質問とは反対に、仕事をしていて大変な時、また、困ることはありますか?

 365日24時間オンコール状態なので、家族との旅行等できません。この生活はずっとこれまで続いてきました。私も父と一緒に旅行に行った記憶がありません。いつも旅行は母と妹と私の3人でした。でもそんなもんだとずっと思っていたので、私は苦にはなりません。家族はどう思っているかわかりませんが、理解してくれていると思っています。ですから、年末年始だけが家族とゆっくり過ごすことができ、旅行に行くこともありました。

 診療に関しては、やはりいつもいつも具合よく患者さんが治っていくわけではありません。術後も具合よく治らないときもあります。そういった時に、治り難くなっている原因を患者さんにお話して理解していただいて、もう一度具合よく治っていくように手術をします。このような場合はとてもつらい思いをします。でも、そのことをしなければ、患者さんは治っていきません。その方がもっと辛いです。しっかりと患者さんとお話して治療を進めています。

 また術後の出血を起こすこともあります。これは時間関係なく起きます。夜中に起きたり朝だったり。その時は時間関係なく、止血術をします。この時は大変ですし、焦りもします。でも一番不安で心配しているには患者さんです。患者さんが不安にならないように、意識して普段よりもゆっくりと話をして、不安を抱く患者さんが安心できるようにして、止血術をします。

 話は少し違いますが、あ行「あ、い、う、え、お」は決して発しないように心がけています。いずれの言葉も患者さんを不安にさせます。「あ~」「えつ」などは特に不安を抱かせる言葉だと思います。

他にも質問事項がありますが、それは次回に回しますね。

 

 

2020.12.01

子供の裂肛は慢性化するの?

 12月になりました。今年も後1か月。早いような気もしますが、今年はコロナコロナの1年でした。新型コロナウイルス感染の第3波が襲っている中、まだまだ収束も見えてきません。これからクリスマスや年末年始、お正月を迎えようとしていますが、私たちはこれまで経験したことが無い年末年始、そしてお正月を迎えることになります。でも、暗いことばかり考えていても仕方がありません。これから訪れるクリスマスなど、今までは違いますが楽しく過ごす計画をねるのもいいかなあと思います。

 今回は、寄せられた質問にお答えしようと思います。こんな質問が来ました。「子供の切れ痔は何か塗り薬貰えますか?」という質問です。この質問の答えは「ハイ」です。基本的に裂肛に出す軟膏は渡邉医院では大人も子供も一緒です。子供が使えない軟膏は当院にはありません。
 でも自分では塗れないお子さんもいるので、ご両親に塗ってもらうことになります。子供と言っても生後間もない赤ちゃんも便の具合で切れてしまうことがあります。ただ、お子さんに軟膏をつけるとき気を付けて欲しいことがあります。痛みもなく何ともなくても毎回お尻を広げて軟膏を付けると、やっぱり子供は嫌がります。軟膏を付ける場合は、排便時に痛かったり血が出た時だけでいいです。それ以外はあまり神経質にならずに軟膏を付けずにいても大丈夫です。

 子供も大人と同じように切れ痔、裂肛になります。原因は大人と一緒で、便が硬く便秘だったり下痢が原因になります。ですから、一番の治療は大人と一緒で排便の状態を良くしてあげることです。子供は大人と違って必要な水分量が多く必要です。しっかりと水分を摂らせることが大事です。大人を小さくしたのが子供ではありません。体に含まれる水分の量も大人とは違い、多く水分が含まれています。
 また、便秘が頑固な場合は、緩下剤を飲んで楽に便が出るようにしてあげるのも大切かなあと思います。渡邉医院では緩下剤として酸化マグネシウムを処方しています。子供もこの酸化マグネシウムを内服することが出来ます。
 渡邉医院では粉薬の酸化マグネシウムしか置いていません。子供が粉薬を飲むのが苦手とおっしゃる親御さんもいらっしゃいます。そんな時は、コップの中に水を入れ、その中に酸化マグネシウムを入れてよくかき混ぜて飲ませて下さいと言っています。酸化マグネシウムは水に溶けますし、無味無臭なので、こうやって飲んでも大丈夫です。返って水分を摂る量が増えていいかもしれません。
 具合良く便が出るようになることで、便秘は治っていきます。また、便が柔らかくなって、排便しても痛みがなくなると、子どもたちは、便をするのが怖くなくなり、嫌にならないので、便秘はさらに改善されると思います。

