新着情報

2023.07.28

夏季休診のお知らせ

渡邉医院です。

当院の夏季休診についてお知らせいたします。

休診

8/11(金)〜8/16(水)

8/17(木)より通常診療いたします。

よろしくお願いします。

2023.07.24

ドリカムのワンダーランドに行ってきました。

 皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。
 暑い日が続いていますが、体調は大丈夫ですか?しっかり水分を摂って下さいね。
 チョット内緒?まあ内緒でもないのですが、昨日ドリームカムトゥルーのワンダーランド2023大阪のイベントに京セラドームまで妻と一緒に行ってきました。
 最近、新型コロナウイルスの感染も広がっているようで、少し迷いましたが、行くことにしました。コンサートに行くのも目的で体力アップも図っていたので。
 妻の助けも借りて、何んとか無事に帰ってきました。やっぱりまだ階段がしんどいのでまだまだだなあと思いました。でも電車、徒歩で行ってきました。
 そこで感じたことですが、コンサートが始まって、体全体で感じる音。目に飛び込んでくる映像。「コンサートに来れてよかった。生きているんだ。」と思わず涙が出てきました。心の底からあふれ出る喜びでした。懐かしい曲、知っている曲などが次々に演奏され、気持ちはどんどん盛り上がり、声には出しませんでしたが歌えるところは一緒に歌っていました。あっという間に楽しい、そして嬉しい時間が過ぎていきました。そして最後のアンコールの3曲。今の私に力をくれるような、これまで支えてきてくれたような、どんどん心に響いてきました。そして、またここでも泣いてしまいました。
やはり画面ではなく、リアルに飛び込んでくる映像や歌声。人の心、感情を動かし、体全身で感じること、とても大事なんだなあと思いました。
 YouTube
などの映像を観ているだけでは絶対に得られない体験だと思います。
 本当に、今回コンサートに行けてよかった。ドリカムに感謝。そして連れて行ってくれた妻にも感謝。
 今、ネットなどで様々な情報が簡単に得ることが出来たり、音楽もYouTubeなどで観ることはできます。自分の知りたいこと、観たいことがいつでも直ぐ手に入る。便利になって、何か、すごく世界が広がったように一見見えます。でもそうではないと思います。どんどん自分一人の世界に入り込んでしまいます。自分の社会がどんどん縮小されていく。自分の世界だけで生きている。自分が好むことだけに、自分と同じ意見ばかりに触れ、繋がっていく。自分が見たくない情報、好まない情報は自分の知らないうちに自分の世界から排除してしまう。そんな感じの社会になってしまっているのかなあと思います。やっぱり生の人と人との繋がり、自分が好む好まないにかかわらず、多くの生の情報を得て、それを自分が知らないうちに排除されるのではなく、自分自身の力で、何が正しいのかを判断していく。そのこととても大事なんだなあと思います。

 音楽、演劇などの芸術。人々の心を動かし、そして揺さぶり、感動を与えることが出来ます。私たち医療に従事しているものは、何をもって、人々に感動を与えられるか。このことも考えていきたいと思います。

 

2023.07.24

第16回内痔核治療法研究会に参加して

 皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。

 先日、東京で対面で行われた第16回内痔核治療法研究会に参加してきました。久しぶりの対面での研究会。とても楽しみにしていました。

 東京ではかなり有名になった後輩の先生とゆっくり話が出来たり、これまでお世話になってきた先生方ともお会いできて、今の私の現状などを、直接お伝えすることが出来ました。良かったです。

 朝の930分から午後15時まで、ばっちり勉強もしてきました。これまでの私のやって来た診療の整理、頭の整理ができて、とても有意義な研究会でした。

 遅くなりましたが、その時の報告をしたいと思います。

 今回の第16回内痔核治療法研究会総会のテーマは「私の考える単独療法」でした。

 単独療法とは、ジオンという痔核硬化剤を使って四段階注射法という方法で痔核硬化療法のみで脱出する内痔核を治すことを言います。ALTA単独療法と言います。

 ALTA単独療法の一番の利点は、傷を作ることなく、痔核硬化療法という注射だけで治すところにあります。傷ができないため、排便時の痛みや、痔核根治術では内痔核の根部の動脈を縛るのですが、ここからの出血もありません。ここが一番のALTA療法の売りになります。

