新着情報

2021.09.08

新型コロナウイルス感染症をめぐる課題1

 私は京都府保険医協会という京都府の開業医が構成している医療団体の役員をしています。先日、理事者学習会が開催され、そこで私が報告した内容を紹介しようと思います。

 テーマは「新型コロナウイルス感染症をめぐる課題」で、大きく二つのことについて報告しました。
 一つは、医療提供体制をめぐる課題、そしてもう一つはポストコロナを見据えた医療政策の動向についてです。
 まずは一つ目の医療提供体制をめぐる課題について紹介します。次回はポストコロナを見据えた医療政策の動向について紹介します。

「新型コロナウイルス感染症をめぐる課題」

新型コロナウイルス感染症をめぐる課題と協会の取り組みに関してお話しします。内容としては一つは医療提供体制をめぐる課題、そしてもう一つはポストコロナを見据えた医療政策の動向について。この二つに関してお話ししていきます。

まずは、医療提供体制をめぐる課題です。

今年の5月6日、新型コロナウイルス感染症の第4波が押し寄せる中、自宅療養中だった京都市の20代男性が亡くなる事例が発生しました。

ご本人は入院を希望していたが、京都府入院医療コントロールセンターは基準に該当せずと判断。京都市保健所が健康観察していましたが、5月5日に連絡がつかなくなり、6日未明に死亡が確認されました

このように一たび感染が拡大すると、病床が逼迫している中では、陽性でも入院できず、自宅療養・入院待機の患者さんが増加します。連日600人を超える患者さんへの健康観察を充分に行うだけのキャパシティを現在の京都市保健所は持っていないのではないでしょうか?

 さて、京都府におけるコロナ対策はどのようになっているかです。

PCR検査等で「陽性」が判明すると、患者さんの身柄が「主治医」から「保健所」に移されます。

保健所が中心になり、患者さんの処遇が決められます。

法律上は、指定感染症のうち、2類感染症の患者さんは「入院勧告」の対象なので、入院してもらうことが基本になります。入院することで本来ならば、主治医の手を離れた患者さんもしっかりと新しい入院医療機関への主治医につなぐことができます。でも現状ではそれができない状況になっています。

感染が拡大するなか、病床が不足するため、自宅療養や宿泊療養の患者が増えています。

 いくら「家庭医」「主治医」がいたとしてもいったんその手を離れてしまった患者さんが入院できないとなれば、その患者さんには医療を提供することができなくなります。ここが一番重要なところです

なぜこのような状況になってしまったかです。ここに入院病床数があります。感染症対策の根拠法である感染症法に基づいて設置されている京都府の指定感染症病床は、もともとは38床だけです。今回のような新興感染症のパンデミックに対応できる病床がそもそも確保できていなかったということです。

 

 次に京都市保健所の逼迫です。

 京都市のコロナ対応業務が激増し、1000時間超の残業者が38人であることが、京都新聞で報道されました。 

そのうち年間で残業が多かった京都市職員の上位5人はいずれも保健所所属の職員でした。いずれの職員もここにあるように1600時間を超えています。

新型コロナウイルスは感染者だけでなく、それに対応する保健所等の市の職員、医療従事者の命を奪うことになります。

では問題の所在はどこにあるのかです。

現在の基本的なルールは、陽性が確認されると主治医の手を離れ、当該患者が入院できない場合、保健所がその患者の医療に責任を持つことになります。

したがって、保健所が逼迫し、健康観察が十分に出来なくなれば患者は「主治医」の役割を担う者を失うことになってしまいます。新興感染症という治療法も確立していない未知の疾患の患者だけが、医療から遠ざけられることになります。

本来ならば陽性者は「主治医」から離れると同時に入院医療での「主治医」を持ち、医療が提供できなくなる空白を生まないように法律上はなっています。でもそれが今はできていません。

自宅療養の患者さんの生命を守るために、自治体と地域の医療者が連携し、新たな枠組をつくる必要があります。

そこで、協会が京都市に要請した内容が以下の三つです。

一、 入院待機中・自宅療養となっているすべての患者さんに対する保健所による健康観察を、今の一か所の集約ではなく、11区役所並びに3支所において行うこと

一、 そのために、専門職をはじめとした職員を各区役所に再配置し、各区役所の職員と共に健康観察業務をおこなうこと。また同時に、医師・保健師を増員すること。京都新聞の報道にもあったように過度な労働にならないように職員の生命・健康を守ること 

一、 各区役所・支所は、やはり地区医師会や地域の医療機関との連携し、担当する医師(主治医)、保健師を決め、容体に応じて、柔軟に対応できるようにすること。

です。

 

