情報を集め正しい判断をして政治を変えよう

選挙の結果与党が過半数を割り、少数与党になりました。その結果、今政治は混沌とした状況にあります。そして、今の社会は医療だけでなく、明るい未来が見えない状況が続いています。だんだん閉塞感のある、暗い社会になって来ています。そして今の状況を打開するには政治を変えなければなりません。そのためには、本来は、これまでの政治の何が間違っていたのかを一旦立ち止まって検証し、反省し未来に繋げて行かなければならないはずであり、そうあって欲しいのですがなかなかそこがすごく難しい。選挙で与党の議席は減りました。しかし、野党にもすごく不安を感じます。今までの自公の方がまだよかったということにならないようにしなければなりません。でもどうしたらいいのか、その方法が難しい。
今、市民がおかしな方向、間違った方向に引っ張られてしまっているように思います。正しい情報を得て、そして正しい判断をするようにしたいですが、それもなかなか難しい。
間違った大きな声に惑わされて、そしてその声に引きずられてしまっているようにも思います。今、社会全体的が間違った、おかしな方向に進んでいるような気がします。
私たち市民は多くの情報がさまざまの方法で飛び交う社会のなかで生活しています。その中で正しい情報を得て、しっかり検討して正しく判断し生かしていく、そうすることが大事だと思います。そのためには、必要な正しい情報をしっかりしたしたデータをもとに科学的に正しい判断ができるよう発信し続けなければなりません。そしてその地道な取り組みを通じて市民を動かし、共感してもらい、大きな力になり、私たちを支えてもらわなければなりません。政治を変える。そのためには私たち市民も変わっていかなければなりません。そのためにも社会保障を守り、充実させていく取り組みを強め続けて正しい情報を発信し続けなければなりません。
終戦記念日を迎え

今日8月15日は終戦記念日です。
1945年8月15日、人々の命、生活、そして未来への夢や希望を奪い続けた戦争が終結した日です。このことは決して忘れてはなりません。私たち医師も人々の健康を守るという使命があります。
健康をWHOは次のように定義しています。
「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱 の存在しないことではない。」と。
ですから私たち医師は、健康とは真逆にある戦争に対してはいつも反対の立場でなければなりません。そして私たち医師は戦争のない平和な社会、世界を求めたいかなければなりません。
戦争はいつの間にか私たちの生活に入り込んできます。そして気がつくともう戦争状態になっている。ですからどんな小さな戦争へとつながる兆候があれば見逃してはいけません。そして戦争という過ちを二度と繰り返してはなりません。
8月6日被爆80年を迎え

被爆80年を迎えて
80年前の今日8月6日に広島に原子爆弾が投下され、一瞬にして多くの人々の命、生活、そして夢、未来を奪い去ってしまいました。そして大切な人の命を失ってしまいました。またそれだけでなく、原子爆弾による放射線によって様々な病気で今尚苦しんでいる人々がいます。そしてその影響はその方々の子供、孫にまで影響を及ぼし続けています。
私の父も、広島に原爆が投下された時、江田島の海軍兵学校にいました。ガスタンクが爆発したのか、何が起きたのかと思い外を見ると、巨大な原爆雲を見たそうです。京都に帰ってくる際、原爆によって何もなくなってしまった広島の悲惨な情景を見ながら帰ってきたそうです。被爆後80年、被爆した方々が段々お亡くなりになっていく中、私たちはこの原爆投下によってもたらされた悲惨な経験を忘れることなく引き継いでいかなければなりません。
そして二度と被爆者を出さない、大切なものを奪わせない、世界にしなければなりません。
しかし今の情勢を見ると戦争や紛争によって多くの方々の命が奪われています。
私たちは分断や差別する世界ではなく、すべての人がお互いを尊重し認めあう世界にしなければなりません。
日本は世界で唯一の被爆国として先頭に立って核兵器廃絶を訴えていかなければなりません。そして日本は早く核兵器禁止条約に批准し、核の傘のもとでの平和ではなく、核兵器を廃絶し、憲法第9条のもとで核兵器のない平和な世界にしていかなければなりません。
そして私たちは、これからも核兵器を廃絶し平和な世界、すべての人々が優しさに包まれる世界にしていかなければなりません。
すべての人々が周りの人への思いやりを持つことでその世界は実現していくと思います。
渡邉医院は閉院します。ありがとうございました。

皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。
突然のご報告になりますが、渡邉医院は閉院します。これまで長い間ありがとうございました。
5月16日金曜日の夜に脳梗塞になり緊急入院しました。
急性期を乗り越え今は、リハリビのため転院して、毎日リハビリに励んでいます。
脳梗塞によって左手と、これまでも両足は十分に動かず2本の杖で歩いていたのですが、左足がより動かなくなりました。リハビリを続けて随分よくはなってきています。このご報告も左手を使いながら打っています。また、歩行に関しても2本の杖、もしくは1本の杖で歩く練習をしています。でもまだまだかなあと思います。幸いなことに高次脳機能障害はありません。リハビリさらに頑張っていきます。
ただ、これまでの悪性リンパ腫の治療で手元にある資金がほとんどなくなり、借り入れをしながら渡邉医院の運営や生活をしてきました。そのような状況の中。今回の脳梗塞。これまで以上に追い打ちをかけることになりました。そのため、今後渡邉医院を運営していくことが大変難しくなりました。
そのような状況の中で今後のことを考えた結果、断腸の思いですが、渡邉医院開設95年を目前にして幕を閉じ、閉院することにいたしました。
これまで本当に患者さんと接し診察することがとても楽しく嬉しく思ってきました。そして皆さんとの関わりが、私の支えにもなりました。
父から言われた『目の前の患者さん一人一人をしっかり治していくことが大切だ。』の言葉を胸にこれまで肛門科を続けてきました。
今回閉院にすること、本当に悔しく悲しい思いでいっぱいです。まだまだ続けていきたいという気持ちはあります。ただ今の状況を見るとそれは到底難しいことです。
本当に申し訳ありませんが、渡邉医院を閉院いたします。
リハビリを頑張って、回復して、復活した際には、どこかで肛門科ができれば続けていきたいと思います。そんな時は、また皆さんにご報告したいと思います。
その際は、渡邉医院はなくなりますが、皆さんのお力を貸してください。よろしくお願いいたします。
閉院後もLINEやYouTubeでの相談は続けていきたいと思います。また、kyoto-ji.jpのホームページのブログは更新していきたいと思います。
皆さん。本当に長い間ありがとうございました。感謝いたします。
またどこかでお会いできることを願っています。
R7年7月14日
渡邉医院 渡邉賢治
選挙に行こう!

生命と生活を守る社会保障充実のための選挙
今回の選挙は、生命と生活を守る社会保障の充実のための選挙です。とても大切な選挙です。
皆さん選挙に行って私たちの意思を伝え、政治を変え、社会を変え、より良い日本ににしていきましょう。
さて、2025年予算では、史上最大規模といわれる8.7兆円の軍事費予算が成立している一方で、高騰する物価はとどまることはなく、7月の値上げはさらに2,105品目、年間では2万品目を超えます。
社会保障の分野では、11万床の病床削減やOTC類似品(湿布薬・胃腸薬など)の保険適用外にして私たちの負担を増やそうとしています。また、介護保険の2割負担の対象者の拡大して、さらにはケアプランの有料化や要介護1・2の地域支援事業への移行などが今年度中に具体化されようとしています。また、看護師・介護職員・保育士・福祉施設職員の不足や処遇改善なども事実上放置されたままです。
「消費税の増税で社会保障が充実した実感はまったくない」というのが国民の皆さん共通の認識です。
こうしたなかで、高齢者と現役世代の世代間の対立をあおり、社会保障の持つ権利性を否定する主張が一部広がっています。国民的な運動の中でいったんは止まった高額寮費制度改悪も、現在すすめられている委員会では、自分の医療費が上がって家族に迷惑をかけるなら死を選ぶという切実な思いを持つ患者を前に、「医療制度に甘えている」などというとんでもない発言がされています。
人が生きていく上で、やむを得ない事故や病気などにあったときにでも健康で文化的な生活を送ることができる制度として生まれた社会保障を守り、さらに充実させ、また分断を乗り越え、共同と共感を広げる社会を作れるのか。今回の選挙の大きな争点となっています。
また、京都では、沖縄の尊厳を傷つける暴挙である歴史的事実の否定、意図的に矮小化した発言に対する評価も今回の選挙だは大きな争点です。
物価の引き下げと消費税の減税・廃止などを実現させ、 医療・介護・福祉などの社会保障をさらに充実を求めるする選挙にしていきましょう!
今、日本はおかしな方向へ進んでいるように思えてなりません。私たち国民の思いをしっかり示して、政治を変え、国を変え、日本を正しい方向へ、未来ある方向へ向かわせましょう。皆さん是非選挙に行きましょう!
よろしくお願いいたします。
R7年7月4日 渡邉賢治
院長入院加療による休診のお知らせ
京都市上京区の渡邉医院です。
院長入院加療のため、しばらくの間休診とさせていただきます。
皆さんにはご迷惑をおかけしますが、 よろしくお願いいたします。
ゴールデンウイークが終わって。

皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。
ゴールデンウイークはどう過ごされましたか?
私はどこも出かけることはなく、自宅でのんびり過ごしていました。リハビリがてら賀茂川の河川敷に行って、久しぶりに絵を描く題材を写真に撮ってきました。ゴールデンウイークを通じて2枚の絵を完成しました。ただ、描く絵が賀茂川の絵ばかりなので、あまり変わり映えはしないのですが、結構2枚の絵とも気に入っています。別の題材でも描きたいなあと思います。
ゴールデンウイークが終わって1週間経ちましたが、体調も良くいい感じで診療を続けています。
今日は裂肛と血栓性外痔核が合併しての皮垂についてお話しします。YouTubeにもアップしています。ご覧ください。
外来で診察をしていると、皮垂(スキンタグ)が気になると言って受診される方が比較的多くいらっしゃいます。皮垂(スキンタグ)ができる原因の一つになります。切れると切れた外側が腫れます。切れたり治ったりを繰り返すことで裂肛の外側に皮垂ができることがあります。また、切れた時、その部分に血栓が詰まって腫れて痛くなることもあります。裂肛と血栓性外痔核が一緒にでき、切れた痛みと血栓が詰まって腫れた痛みが重なって、とても痛みます。ただ血栓性外痔核は腫れが引きと痛みは楽になり、血栓は溶けて吸収され治っていきます。でも血栓が解けた部分が皮垂(スキンタグ)になることがあります。
皮垂(スキンタグ)は軟膏を付けても治っていきません。治すには手術で皮垂(スキンタグ)を切除しなければなりません。ただ手術した後の傷が腫れてそこがまた皮垂(スキンタグ)になることがあったり、いったん治ってもまた裂肛を繰り返すと皮垂(スキンタグ)ができることがあります。そこを頭に入れておいてもらって、手術をするかしないかを決めて下さい。悪い病気ではありません。焦らずしっかり考えてどうするかを決めて下さいね。私はまだまだ十分に足が動かないこともあって、手術は再開していません。手術が必要な方は信頼している先生に紹介して手術をしてもらっています。
ゴールデンウィークの休診のお知らせ
京都市上京区の渡邉医院です。
ゴールデンウィーク期間中の休診についてお知らせいたします。
休診日
4月29日(火)休診
4月30日(水)休診
5月1日(木)診療
5月2日(金)診療
5月3日(金)〜5月7日(水)休診
よろしくお願いいたします。
美しい桜

今日は、妻と一緒に桜を観に行った。最初は賀茂川の土手まで歩いて行った。今日は昨日よりいい感じ。しばらく賀茂川の桜をみたあと、今度は車でいろんな場所の桜を観に連れて行ってくれた。今年もしっかり桜が観れてとても嬉しい。毎年毎年必ず咲く桜。そのこと自体とてもも凄い。自然は素晴らしい。いつまでも私たちの心を潤し、癒してほしい。
話しは変わるが、時々「綺麗」と「美しい」との違いを考える。
調べてみると、綺麗」は、清潔さや、整然さなどが優れている様を表す言葉で、「表面的美意識」の言葉で、「美しい」は
あるものに対し、「心が奪われる」状態を表す言葉で、「内面的美意識」の言葉だということです。
今日観た桜は美しかった。