 さて、大人には慢性の裂肛があります。でも子供にはまず、慢性の裂肛はありません。なぜならば、大人の場合は、出来上がった肛門が切れたり治ったりすることで慢性化していきます。これに対して子供の場合は子供の成長と共に肛門も成長していきます。傷がついても、肛門も成長していくので慢性化はしません。ですから排便の状態を良くしてあげるだけでよくなて行きます。また子供の場合は裂肛の治りも早いようです。

 また時々お母さんが、お子さんに裂肛が原因での皮垂が気になり、お子さんと一緒に受診されることがあります。何か悪いものでもできたのかと心配されてのことだと思います。

 また、できた皮垂は切除しなければならないのかと心配されて受診されます。子本的に皮垂は悪いものではありません。切除することは有りません。また子供の場合は、先ほどお話したように、子どもの成長と共に肛門も成長していきます。ですから、今ある皮垂もお子さんの成長、そして肛門の成長と共に皮垂の大きさが変わらなくても相対的に小さくなるので、気にならなくなると思います。

 このように同じお尻の病気でも大人と子供では少し違った経過をとることもあります。

2020.11.28

消炎鎮痛剤は我慢せずしっかり内服して下さいね!

今日は1128日、もうすぐ12月になります。

渡邉医院の山茶花も沢山の花が咲きました。山茶花の下にある手水鉢にも山茶花の花が浮かび、趣があります。

今、新型コロナウイルスの感染第3波の中、年末年始の過ごし方をどうするか悩まれている方も多いと思います。いつもと違うクリスマス、年末、そしてお正月になるんだなあと思います。

 手洗いうがい、そしてマスクの着用など、一人一人の感染対策をしっかりしていく必要があります。

 そうは言っても12月。自粛の中でも楽しい時を過ごしたいなあと思います。

 今日は術後の痛みに関して、痛み止め、消炎鎮痛剤の内服の仕方についてお話したいと思います。

 消炎鎮痛剤。字のごとく、炎症や腫れをとって、痛みを抑える、この二つのことを目的として内服してもらっています。

 手術の当日は、手術後1時間後にまずは1回目の消炎鎮痛剤を内服してもらっています。渡邉医院では局所麻酔で手術をします。局所麻酔は大抵1時間で切れてきます。その時に肛門の括約筋が締まってくることで痛みが出ることがあります。そこで、麻酔が切れる1時間後にまずは内服してもらっています。この場合、痛みがあっても無くても内服してもらいます。「先取鎮痛」ということがあります。痛みが出る前に前もって痛みをとることをすることで、痛みが楽になるということです。痛みが出てから内服するよりは痛みの出る前に内服したほうが痛みが楽になります。

 また、手術当日は、夕食後、寝る前、そして次の日の朝の計3回消炎鎮痛剤を内服してもらっています。これも先ほどと同じ様に、痛みがあっても無くても内服してもらいます。

 術後1日目から3日間は毎食後に内服してもらいます。これは消炎鎮痛剤の消炎と鎮痛の二つの目的で内服してもらいます。そして3日目以降は痛い時に頓服として内服してもらいます。