 このような要請の中、今度は宿泊療養中の60歳代の患者さんがなくなるという悲劇が今年の526日に再び起きました。

20日に入所以来、高熱が続き、施設では看護師の健康観察と出務医師の診察も受けていましたが、急変し、亡くなりました。

この事例は、宿泊療養施設では必要な医療が保障されるための医療体制が不十分であるということを明らかにしました。

<問題の所在>

まずは、宿泊施設が単なる「隔離」の場所ではなく、患者の生命・健康を守る十分な医療が提供できるような体制にすることが求められます。国による制度運用を見直すこと、そして自治体と保健所と地域の医療者が力を合わせて体制を構築することが求められています。

ようやく抗体カクテル療法等、新型コロナウイルス感染症の治療薬も開発が進んでいます。でも、現在の体制では入院患者にしか提供できません。この点も具体的な解決が求められているのではないでしょうか。

 そして外来でも、そして自宅でも治療できる治療薬が私たち開業医は望んでいます。

 何の武器を持つことなく、コロナに対抗することはできません。自分の無力さを感じなくて済む治療法が早く出てきて欲しいと思います。

 

 こういった、宿泊療養者に対しての要請を出しました。

. まずは医師の配置を強化することです。各施設内の患者の状況や医療の提供状況を一元的に管理できる専任の医師を常勤で配置すること

. そしてその医師の下に、出務医師や看護師が、チームで医療ができる体制を確立すること

. さらに、看護師についても、正式に京都府と雇用関係を結ぶこと

. 医師は、24時間・365日間配置すること

. 必要に応じて出務する医師による対面診療も可能とすること

. 急変時等、即応の求められる際には、現場医師の判断により、容体に応じて必要な対応が臨機応変に行えるようにすること

これら6項目を要請しました。

また86日には次のような要請をだしました。

 「陽性患者に「良質かつ適切な医療を受ける権利」を保障せよ」(2021.8.6

一、 新型コロナウイルス感染症の陽性患者は入院治療が原則であることを再確認し、一層の受け入れ病床確保が進むよう、さらに努力すること

一、 宿泊療養施設をさらに確保するとともに、同施設の機能を可能な限り病院に近づける方向で努力をすること。

一、 地域の医療者による宿泊療養施設・自宅療養者への医療提供を可能とするため、保健所の機能を拡充し、密接な連携体制がとれるようにすること。

一、 上記を前提に、抗体カクテル療法が宿泊療養施設・自宅療養においても実施できるよう適応を拡げ、十分確保すること

 さて、ワクチンに関しても課題があります。

ワクチンをめぐって協会は繰り返し、府・市に接種体制の強化を要請し、自治体もそれを受け止め、改善を重ねてきました。

ようやく体制が整い、集団接種・個別接種ともに接種が進むと思った矢先に、国が供給不足を明らかにしました。これにより、接種医療機関や自治体はせっかくの予約をキャンセルしてもらう業務を強いられることになりました。

協会は、国がワクチン供給の全体像を明らかにし、十分なワクチンが地域に届くよう、国に対しても要請を行っています。

そして国にワクチン供給に関して以下のような質問をしました。

1.何故ワクチンが需要過多に陥ったのか?

2.解決のために具体的に都道府県、市町村、医療機関は何をすればいいのか?

3.いつごろにどれだけの供給があるのかを明確に示していただきたいこと。

4.ワクチンの供給量が不足で、接種を実施している医療機関などで混乱が起こっている中、なぜ大規模接種を優先するのか?

しかしながら、これに対しての回答はまだ国からはありません。

2021.09.08

私は脱肛ですか?

 時々患者さんから「私で痔ですか?」と聞かれると同じように、「私は脱肛ですか?」と聞かれることがあります。
 「痔ですか?」に関しては以前お話ししたことがありますが、国語辞書で「痔」と調べると、「肛門の病気」とあります。ですから国語辞書的には肛門の病気を「痔」ということになります。この「肛門の病気」=「痔」に症状を「痔」の前につけて肛門の病気を表しているようです。例えば肛門に「いぼ」のようなものができた肛門の病気を「いぼ痔」。肛門が切れた病気を「切れ痔」。穴ができた肛門の病気を「穴痔」。肛門がかゆい病気を「痒痔」のようにです。
 ですから内痔核や外痔核は肛門にいぼのようなものができるので、まったく違う病気ですが「いぼ痔」とまとめられてしまっているようです。
 また排便時に出血する場合は、傷がついて出血するというくくりで、内痔核からの出血でも、裂肛による出血でも「切れ痔」とくくられてしまうようです。このように、本当の病名ではなく、「○○痔」として呼ばれるので、混乱されてしまうことがあります。
 例えば、内痔核がだんだん悪くなってくると、排便時に内痔核が外に出てきて、指で押し込まなければならなくなることがあります。これは内痔核が脱出してきたので、もとの位置に戻すといいので、押し込むことになります。それに対して外痔核は肛門の外にできるので、内痔核のように押し込むことはできません。時々、「いぼ痔が出てきたので、押し込もうとしても入りません。痛いだけです。」という患者さんがいます。これは外痔核なので、押し込むことはできません。血栓が詰まって腫れていたいので、押し込もうとするとかえって痛くなります。このように内痔核と外痔核は全く違う病気ですが、「いぼ痔」という言葉でひとくくりされていることで生じる誤解です。