 現在は、どんどん手術とALTA療法の併用がり上げられ、広がってきています。例えば外痔核部分を歯状線まで切除して、内痔核部分にはALTA療法を行う。その外痔核部分の切除の範囲が、肛門縁まで、肛門上皮の一部分まで、歯状線までなどに分けています。でもやはり肛門上皮に傷ができると、どうしても排便時の痛みがあります。ALTA療法と外痔核切除ではやはり、肛門に傷ができるので痛みがあります。また、ALTA療法の再発率は約10%。しっかり痔核根治術するよりは再発率が高くなります。
 そうすると、どうしても傷をつけなければならない外痔核があるならば、外痔核の部分を切除、そして内痔核部分にはALTA療法を行うのではなく、しっかり痔核根治術をしたらいいのではないかと、私は思います。
 またALTA療法の最大の売りである、肛門に傷をつけないで治す。ここをもっとしっかり打ち出した方がいいと思います。
 では最大限ALTA療法の売りを生かすことが出来るかです。それは内痔核全体にしっかりとALTA(ジオン)を局注する。まんべんなくしっかり局注することだと思います。
 今回の演題の中に、エラストグラフィー(組織弾性イメージング超音波検査)を用いて、しっかりと内痔核にALTAが注入できているかを観ているといった内容の発表がありました。

 エラストグラフィーは組織の硬さを画像化や数値化して評価する方法です。硬くなると青く表示されるものです。

 これを用いて、内痔核全体に十分ALTAが局注できているかを観ていくというものです。
どの施設にもこの装置があるわけではありません。渡邉医院医もありません。そうするとどうするかです。

 やはりしっかりと四段階注射法でALTAを局注して、そして十分な量のALTAを内痔核局注して、そしてしっかりマッサージをして内痔核全体にALTAを広げることだと思います。基本がとても大切だということだと思います。

 もう一つ、内痔核が脱出しないようにするには四段階注射法の第一段階と第四段階のALTAの局注が大切だと思います。第一段階は内痔核の上極に局注します。これは脱出してくる内痔核を直腸の方に引き上げる効果が、そして第四段階は内痔核が脱出してこないようにする効果がそれぞれあります。ですから、やはり第一段階と第四段階のALTA 局注量は、内痔核の大きさにかかわらずしっかりと所定の量を局注する。そして第二段階と第三段階は内痔核の大きさに合わせて、十分に内痔核全体に広がるように量を調整することが大切だと思います。
 久しぶりの対面での研究会。とても楽しく、充実したものになりました。

 そして、ふと思ったことがあります。それは、「なんか悪性リンパ腫になる前よりも、日々の生活が充実したものになっているなあ。」ということです。
 体調的にも、体力的にも以前と比べるとまだまだ十分なものと言えません。焦らず、しっかり毎日の生活を送っていきたいと思います。
 

2023.07.14

受診時には必ず「健康保険証」を持参してください!

 

 皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。

 そろそろ梅雨も明けて、本格的な夏に突入します。祇園祭も今年は雨は大丈夫だなあと思います。

 一つお願いがあります。医療機関を受診する際には、必ず保険証を持って行ってください。このことは、とても大切なことです。よろしくお願いいたします。

 さて今、マイナンバーカードの保険証を紐づけたマイナ保険証のトラブルが相次いでいます。また、医療機関でのオンライン資格確認にもトラブルが出ています。

 そのトラブルに中で、問題となる一つに、患者さんの資格確認ができないということです。

 資格確認ができないと医療機関では保険診療ができなくなってしまします。したがって、どうしても10割負担の窓口負担になってしまいます。患者さんが悪いわけでも、医療機関が悪いわけでもありません。ちゃんとマイナンバーカードと保険証を紐づけられない国が作ったマイナ保険証の問題点が明らかになったということです。このような事例が出てしまうことは、やはり国の責任です。