 内痔核に対して痔核根治術を行った場合、術後の腫れが出ることがあります。ただこの腫れに対してはヘモナーゼという腫れを予防したり、腫れをとってくれる内服をしていること、そして一番腫れに効くのが入浴です。渡邉医院では術後1日目から入浴をしてもらっています。入浴することで、術後に傷が腫れた人も、腫れが引いてくれます。また、入浴することで肛門の内肛門括約筋の緊張がとれしかも血液の流れが良くなるので、痛みがある人も、入浴することですごく楽になります。ですから、消炎鎮痛剤はその「鎮痛」の目的だけで内服してもらうようにします。

 内痔核の術後などで痛みを感じる時間帯も決まっています。一つは排便時と排便後の痛みです。そしてもう一つは夜中や朝方に痛みが出ます。肛門の手術だけでなく、痛みは朝方に出ることがあります。ですから、排便時に痛みがあったり、夜中や朝方に痛みがあれば悩まず消炎鎮痛剤を内服してもらいます。「痛みがあるけど、痛み止め飲もうかなあ?どうしようかなあ?」と迷った時は消炎鎮痛剤を内服してもらうことにしています。

 というのは、痛みというストレスが加わることで、血液の流れが悪くなったりして傷の治りそのものが悪くなります。昔は、「痛いのを我慢したほうが早く治る。」と言われたりしましたが、そんなことは有りません。もし本当に痛みを我慢したほうが早く治るのであれば、我慢のし甲斐があります。でも痛みを我慢したほうが治りは悪くなります。我慢せずに楽に治す方が直りがいいです。

 でも時々、「痛い時に飲んで下さいね。」と言うと、痛みを我慢してしまう患者さんがいます。我慢せずに痛いときは消炎鎮痛剤を内服して痛みをとり、楽になおして欲しいです。その方が傷の治りもいいです。また、手術の後も術後710日過ぎると痛みはスッと楽になっていきます。この間の痛みをしっかりとることが、術後の傷の治りにもいいです。

 手術後は我慢せずに消炎鎮痛剤をしっかり内服して楽に治していきましょうね。

2020.11.21

母のローバーミニが~!!

 先日、認知症の母をショートステイの施設に迎えに行った後、しばらく母と一緒に過ごし車に乗っての帰り道、何か「カラカラ」と車体の下から変な音がしてきました。何かひっかけたのかなあと思って車体の下を覗いてみると、マフラーがぽっきり折れてしまっていました。JAFさんに連絡して、夜一人で待っている時、母からもらった?まだ借りている?ローバーミニを見ながらの思いをお話します。

 今、乗っているのは母が生前父と乗っていた白色のローバーミニ。もう20年は乗っている古い車です。父が脳梗塞で倒れて体が不自由になった時に、京都の町、どんな狭い道でも入っていけるようにと買ったのがこのローバーミニ。父もシティーハンターの冴羽涼が乗っていた子のローバーミニ。気に入っていました。その頃の母は、白髪で、皆から「白髪の老婆が白いローバーに乗っている。」と言われてました。

 大分古いですし、やはりローバーミニ、時々いろんなところが壊れて、そのたびに修理をして乗っていました。そうしているうちに段々愛着もわき、とことん乗ろうと思っています。

 JAFさんのお世話になるのは、ローバーミニで今回が2回目です。というか、ローバーミニでしかJAFさんにお世話になったことは有りません。
 1回目は交差点の真ん中で急にエンジンが止まって、何とか動いてくれて無事交差点を脱出した後、JAFさんに来ていただいてディーラーさんに運んでもらったこと。
 今回が2回目です。ショックというよりは、「まただなあー」と言った感じ、JAFさんには、「出来の悪い息子の面倒を見るって感じで巣よね。手間がかかる分愛着がわきますよね。」と。全くその通り。壊れたところを治していくたびに段々愛着がわいてきて手放せなくなってしまっている自分を感じることが出来ます。また、父や母が大切にしていた車だと思うとなおさらです。