 さて、もう一つ患者さんに聞かれることに、「私は脱肛ですか?」ということがあります。

 「脱肛」も同じです。脱肛は排便時に肛門上皮の部分が外に出るように動いて、スムーズに便が出るようにする肛門の動きを言います。
 肛門の外側から約23㎝ほど中に皮膚の部分があり、ここを肛門上皮と言います。排便時には、ただただ肛門が広がって便がでるのではなく、排便時に力んだ時に、肛門上皮が外に出るようにして便が出ます。ですから具合よく、気持ちよく便が出るためには、肛門が具合よく脱肛することが必要です。ですから「脱肛」は排便時に気持ちよく便が出るための肛門の動きのことを言います。
 ではなぜ「私は脱肛ですか?」になるかです。内痔核がだんだん悪くなると、排便時に内痔核が肛門の外に出てくるようになります。そして指で押し込まなければもとに戻らなくなります。この状態を第Ⅲ度の内痔核と言います。その際に内痔核が肛門の外に出ることを「脱出」と言います。おそらくこの「脱出」と「脱肛」がこんがらがってしまっているのだと思います。おそらく「私は脱肛ですか?」と聞かれた時の「脱肛」はこのようなことだと思います。それは、内痔核が第Ⅲ度の内痔核になると、排便時に内痔核が脱出して戻さなければ脱出したままになります。この時に起きていることはこうです。排便時に肛門は脱肛しながら便が出ます。その時に内痔核は脱出します。そして脱出したままにしておくと、肛門は脱肛したままの状態になります。この一連の動きを「脱肛」という病名にしているのだと思います。ですから、「私は脱肛ですか?」は「私は第Ⅲ度の内痔核ですか?」ということだと思います。

 このように肛門の病気だけでなく、一般に呼ばれている病名と本当の医学的病名とは異なることがあります。例えば、「盲腸」と言っているのは「急性虫垂炎」ですし、「脱腸」は「鼠径ヘルニア」などの「ヘルニア」だったりします。
 やはり私たち医師は「あなたはいぼ痔ですよ。」ではなく、「あなたは内痔核ですよ。」と正確な病名を患者さんに伝えなければなりませんし、患者さんも自分の正しい病名を憶えておく必要があると思います。

2021.09.05

第14回内痔核治療法研究会総会を終えて

  今日は去年、新型コロナウイルス感染拡大によって中止された第14回内痔核治療法研究会がwebで開催されました。
 今回のテーマは、ALTA療法(ジオンという痔核硬化剤を用いて四段階注射法という方法で痔核硬化療法を行い内痔核を治す治療方法)に関して、患者さんにどのように説明しているか、インフォームドコンセントをしているかでした。
 パネルディスカッション1では「ALTA療法選択のインフォームドコンセント」。パネルディスカッション2では「ALTA療法施行時の有害事象のインフォームドコンセント」についての討論でした。
 私はパネルディスカッション2で発表し、パネリストの先生方とディスカッションしました。
 まずは、私の発表内容を紹介します。

「ALTA療法有害事象に対してのインフォームドコンセントの内容とそのタイミング」

 はじめに、ALTA療法が出現するまでは、第Ⅲ度以上の内痔核に対してはLEなど、外科的切除が基本でした。どうしても傷ができ、そのため術後や排便時の痛み、また晩期出血など出血が患者さんを苦しめます。そのため、私たちは痛みや出血を軽減するために工夫をしてきました。

 ALTA療法の出現で、治療は一変しました。適応をしっかり見極め、四段階注射法を遵守することで、比較的に簡便に治療効果を得ることができます。そしてALTA療法の最大のメリットは、痛みなく治療できるところです。したがって、当院では、ALTA療法の最大のメリットを生かすために、ALTA単独療法を基本にしています。

 さて、ALTA療法は低侵襲の治療法と言われています。本当にそうでしょうか?
 ALTAを局注した部分では激しい反応が起きています。しかし、ALTA療法によって、痛みなく脱出や出血は早期に取り除かれ、患者のQOLは改善されます。このことが、医師や患者がALTA療法を安易に考えてしまう危険性があるのではないかと思います。

 患者さんには「手術で治していたものを注射で治す。注射した部分にはものすごい反応が起きているのですよ。」と伝えています。

 当院の副作用の発生頻度ですが、血圧低下は341.2%です。ALTA療法施行時、直後が24例で71%を占めています。トイレでの血圧低下が515%。2時間以降の血圧低下は発生していません。