 マイナンバーカードと保険証を紐づけようとしたとき、今起きているようなトラブルが起きることは、国は解っていたはずです。私たち医療従事者も現場の立場でマイナ保険証の問題点を指摘してきました。それにもかかわらず保険証を廃止してマイナ保険証への移行を強行しました。このことはとても問題だと思います。

 マイナ保険証に移行することで、今起きているトラブルが起きるとは考えていなかったのであれば、そんな人たちに国を任せることはできません。また、トラブルが起きると知っていながら強行したのであれば、「トラブルがあっても何の問題もない。国民は簡単に言いくるめることが出来る。」と国民を馬鹿にして、なめているのだと思います。いずれにしてもこんな人たちに私たちの命や生活を任せるわけにはいきません。

 私たちは、今回の保険証廃止、マイナ保険証への移行で国がどうゆう態度をとっているのかをしっかりみて、今の国に対して「NO!」を突き付けなければなりません。そして「国民をなめるな!」をしっかり今の政府に突き付けなければなりません。

 国会でもへなちょこな野党、そして烏合の衆の与党。も私たちの命、暮らしをこんな人たちに任せてはおけません。

 やはり今、私たちが立ち上がり、しっかり声を上げ、私たちが国を変え政治を変えていかなければなりません。皆さん立ち上がりましょう!

 

2023.07.09

「知っておきたい口臭の基礎知識~自信をもってマスクをはずすために~

 皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。

 昨日は「保険で良い歯科医療を」京都連絡会の総会と市民後援会に出席してきました。

 歯科の先生とは「入口と出口は大事ですよね。」と話をすることがあります。

 私も悪性リンパ腫の治療で、口腔内がカサカサになったり口内炎ができると、やっぱり御飯が進みません。また味覚が変わると、これまで美味しく食べていたものも食べれなくなってしまいました。やっぱり歯も含めて口腔内の環境を良くして、歯も丈夫なことは健康にとても大切だなあと思います。

 今回の市民講演会は「知っておきたい口臭の基礎知識~自信をもってマスクをはずすために~」という演題でした。

 その時の内容を少し紹介しますね。

 講師の先生は、福岡歯科大学口腔保健学講座口腔健康科学分野教授の谷口奈央先生でした。

 コロナ禍でWEBでの講演会がほとんどでした。でもこのことは京都から遠い先生方のお話を聞けるといういい点もあるなあと思います。きっとこのようにWEB併用での講演会が今後も続くんだろうなあと思います。

 さて、まず歯や口の中に悩みのある人の割合ですが、「ものが挟まる」「歯痛・しみる」「歯くきの出血・腫れ」に次いで「口臭」が第4位で15.0%でした。また、自分の歯や口の中について悩みや気になることでは「ものが挟まる」「葉の色が気になる」に次いで「口臭がある」が第3位、27.1%でした。ということで4人に一人の方が口臭を気にしているという結果でした。

 口臭の特徴として三つのことをあげられました。

 一つ目が「自分で正確に評価できない」ということです。

 「臭覚」は「順応する」ということです。自分の口臭にも順応して、自分では気づかなくなるという点です。

 二つ目は、口臭が人間関係に影響するということです。

 アンケートで、口臭のために困ることは何ですかに対して、「他人と話すのをためらう」「人がそばに来ると気になる」がそれぞれ70%を超えていました。

 このことは社会的な活動に制限が出たり、人とのかかわりが希薄になったりしてしまいます。又このことで精神的にも病んでしまいます。口臭が原因で仕事に行けなくなってしまった事例もあるとお話しされました。