 JAFさんに、「30年以上会員されているんですね。」と。30年かあ。私が京都に帰ってくる前から会員なんだと思うとともに、この間2回だけなんだと思いました。でも、こんな時のJAFさん。本当に安心ですし、助かる心強い存在です。しかも皆さんいい人ばかり気持ちが和みます。JAFさんの積載車の助手席に乗せてもらって運ぶのですが、何時も見るしか意図は全然違う。高い位置から大きな窓。いつもとは違う景色に感動します。大分紅葉が進んできている京都の街並みを見ながらディーラーさんへ。なにか気もいい。楽しい時間でした。

 ディーラーさんから電話があって、マフラーは根元から折れてなく、一部分を交換するだけで治りそうとのこと。またその部品の在庫を聞いていただいたら、在庫ありとのこと。直ぐに取り寄せ治してくれることに。よかった。早く退院して、戻ってきてくれそうです。やはり京都の町。ローバーミニのような小さな車が便利。早く帰ってきて欲しいなあ!

2020.11.15

12月の献立を紹介します。

 12月はクリスマスをイメージにレシピを紹介してきました。今回は、その12月のレシピを使っての献立です。

 12月のレシピを集めると、いい感じにクリスマスパーティーの雰囲気満点になります。是非作ってみて下さいね。

12月の献立は、

・スタッフドバケット(2種)

・スパゲティツリー

・ピクルス

・厚揚げのテリーヌ風

・スパイシーチキン

・揚げないミニコロッケ(5種)

6品です。
お正月風のアレンジ

 11月ももう半分が終ってしまいました。あっという間に1年が過ぎていきます。特に今年は新型コロナウイルスの感染拡大で。コロナコロナ、そして自粛自粛と私たちの生活暮らしはこれまでとは全く異なったものになってしまいました。

 まだまだ新型コロナウイルス感染の収束の見通しはつきません。これまで同様に基本的な感染予防、うがいや手洗い等しっかり取り組んでいかなければと思います。

 渡邉医院もこれまでの新型コロナウイルス感染対策に加え、これからの季節、季節性のインフルエンザの流行が重なることなども考え、いろいろ工夫をしています。待合室等には空気清浄機やサーキュレーターを設置して換気。これから寒さが厳しくなる中、暖房しながらの換気。待合室の患者さんには少し寒いと思いますが、感染防止を。またエアコンにウイルス対策用のフイルターを付けたりしています。また、待合室に入る前に、自動で消毒液が出て手をかざすだけで体温が測定できる器械を設置予定です。また診察室で患者さんに病状を説明する机の上には小型の光媒体の空気清浄機を準備しています。また、外来や診察室の蛇口はセンサー付きの触らずに水が出る蛇口にもしました。

 渡邉医院だけでなく、全ての医療機関が新型コロナウイルスやインフルエンザの感染防御対策を行っています。

 患者さんの中には、医療機関を受診することで、院内感染を起こしてしまうのではないかと心配され、本当は受診しなければならないのに受診を控え、病状が悪化してしまう方もいらっしゃるようです。医療機関もしっかり対策を行っています。必要な時には迷わず医療機関を受診して下さいね。こういった感染対策を患者さんも医療機関もしっかり行っていても感染してしまうことは有ります。それが感染症だと思います。そのような場合は無理をせずしっかり早期に治療していくことが大事だと思います。

 10月後半から11月に入って、新型コロナウイルス感染の第3波が来ている状況です。

私達一人一人、できる感染対策はしっかり行っていきましょう。また、これまでも感染された方への誹謗中傷。様々な職種の対しての風評被害がこれまでも起きてきています。

 私たちが戦わなければならないのは新型コロナウイルスです。そこを私たちはしっかり意識しなければならないと思います。私たちは新型コロナウイルスだけでなく、「私たちの心を蝕むウイルス」に対してもしっかり対応して、抑え込んでいかなければならないと思います。

 12月のレシピとは全く関係ないことを書いてしまいました。今日は認知症の母の家で、母と一緒に過ごしています。自分にとって大切な人の笑顔を何時までも見続けられるよう日々を過ごしていきたいと思います。今、私たちの本質が問われている時だと思います。