 徐脈は26例、0.95%。ALTA療法施行時、直後が19例、83%を占めています。トイレでの徐脈が414.5%、2時間以降の徐脈は発生していません。

 発熱に関しては、ALTA療法当日から2日目までの発熱は29例、28%、6日目から10日目までは56例、54%と二峰性で、6日目から10日目までの発熱が多い傾向にあります。
 このような副反応の発生頻度をもとに患者さんにインフォームドコンセントをしています。

 そのタイミングは、初診時、術前の診察時、ALTA療法施行後3時間後、退院時、約1週間後の受診時、そして1か月後の診察時の6回の時点で話をしています。それぞれ話す内容は違い、今の状況や今後注意することを話しています。

 初診時には内痔核に関しての説明。そして、現在の患者の内痔核の程度や、第Ⅲ度以上の場合は、LEALTA療法などの治療の必要性をお話しします。そしていずれの治療方法についても説明します。
 LEでは、術後の疼痛、早期出血や晩期出血の発生頻度や、その時の対処方法について説明します。
ALTA
療法の適応があれば、当院でのALTA療法の流れをはなし、メリットとしては、傷ができないので痛みがないこと、1%の晩期出血がないこと。また、出血や脱出などの症状は早期に軽快することをはなします。
 デメリットとしては、ALTA療法は万能な治療方法ではなく、適応を見間違えると治らないばかりか、悪化してしまうことなどを話します。そして、当院での副作用の発生頻度をお話しします。
 そして 最後に、手術で治すのを注射で治す。手術のように術後の痛み出血はないが、注射した局所では激しい反応が起きていることを理解していただきます。
 当院でのALTA療法の流れをお話しします。
 当院では、ALTA療法は基本12日の入院での治療となります。退院後は約1週間後と1か月後の受診としています。発熱に関しては発生する時期を話し、予定の受診日以外にも、痛みや出血など、気になる症状が出た場合はすぐに受診してもらうように伝えます。
 ここまでのことを初診時に説明します。

 ALTA療法施行する前の診察時には、局所麻酔をすること。手術と違い、傷ができないので、傷の痛みはないこと。ただ、肛門に傷がなくても、麻酔が切れる1時間後までは、肛門が収縮することで痛みが出ることがあり、この際は、消炎鎮痛剤を内服してもらうように説明しています。
 血圧低下や徐脈に対応するため点滴をすること。血圧低下や徐脈はALTA療法施行後2時間までに起きているので、2時間経って症状なければ終了することなど説明しています。

 3時間後では、ALTA施行後の状態を話しています。また、局所麻酔は完全に切れていること。痛みがあれば消炎鎮痛剤を内服してもらうこと。排便はできれば明日にするのが望ましいが、我慢はしなくていいこと。そして食事はしっかり摂ってもらうことなどをお話ししています。

 退院時には、初診時に話した内容をもう一度お話しします。
 排便があれば、排便時の出血と脱出の有無を聞き、患者さんには便意があれば、これまで通りに排便をするよう指示します。
 また、入浴等、日常の生活には制限がなく、食事もこれまで通り摂っていただくように話します。
 副反応に関しては、ALTA療法施行後2週間までに約4%に発熱があること。そして発熱の出現時期、特に710日目の発熱が多いこと。今はコロナ感染症のこともあり、咳、咽頭痛などの症状がなく急な発熱はALTA療法の副反応であること。発熱した場合、解熱剤の内服をしてもらうようにしています。また、痛みや出血の症状が悪化したり、その他、気になる症状があれば、受診していただくように指導しています。

 約1週間後には、退院後の排便時の出血、脱出、そして熱発の有無をききます。
 受診日まで熱発がなくても、2週間までに熱発する可能性があることを話します。
 排便の状態はどうか?排便があるが、細い便が出る、出るのは出るが出しにくい。排便時に脱出しないが、するような気がする。などの症状を訴える患者もいます。出血や脱出の症状がなくても治ったわけではないこと、手術とALTA療法の違いなどをお話しします。

  1か月後は、排便時の出血や脱出の有無、熱発があったか。排便時の状態がどうかをききます。
 1か月後の受診の際、特に問題がなければ一応終診とします。ただ、その後も、何か気になる症状があれば、受診してもらうように指示しています。
 そして最後に患者さんに話すことは、「必ず肛門の病気には自覚症状がでること。なんの症状もなく気が付いたら今回のようになることはないこと。そして悪くなるには排便の状態など、必ず原因があることを話し、気になる症状があれば、すぐに受診するよう指導します。

 最後に、患者さんに対して、有害事象をどの時点で、どの範囲まで説明することは難しい問題です。
 1回にすべてのことを患者さんに話をしても、その内容をすべて確実に1回で理解してもらうことはなかなか難しいと思います。
 必要な時に、必要な説明をして理解していただくことが大切ではないでしょうか。
また、患者が不安に思うであろうことを、先手先手に説明していくこと、このことも大切であると考えます。

 