 三つ目は、口臭の原因には9割が口の健康に原因があるということです。

 口臭の原因には大きく3つあります。

 一つ目は「口に原因がある」で9割と圧倒的に多いです。二つ目は、鼻や喉の病気が原因。例えば鼻炎や副鼻腔炎などです。また三つ目として、全身の病気があります。例えば糖尿病や肝硬変です。

 やはり口臭が気になるときは歯科医療機関を受診してしっかり診察、治療をしてもらうことが必要です。場合によっては歯科だけでなく、無いかなど全身の病気の有無も診察してもらうことが大事だなあと思います。

 さて、今は新型コロナが5類に移行されたこともあって、マスクを外している方もいます。ただ、コロナ禍にみんながマスクをしていたので、口臭を気にされている方は気が楽だったとおっしゃる方もいるとお話しされました。ただ、マスクで口臭を予防することはできるかについては、できないという回答です。それどころか、口臭が悪化してしまうことがあります。

 マスクをすることで「口の運動の低下」「水分摂取量が減ってしまう」「口呼吸になってしまう」このようなことで自浄作用が下がってしまって、口腔内の細菌が増え口臭が悪化してしまうことがあります。

 やはり、「口臭」の原因には口腔内の原因、鼻や喉の病気、さらに腎臓や肝臓などの全身の病気が原因のことがあるので、口腔内の環境を良くしたり、歯科医療機関を受診して、口臭の原因を診断してもらい、しっかり治療していく必要があります。

 そしてもう一つ大事なことが、口臭によって人とのかかわりが希薄になったり、社会的な活動が制限され、その結果精神的にも病んでしまう。とても大切な点だと思います。
 なかなか「口臭」ということだけで医療機関を受診し難いかもしれませんが、しっかり原因を診断してもらい治療していくことが大事だなあと思いました。

 以上が講演の内容の要約です。

 最後に、私が閉会の挨拶をさせていただきました。

 こんなことを話させてもらいました。

 口腔の病気、口という小さなところに様々な病気が潜んでいるんだなあ、口腔内の病気だけでなく、そのことが原因で精神的にも病んでしまうことがあるんだなあ。肛門科と似ているところがあると感じたこと。

 また、人と対面する際に、やはり口臭だけでなく、口元の印象が強く、そのこともあって口臭も気になるんだなあと思ったこと。またコロナ禍でマスクを着けていたことで人とのかかわり、印象が薄くなってしまったなあということ感じたこと。

  口臭の原因には口の中の環境だけでなく、耳鼻咽喉科的な疾患や、腎臓や肝臓などの全身の病気もあることから、やはり自分が気になる症状が有れば、医療機関を受診して、診断してもらい治療をする必要があること。またそのためには、私たちが毎月保険料を払っている以上、保険で良い歯科医療を受ける権利があります。

 「保険で良い歯科医療」の取り組みをしっかり続けていくこと。また、医療は歯科医、歯科衛生士、歯科技工士などの多くの方がかかわってのチーム医療です。患者さんに必要で十分な医療を安全に提供するためには歯科医療に従事している方が安心して生活ができ、経営的にも安定している必要があります。そのためには、医療従事者の処遇の改善も強く求めていかなければならないこと。そして、それを実現するためには皆さんの力が必要であること。これらのことを閉会の挨拶で話させていただきました。

 少し長くなりましたが、昨日のご報告です。

2023.07.05

オンライン資格確認システムトラブル事例アンケート結果

 皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。
今、マイナ保険証に関してのトラブルがどんどん出てきています。
 保険証の廃止、マイナ保険証への移行。国は直ぐに撤回廃止をしなければならないと思います。
 「いつでも、だれでも、どこでも、保険証一枚で医療を受けられる。そして現在使われている保険証はマイナ保険証のように自らが申請しないともらえないものではありません。保険者が責任をもって被保険者、私たちに発効するものです。
 何のためのマイナンバーカードなのかわかりません。
 京都府保険協会では、緊急に京都府内の医療機関に「オンライン資格確認システムトラブル事例アンケート」を行いました。その意結果を紹介したいと思います。
 誰が得するマイナ保険証なのか?
 保険証の持つ意味をもう一度考え、保険証の廃止は早急に撤回するように国に求めていきたいと思います。