 12月は家族で集まることも多くなると思います。12月の献立の様に、皆で楽しく食卓を囲む。そんな一時を持ってくださいね。

 

2020.11.15

「揚げないミニコロッケ5種」のレシピを紹介します。

 12月のレシピはクリスマスをイメージしてのレシピを紹介しています。

 今回は「揚げないミニコロッケ5種」のレシピを紹介します。

 レシピの様に爪楊枝などに刺して、一口サイズにすると簡単に食べれて、パーティ気分になりますね。なかなか今のこの時期、皆でパーティは難しいかもしれませんが、きっと楽しいひと時を作ってくれるのではないかと思います。

 みんなで食べるものに、焼き肉やお鍋もありますが、チーズフォンデュや串カツなども皆で揚げながら食べるのも楽しいですよね。

 私が小学生の頃、誕生日など、友達や皆が集まるときに母が作ってくれて今でも覚えているものがあります。小さく一口サイズに握ったおにぎりの上に焼いたソーセージをのせて爪楊枝で固定。これをたくさん作ってくれたのを憶えています。皆でワイワイしながら一口で食べれる。今日のレシピと一緒に作ってみたいなあと思います。

 今回もケチャップライスのコロッケがありますが、初めてライスコロッケを食べたときは衝撃でした。「ご飯のコロッケか~」という感じでした。でもトマトソースやケチャップのご飯にチーズが入っていて、それをコロッケの様に上げる。食べると中のチーズがトロっと出てくる。美味しい。しばらくははまっていました。
 コロッケもいろんな具材でできるんだなあと思います。じゃがいもだけでなく、かぼちゃだったり、おからだったり。またポテトサラダのコロッケだったり。いろんな食材を試してみるのもいいかもしれませんね。

 ではそろそろレシピを紹介しますね。

「揚げないミニコロッケ5種」

材料(作りやすい量)

パン粉 
サラダ油
A(ケチャップライス)
ご飯   1
ハム   1
玉ねぎ   1/8
塩胡椒
ケチャップ 大さじ1
B(ひよこ豆)
ひよこ豆 1/2
マヨネーズ 大さじ2
塩胡椒
パセリ
C(かぼちゃ)
かぼちゃ   1/

D(ブロッコリーポテト)
じゃがいも   1
ブロッコリー  4切れ
マヨネーズ
塩胡椒

E(えび)
えび     4
塩胡椒
ケチャップ

(作り方)
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パン粉に油をかけてこげないように茶色になるまで炒める。
これを丸めた具にまぶしてコロッケにする。

A:炒めて丸める
B:ひよこ豆は一度茹で、つぶして味付けして丸める。
C:一口大に切ってレンジで軟らかくし、皮を取って味付けし丸める。
D:じゃがいもはレンジで軟らかくしマヨネーズで混ぜる。ブロッコリーをゆでてしっかり水気を切り、じゃがいもで包んで丸める。
E:塩胡椒で炒める。周りにケチャップをぬって衣をつける。

2020.11.15

「厚揚げのテリーヌ風」のレシピを紹介しています。

 webでの学会が終り、今日はとてもいい天気です。散歩気分になりますね。
 渡邉医院のハナミズキの葉の赤さもどんどん深くなってきています。また山茶花の蕾も少し赤くなってきました。

 今日は「厚揚げのテリーヌ風」のレシピを紹介します。
 「厚揚げでテリーヌ?テリーヌ、テリーヌと言っているけど、テリーヌって何?」と思ったので少し調べてみることにしました。
 テリーヌは本来は陶器でできていたり、琺瑯引きの鋳鉄でできた容器のことを言うようです。そして長方形の形をしたものをテリーヌ型というのが一般的だそうです。ですから、テリーヌは長方形の形をした容器のことをさすようです。
 そして、料理のテリーヌは、このテリーヌ型の容器に入れて作ったものを言うようです。
 フランス料理では、レバーやミンチ。フォアグラや野菜、そして魚介類等もこのテリーヌ型の容器に入れて調理したものということのようです。ですから、テリーヌ型に入れた具材をオーブンで蒸し焼きにしたり、具材と一緒にゼラチンを入れて冷やして固めたものもテリーヌと呼ぶようです。
 今はテリーヌいを頼むと、切って食卓に出てきますが、本来は、このテリーヌ型の容器に入れたまま食卓に出てくるようです。