2021.08.21

9月のレシピを使っての「ストック食材を使って」の献立を紹介します。

 長雨のせいか、8月の真夏の暑さはなく、朝夕は寒さを感じます。まだまだこれから暑い日が来るのだと思いますが、何か夏の終わりのような錯覚を受けてしまいます。ちょっと変な気候が続きますね。台風が近づいているようです、長雨に引き続いての台風接近。さらなる災害が起きないことを願うばかりです。

 新型コロナウイルスの感染拡大も広がり、これまで通りの取り組みだけでは収束へとは向かわないのではないかと思います。ワクチン接種も進んでいますが、ワクチンを接種しても感染しないわけではありません。ワクチンだけでなく、早く治療薬という武器が私たち医師には必要です。カクテル療法も始まりましたが、誰もがすぐに行える治療方法ではありません。また入院での治療、そして感染早期に投与する必要があります。感染が判明したら、直ぐに外来での埋伏薬などの治療薬が投与ができるようになって欲しいと思います。

 さて、話は変わりますが、金曜日にジオンによる四段階注射法による痔核硬化療法(ALTA療法)の研修に医師が渡邉医院に来られました。

 ALTA療法は、ALTA療法に関する講習を受け、そして実際にALTA療法を行っているときの手技の研修をしなければ行うことができません。そのための研修に来られました。

 いつもは私一人での診療。研修に来られた先生とALTA療法に関して話をしたり、それ以外にも肛門疾患に関しての診察方法、治療方法などを話したいすることができることは、私にとってもとても楽しく、また私自身勉強にもなります。少しウキウキした感じになります。やはり同じ医療を目指す医師と一緒に治療方法に関して語る。とても有意義で楽しい時間です。研修が終わり帰られる先生に「また時間があったら遠慮なく、渡邉医院に来てくださいね。また遊びに来てくださいね。」と声を掛けました。同じ肛門科を目指す仲間が増えることはとてもうれしいことです。

 京都にも、肛門疾患に関しての研究会を立ち上げたいという思いもあります。もっともっと肛門科のレベルを上げていきたいなあと思います。

 さて、9月におレシピは「ふだんの食品で備蓄!」テーマに紹介してきました。今回は、そのレシピを使って「ストック食材を使って」の献立二つを紹介します。

 「ストック食材を使って」その1

・高野豆腐のミートソースグラタン
・ビーンズサラダ
・ペペロンチーノきゃべつ
・ご飯

「ストック食材を使って」その2

・仙台麩の生姜焼き
・焼き鳥缶の酢豚風
・ひじきと春雨の中華サラダ
・ポテチオムレツ
・ご飯

2021.08.20

「ビーンズサラダ」と「ペペロンチーノキャベツ」のレシピを紹介します。

 9月のレシピのテーマは「ふだんの食品で備蓄!」で紹介しています。今回は最後のれしぴ二品、「ビーンズサラダ」と「ペペロンチーノキャベツ」のレシピを紹介します。

 さて、今日、母を迎えに行った帰り道、一緒にコンビニに行き、東の空を見てみると、夕焼けの中に虹が少しかかっていました。薄ピンクの夕焼けの中に薄っすら虹。初めて見る景色でした。

西の空を見ると、今度は真っ赤に染まった雲の夕焼け。れぞれ幻想的な景色でした。

 母の家に入って、母を着替えさせているうちに、周りの景色も一変。赤く染まった空はもう暗くなっていました。ほんのわずかな時間の自然が映し出した芸術でした。

 同じ場所から見る空や雲。その日その日によっていつも違った顔、表情を見せてくれます。

 空や空に浮かぶ雲。いつ見ても違って面白い。そして本当にいたまでも見ていることができます。

 最近なかなか空を見上げて、ゆっくり空や雲を見ることがありません。たまには雨が降っていない、いい天気の日には、のんびり何も考えずに空を見上げて、ゆっくり流れる時間を楽しみたいものです。

 さてそろそろレシピを紹介しますね。

「ビーンズサラダ」

材料(作りやすい分量)

★ミックスビーンズ缶 1缶     
★ツナ        1缶
きゅうり      1/2
マヨネーズ     大さじ1
塩胡椒

作り方
①きゅうりは1cm角に切り、他の材料と混ぜて塩胡椒で味を整える。

「ペペロンチーノきゃべつ」

 

材料(作りやすい分量)

きゃべつ       1/6
★粉末パスタソース
(ペペロンチーノ)  1袋
オリーブオイル     少々

作り方
①一口大にちぎったきゃべつをパスタソースで和え、オリーブオイルをかける。

2021.08.20

「仙台麩の生姜焼き」のレシピを紹介します。

 9月のレシピは「ふだんの食品で備蓄!」をテーマに紹介しています。

 今回は、「仙台麩の生姜焼き」のレシピを紹介します。

 さて、今週は、お盆休みあけのせいか?長雨のせいか?また、新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴う緊急事態宣言の影響か?渡邉医院の外来は、のんびりです。