オンライン資格確認システムトラブル事例アンケート結果
・2023年6月12日~15日FAXにて実施 対象1523 回答数 322
          2023年6月19日 京都府保険医協会
1)年齢
20歳代     0人             0%
30歳代    12 人            4%
40歳代    40 人           12%
50歳代    92 人           29%
60歳代   109 人          34%
70歳代以上  65人        20%
NA      4人      1%
合計    322 人    100%
2)区分
医科無床診療所 288 件 89%
医科有床診療所 5件    2%
病院     29 件   9%
NA      0 件   0%
合計 322 100%
3)オンライン資格確認の実施について
実施している   270 件 84% 
準備中       28件  9%
経過措置を申請した 18件  6%
その他        6 件 2%
合計        322件 100%
➡現状で実施している医療機関は84%

4)オンライン資格確認システムを導入してからこれまでにトラブルはありましたか
あった   194件  72% 
なかった   79件 29% 
➡実施医療機関のうち72%がトラブル「あった」

・保険者情報が正しく反映されていなかった(無効・該当資格なし
と表示されたなど)
  138 件 71% 
・カードリーダーまたはパソコンの不具合によりマイナ保険証を読
み取りできなかった
  100件 52% 
・マイナ保険証の不具合(ICチップの破損等)で読み取りができな
かった
   32 件 16% 
・トラブルが発生したことに対して、患者から苦情を言われた
   24 件 12% 
他人の情報に紐づけられていた
    2件  1% 
このほか具体例の書き込みでは、
「顔認証がうまくできない」も多く、中には「娘のカードを入れたら顔認証できてしまった」というケースもみられた
4)オンライン資格確認システムを導入してからこれまでにトラブルはありましたか
あった   194 件  72% 
なかった   79件  29% 
5)4で「あった」とお答えした方にお聞きします。どのようなトラブルでした
か。(複数回答)
➡トラブル対応は以下の順。このほか具体例の書き込みでは、「顔認証がうまくできない」も多く、中には「娘のカードを入れたら顔認証できてしまった」というケースもみられた。
・保険者情報が正しく反映されていなかった(無効・該当資格なし
と表示されたなど)
   138件 71% 
・カードリーダーまたはパソコンの不具合によりマイナ保険証を読
み取りできなかった
   100件  52% 
・マイナ保険証の不具合(ICチップの破損等)で読み取りができな
かった
    32件  16% 
・トラブルが発生したことに対して、患者から苦情を言われた
    24件  12% 
他人の情報に紐づけられていた
     2件  1% 

6)4で「あった」とお答えした方、トラブルがあった時点で、どのように対応しましたか。(複数回答)
➡トラブル対応は以下の順
・その日に持ち合わせていた健康保険証で資格確認をした
 152 件 78% 
・レセコンメーカーに相談をした
  49 件 25% 
・前回来院時の情報をもとに対応をした  49件  25% 
・保険者に連絡をして相談した  40件  21% 
・オンライン資格確認のコールセンターに連絡をした  28 件 14% 
・その他  20件  10%

7)6のトラブル対応で、「一旦10割負担を患者に請求した」事例はありましたか。(4月以降)
➡10割請求の事例は64件と推計される
10割請求の事例の有無
なかった 166 86%
1~2件あった  23件 12% 
3~4件あった  2 件 1% 
5件以上あった  2 件 1% 

8)4で「あった」とお答えした方、トラブルにすぐに対応できなかった事例はありましたか。(4月以降)
➡45%がトラブルにすぐに対応できなかった
トラブルに対応できなかった
あった(1~5件)  59件  36%
あった(6~10件)  5 件 3%
あった(11件以上) 10件  6%
なかった      91件  55% 