 テリーヌは高級なフランス料理というイメージがありますが、もともとは、中世のヨーロッパで保存食として作られていたものだそうです。冬場の食糧が不足する時期に、余った肉y多野菜、魚介類などを具材にしてテリーヌ型の容器に入れ、焼き上げたものが始まりのようです。1週間ほど保存がきくので、家庭の保存食のような感じだったようです。
 今回のレシピは「厚揚げのテリーヌ風」。和と洋が組み合わさったレシピになっています。
 厚揚げも煮たり焼いたりだけでなく、フランス料理にも変身できるのですね。私は厚揚げ、焼いて生姜や茗荷をのせてお醤油かけて食べるのも好きです。
 ではレシピを紹介しますね。

「厚揚げのテリーヌ風」

材料(作りやすい量)
厚揚げ     2
コンソメ   1/2個
★ツナ缶   1缶
★マヨネーズ 大さじ2
キウイ    1/2
生ハム     4

(作り方)
①厚揚げの上の皮だけ切り取る。
②皿に入れコンソメをかけてレンジで1分温めてる。
 冷ましておく。
③★をなめらかになるまで混ぜる。
④キウイは5mm暑さの半月切にする。
⑤②の水気を切り、③と④のせ、もう一枚の厚揚げを豆腐面が下になるように重ねて半分に切る。
⑥⑤を生ハムで巻く。
⑦食べやすい大きさに切る。

2020.11.14

「第75回日本大腸肛門病学会を終えて。Part2

 今回は「第75回日本大腸肛門病学会を終えて。Part2」を報告しますね。

 今年はwebでの学会だったので、直接先生方とあってお話はできませんでしたが、コンピューターの画面に知っている先生の顔が映ると、久しぶり肝と懐かしさが

湧いてきます。いつもだったらこの後先生方と飲みに行ったりして楽しいひと時を過ごしていたんだろうなあと思うと少し残念です。

 さて、昼からのパネルディスカッション「大腸肛門機能以上の評価と治療」に参加する前に幾つかの口演を視聴しました。

 その一つは「内痔核に対するフェノールアルモンド油(パオスクレー)を用いた硬化療法の有用性の評価と無効症例の検討」です。
 その結語は、「内痔核に対するPAOを用いた硬化療法は、特に出血例に対して有効であり、合併症もなかった。しかし、進行度が3度で病悩期間の長いものには無効の症例も認められた。」というものでした。
 渡邉医院では積極的にパオスクレーによる痔核硬化療法を行っています。私の祖父のころから痔核硬化療法を始めています。渡邉医院は90年すぎていますから、90年以上前から痔核硬化療法を行っていることになります。パオスクレーが出来る前は独自に痔核硬化剤を作って使っていました。そういったこともあって、痔核硬化療法に関しては渡邉医院は歴史と経験が豊富だと思います。

 パオスクレーの一番の適応は出血であることは間違いありません。パオスクレーは出血している内痔核には良く効き、パオスクレーの痔核硬化療法で内痔核の出血は治まります。ただ、脱出してくる内痔核に対してもある程度有効です。でも十分に効果を出すには、局注するパオスクレーの量が大切です。
 やはり1箇所の内痔核に対して5ml以上はしっかり打ちたいです。5ml以上と未満ではやはり効果が違います。特に脱出してくる内痔核に対しいては量が大事です。発表では全体で4mlとのことでした。やはりパオスクレーの量が少ないのではないかと思いました。
 渡邉医院では1箇所の内痔核に5mlを打つようにしています。ですから3箇所の場合は15ml打つことになります。ただ、1回で15mlを打つことが出来ないので、2回に分けてしっかり局注することにしています。