 皆さんお尻の具合が良ければいいのですが、お尻の具合が悪いのに受診できないのであったら、それはとてもまずいことだと思います。具合の悪いところがあったらしっかり治せるように私たちも取り組まなければと思います。

 さて、後から管理栄養士さんから仙台麩について少し紹介がありますが、私も少し「麩」について調べてみました。

 「麩」は小麦のグルテンから作られるそうで、形や大きさ、また、色合いなどいろんなものがあるようです。さらに、全国各地で御当地の「麩」もあるようですね。その土地その土地で、地域の特徴をふまえて、様々な「麩」が作られているようです。そしてその種類は100種類にも及ぶそうです。

 いろんな「麩」の見た目だけではなく、作り方や、それによる食感などいろんなバリエーションがあるようで、「麩」だけでも食べ比べると面白いですよね。

 調べてみると「麩」の種類には、「生麩」、「手まり麩」、「よもぎ麩」、「すだれ麩」、「焼き麩」、「小町麩」、「仙台麩」、「庄内麩」、「安平麩」、「車麩」、「京花麩」などたくさんの種類の「麩」が紹介されていました。

 「仙台麩」は宮城県、岩手県の特産だそうで、別名が「油麩」と呼ばれているそうです。油で揚げているため、ボリューム満点だそうです。

 今回はその生姜焼き。肉を使った生姜焼きに似たような食感や味があるのかなあと想像します。

 ではそろそろレシピを紹介しますね。

「仙台麩の生姜焼き」

材料(1人分)

★仙台麩    6枚 
片栗粉     少々
サラダ油   小さじ2
玉ねぎ    1/4
舞茸     1/2袋
生姜(チューブ)2cm
焼き肉のたれ 大さじ2
水      大さじ2
きゃべつ    2

作り方

  • ①仙台麩は水につけて戻し、水気を絞って、片栗粉をつけて油を敷いたフライパンで焼く。
  • ②スライスした玉ねぎと舞茸を①の横で炒める。
  • ③②に焼き肉のたれ・水・生姜を入れてからめる。
  • ④千切りきゃべつと一緒に盛り付ける。

*災害時はビニール袋調理にしたり、煮物を作ることもできます。
*調味料もいつもあるものを使って簡単に。

「管理栄養士さんから一言」

仙台麩(油麩)
 麩は小麦粉からでんぷんを洗い流したグルテンで、たんぱく質が豊富で、神経の伝達や記憶力にも関連するグルタミン酸も含みます。これを油で揚げたものが仙台麩です。
 だしを吸うのでおでんやすき焼きなどの煮物や、炒め物、卵とじ丼などもおいしく作れます。

2021.08.17

「焼き鳥缶で酢豚風」のレシピを紹介します。

 今日は、お盆明けであったのと、雨も降っていたためか、とてものんびりとした外来でした。
 昨日の16日の方が忙しかったです。渡邉医院は皆さんが忙しいときは、とても暇です。

今はコロナ禍でなかなか御祭りもできませんが、御祭の時も意外とのんびりした外来になります。暇なときは「今日はどこかで御祭かなあ?」と冗談を言っていました。
 なかなか雨も上がらず、これからしばらくは雨が続きそうです。今以上に災害が起きないでほしいです。

 さて、9月のレシピのテーマは「ふだんの食品で備蓄!」です。なかなか平時には非常時のことを考えることは難しいですが、災害に備えてある程度準備が必要ですし、災害時にはどのように対応したらいいのか、考えておかなければなりませんね。

 今日のレシピは、「焼き鳥缶で酢豚風」と「ひじきと春雨の中華風サラダ」です。

 私は酢豚が結構好きです。あの酸っぱ甘い酢豚。ご飯が進みます。今回は豚肉でなく、鶏肉。それも焼き鳥缶を使った酢豚風。なんとなく食感と味は想像つくのですが、一体どんな感じになるのかとても楽しみです。レシピを見ると、とても簡単にできそうです。また「ひじきと春雨の中華風サラダ」は肛門科的にはお腹の調子を良くして、便秘に良さそうです。是非作ってみて下さいね。

 ではそろそろレシピを紹介しますね。

「焼き鳥缶で酢豚風」

★は備蓄食材・ある材料を組み合わせて

材料(作りやすい分量)

★焼き鳥缶(たれ) 1缶     
玉ねぎ        1/4
人参      2cm
ピーマン 1
ケチャップ     大さじ1
塩胡椒
ごま油

作り方

①野菜を1口大に切ってごま油で炒め塩胡椒をし、焼き鳥缶を汁ごととケチャップを混ぜる。

「ひじきと春雨の中華風サラダ」

材料(作りやすい分量)

★ひじき         3g
★春雨          15g
★きくらげ     2
きゅうり      1/2
ポン酢      大さじ2
ごま油      小さじ2
砂糖       小さじ1

作り方

①ひじき・春雨・きくらげはさっとゆでて、きゅうりの線切りと調味料で和える。

2021.08.16

「ポテチオムレツ」のレシピを紹介します。パッククッキングで。

 9月のレシピのテーマは「ふだんの食品で備蓄!」です。

 今日の京都は、これから夕方にかけてまた雨が降る天気予報です。
 朝、自宅から診療所にくる際、賀茂川も見てみると、昨日ほどの流れではなく、少し落ち着いてきたのかなあと思っていましたが、これから明日にかけてまた大雨だと、賀茂川の流れも激しくなるのかなあと心配です。
 昨日は、大雨の影響で京都市も被害が出ました。これ以上、被害が拡大しないように願うところです。

 さて9月のレシピの第2弾は「ポテチオムレツ」です。ポテトチップスを使ってのオムレツ。ポテトチップスの食感は少し残るのかなあと想像しながらレシピを見ています。

 レシピの中にあるように、ポテトチップスにはいろんな味のポテトチップスがあります。塩味やバーベキュー味、またコンソメ味等、コンビニを除くといろんな種類のポテトチップスがあります。いろんなポテトチップスを使って食べ比べするのも面白いなあと思います。
 自分の一押しの「ポテチオムレツ」を見つけて下さいね。
 今回は、以前にも紹介したパッククッキングを使ってのレシピです。是非作ってみて下さいね。

 そろそろレシピを紹介しますね。

「ポテチオムレツ」

材料(1人分)

★ポテトチップス20g
★牛乳   大さじ2
卵       1
ケチャップ   適宜

高密度ポリエチレン袋

作り方

  • ①高密度ポリエチレンの袋にポテトチップス(お好きな味)を入れてよく砕く。
  • ②①に牛乳と卵を入れてよく混ぜる。
  • ③袋の空気を抜き、上の方をくくって、お湯を沸かした鍋に入れ10分煮る。
  • ④皿にだし、ケチャップを添える。


「管理栄養士さんから一言」

パッククッキング(2019.5にも紹介しました)

加熱しても溶けにくい(高密度ポリエチレン)袋に食材を入れ、
お湯を沸かした鍋で袋ごと煮る調理法です。1品ずつ鍋を使わないので洗いものも少なく、
一度にいろいろな料理が作れるので加熱時間も短くて済みます。
11人分で作るので、袋のまま保存すれば作り置きにも適しています。

 

2021.08.16

「高野豆腐のミートソースグラタン」のレシピを紹介します。

 先週末から各地で大雨が続き災害が発生しています。京都でも東山や山科、そして左京区で雨の被害が出ています。
 新型コロナウイルスの感染拡大の中、さらなる自然災害。不安が全ての人たちを包み込んでいます。     

 とても息苦しい、そして何かふさぎ込んでしまう暗くなる話題ばかりです。何かホッとする、そして心癒される話題が本当に欲しいと思います。
 私たちは何か先に光を見出せてこそ頑張れるのだと思います。

 さて、今回は管理栄養士さんが、91日の防災の日に向けて防災食や備蓄をテーマにレシピを考えて下さいました。そんな管理栄養士さんからこんなメールが届きました。

「連日の大雨、各地で災害が起こり、京都市にも避難指示が出され、この雨がまだ降り続くかと思うと大変心配です。コロナも毎日過去最高を続けていて先の見えない不安が広がっているように感じます。 

 今月は91日の防災の日に合わせて、防災食・備蓄をテーマとしました。(作ってる最中にこの雨でびっくりしています)
 特別に備蓄用として準備するのではなく、普段使っている食材で日持ちのするものを少し多めに買い置き、普段も使い慣れいざとなったら災害に備えることで、災害時の不安な時でもいつもの味が食べられ、「災害専用で買っておいたからどこにあるか、どうやって使ったらいいか、おいしいかもわからない」といったことが防げます。
 お買い物に行けないときにも便利です。

 食事が体内時計の同調にも、体力・免疫力・自律神経にも関係していると言われます。特別な時だからこそ、『いつもの食事』が大切だと思います。」

 さて、9月のレシピのテーマは「ふだんの食品で備蓄!」です。そして第一弾は「高野豆腐のミートソースグラタン」です。
 ではレシピを紹介しますね。

「高野豆腐のミートソースグラタン」

材料(1人分)

★高野豆腐   1
★牛乳    100ml
★ミートソース 1
冷凍ほうれん草 40g
冷凍なす    60g       
チーズ     30g 
塩胡椒     少々