 もう一つ気になった口演が「温水洗浄便座使用状況と肛門疾患の関連についての考察」という演題でした。
 温水洗浄便座が登場して50年以上も経つんだなあとと思ったのと、日本国民の約7割が使用しているとのことでした。戸川純の「おしりだって洗ってほしい」というCMは衝撃的でした。
 私も以前日本大腸肛門病学会で温水洗浄便座に関しての発表をしました。温水で洗うことで肛門の血流が行くなるという内容の発表でした。
 ただ、洗浄便座によって肛門の具合を悪くすることがあります。この口演の考察のところに、「洗浄便座を日常的使用している患者では掻痒や便もれといった症状を訴える割合が比較的高く、一部の肛門疾患の増悪の要因となる可能性が示唆され、正しい使用方法の指導が必要と考えられた。」としていました。その通りだと思います。
 清潔にしようと思い、洗浄する際の水圧が段々強くなり、しかも長い時間洗浄してしまうことがあるようです。強い水圧で洗浄すると、そのことで肛門を傷つけたりすることがあります。また直接肛門に水が当たると、直腸の中に洗浄水が入っていってしまいます。直腸に入った水はどうなるかと言うと、あとから出てきます。そのことで反対に肛門が汚れたり、ただれて皮膚炎になる可能性もあります。また、口演の考察にあった様に、直腸内に水が入ってその水が出てくるときに便もれのような症状が出ることもあります。きれいにしようと一生懸命洗ったことが、反対にそのことが原因となって、肛門が汚れたり、便もれのような症状が出たり皮膚炎の原因、そして増悪に繋がってしまいます。やはり温水洗浄便座は軽く洗ってサッと拭くことに心がける必要があります。

 午後からのパネルディスカッション「大腸肛門機能異常の評価と治療」では大腸の動きや肛門の状態を評価する様々な検査などが紹介されました。
 なかなか渡邉医院のような小さな診療所ではできないなあと思う検査でした。でも、必要と思われる患者さんはこのような検査などをしてもらい、大腸の動きなどの状態を診てもらい、正しい治療へとつなげていかなければならないと思いました。
 そのパネルディスカッションの中で「刺激性下剤依存症とその治療」という演題がありました。センナ、アロエ、ダイオウなどの刺激性の下剤を長期間連用すると、耐性が生じ、次第に大腸内外平滑筋間のアウエルバッハ神経叢が障害され、重度になると障害は不可逆性となって大腸通過時間が遅延してさらに多量の下剤を要する悪循環に陥るとしています。刺激性下剤を内服することで、大腸の動きを悪くしてしまい、そのことが元に戻らない状態になってしまうということです。やはり、便秘を治す適切な下剤を適切に内服して便秘を治すことの重要性、そして医師も安易に刺激性下剤を処方しないようしていくことが必要であるという話をされました。便秘は焦ることなくじっくり治していく必要があります。

 最後に、午前中の演題等が終った後、製剤メーカーが主催のセミナーがあります。その中で講演していた医師の話の中で印象に残ったのが食事に関してです。今、コロナ禍のなかで、一人で食事をする「孤食」が増えてきているという指摘がありました。皆で楽しく食事をするときは「主食、主菜、副菜」といったバランスのいい食事がとれるのに対して、「孤食」ではそういったバランスの良い食事が摂れず、栄養面だけでなく便秘にも悪影響がでるというお話でした。まだまだ収束がみえないなか、食事のことも気を付けていかなければならないなあと感じました。

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院名 渡邉医院
住所 〒602-8462
京都府京都市上京区浄福寺通今出川下ル
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TEL 075-441-4303

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