作り方

  • ①高野豆腐に牛乳をかけて戻し、一口大に切る。
  • ②器に①と冷凍野菜を入れ、ミートソースをかけてチーズをのせてオーブントースターで焼く。

 *災害時はビニール袋調理にしたり、普段の高野豆腐の煮物を作ることもできます。

「管理栄養士さんから一言」

ローリングストック
 9月1日は防災の日。今月はローリングストックをご紹介します。
 普段使っているレトルト・缶詰・干物・ジュースなど日持ちするものを少し多めに買っておき、使った分を足していつも備蓄しておき、災害時には防災食として使う方法です。
 期限切れを防ぐためにもストック食材で料理する日を作りましょう。いざというときでも食べ慣れた味があるとほっとします。

2021.08.15

76回目の終戦の日

 今日、815日は76回目の終戦の日です。私たちはこの日を決して忘れてはいけません。そして二度と戦争を引き起こしてはいけません。

 戦争は人の命を奪うだけでなく、命を奪った人の心を壊しててしまいます。

 自分の暮らす町、家、そして家族まで、いつも意識はしていなくても自分を優しく包み込んでくれるすべてのものを失ってしまいます。

 私は、戦争を経験していません。ですから、実体験としての戦争の怖さを知りません。しかし、それだからこそ、戦争の怖さを経験していなくても、しっかり感じ取れる心をそして想像力を常に持ち続けていたいと今日、決意を新たにしたい。

 この文章を書く前に、ふと母は終戦の日は何歳だったのだろうと思いました。
 母は昭和9年生まれ、今年で87歳。終戦当時は11歳だったことになります。11歳。その時の経験はしっかり記憶にあったと思います。でも残念ですが、母とは母の戦争体験をゆっくり話したことがありません。今は認知症になってしまっているので、そのころのことは決して母から聞くことはできません。
 でも、母は、その時の経験を何らかの形、目に見えない形で私たちに残し、伝えてくれているのだと思います。そのことをしっかり感じ、次の世代へと繋げていかなければなりません。

 さて、私たち医療従事者は、国民の命と健康を守ることを責務としています。

 「健康」とは肉体的に、そして精神的に病んでいない状態だけでなく、経済的、そして社会的にも満たされている状態のことを指します。こういったことから、「健康」と「戦争」は真逆の関係にあります。
 私たち医療従事者は国民の「健康」を守るために、戦争のない、平和な社会を目指す取り組みをしていかなければなりません。

 そのことは、声高らかに「戦争反対!」と訴えるだけではないと思います。目の前にいる患者さん一人一人の「健康」を守る、病気や生活を守る、このことが戦争のない平和な社会に繋がっていくと確信します。

 今、新型コロナウイルスの感染拡大のなか、2度目の終戦の日を迎えました。このコロナ禍だからこそ、私たちは戦争のことをしっかり考え、忘れてはいけないと思います。

 今、新型コロナウイルスの感染拡大が広がり、感染者が増えています。本来ならば感染者は入院してしっかり医療を提供され保障されなければなりません。
 でも今はそれができない状況になっています。自宅療養者が増加し、その患者さんをどう診ていくかが重要になってきています。
 新型コロナウイルスに対しての有効な治療薬がまだ無い中、対症療法を行うしかありません。ワクチン接種も一つの有効な手段ですが、ワクチンを接種したとしても感染しないわけではありません。やはり、新型コロナウイルスに感染して無症状、軽症のうちに治療する治療薬が早くできることを期待します。

 地域で開業している医師も新型コロナウイルに対する治療薬という武器を持たずに戦っています。でも治療薬がない中、ただ寄り添うだけにもなり、自分ができることの無力さをも同時に感じています。 でも医師は、治療法がなく対症療法のみになっても、救急車を呼ぶことになっても、重症化していくかどうかを見極める能力は持っています。
 今、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養になっている人は、保健所の医療ではない「健康観察」が頼りになっています。しかもその「健康観察」さえ十分に行えていません。やはり感染された方には、空白なくしっかりと医療につなげ、医療を保障していく体制を作ることが早急に必要です。

 入院医療が拡充され充実するまで、そして外来でも投与できる治療薬ができるまで、私たちのできることをしっかり取り組んでいかなければと思います。

 76回目の終戦の日を迎えて、今、私の感じている思いを書いてみました。

1 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 92
075-441-4303 LINEで相談 痔の手術漫画 youtube twitter
一番上に戻る
一番上に戻る
痔の手術漫画LINEで相談0754414303
渡邉医院 痔のコラム お尻のことでお悩みの方 痔の手術専用NAVI ~監修:渡邉医院~渡邉医院の強み 女性のお尻のお悩みサイト

医院情報

院名 渡邉医院
住所 〒602-8462
京都府京都市上京区浄福寺通今出川下ル
竪亀屋町255
TEL 075-441-4303

診療時間

診療時間 日・祝
9:00~12:00

※術後の患者さんも緊急対応いたします。
※日曜日・祝日は休診です。
※△は手術日となります。
※第3土曜日は休診にさせていただきます。
※完全予約制ですので、必ずお電話して頂き、予約してからの受診をお願いいたします。
予約の電話受付は平日12:00-14:30です。