9)8で「あった」とお答えした方、すぐに対応できなかった原因を教えてください。(複数回答)
➡すぐに対応できなかった原因は以下の順
・健康保険証を持ち合わせておらず、すぐに資格を確認できな
かった
  29件  36% 
・オンライン資格確認のコールセンターに連絡をしたが、すぐに繋
がらなかった
  24件  30% 
・レセコンメーカーに連絡をしたが、すぐに繋がらなかった
  17件 21% 
・保険者に連絡したが、資格を確認できなかった
  10件 13% 
その他  26件 33%
10)オンライン資格確認システムの導入を「義務化」したことや、導入後のご感想、ご意見
➡約7割221人が意見を記入。うち少数ではあるが「便利になった」との声もあるものの、ほとんどは拙速すぎるオンライン資格確認システムの導入への批判や現状で保険証の廃止はすべきではないというもの(一部を掲載)
11)オンライン資格確認システムの導入を「義務化」したことや、導入後のご感想、ご意見(抽出)
1)オンラインシステム業者が多忙でなかなか工事が来ません。急な義務化でみんな迷惑しています、マイナンバーカードの使用法がわからず、受付の混乱が考えられます。
2) 医療の一方的に推し進めるとその対応に準備が出来ない医療機関が多くある。
3)マイナカードが流通していないのに義務化だけ先行しても、利用者がかなり少なく全くメリットを感じないし、経済的負担も増えるだけだと思っている。
4)オンラインのトラブルではありませんが、「発熱」でトリアージして別の建物で診察すべき患者さんがマイナ保険証しか持っておられず、受付に設置してある読み取り機器とカメラのところに入ってもらわざるを得ず、他の患者さんとの接触を避けるのに苦労した。
5)昨年9月に申しこみしたものの混みあっているのか、2023年4月設置には至らず。そもそも物理的にも準備不足。またシステムトラブルや個人情報のトラブル(他人の情報が紐づけられている)等、ニュースがあとをたたず。やる意味があるのか?
6) 顔認証の精度が悪い。暗証番号を記憶していない人は顔認証しか手段がないので困る。
7)該当なしと出てきても該当有のケースが多く、逆の場合は確認している意味がなく、診療費のとりこぼしにもつながるので運用に不安がある。
8)ほとんどの患者が高齢者の当診療所では患者さんの負担が増え、使用されることも少ないと思います。本当に必要なのか疑問です。
9)高齢者にはなかなか理解されず、そのことで説明するのに時間がとられ業務に支障が出ています。顔認証できず、暗証番号忘れてしまう方も…
10)個人情報とかのセキュリティが万全と思われず、何かあったらすべて医療機関の責任という国の指針に納得いかない現状です。
11)トラブルが多すぎて受付の対応が困難である。現在は保険証を参されている方が多く、資格確認できることが多いが、廃止されたら大変なことになる。・機械や通信トラブルで医療機関が非難され納得いかない。
12)トラブルが多いようなのでオンライン資格確認システムが導入されても当面は従来の保険証の持参をお願いしようと考えております。
13)エラーがたくさん出て、エラー内容の分析ができない。保険者の問題なのか、システムの問題なのか、サーバーが壊れているのか、リーダーのトラブルか判断ができない。準備不足も苦しい、あれだけ医療機関に強要しておきながら、十分な準備も出来ていないシステムを使うな。河野大臣は引責辞任すべき。厚労省やデジタル庁も反省
すべき。トラブル時の対応も不適切。うちではないとたらい回しの行政の対応はいつも不誠実。このシステム自体、撤回されるべきと考える。まったく国民をだます政府で困る。
14)氏名のカナ登録がマイナ登録とレセコン登録が違うと患者特定できない。とメッセージが出る。例)ショウタ(レセコン) ➡ シヨウタ(マイナ登録)。・保険証の切り替えが直近ですと反映できていないことがあり、マイナンバーだけの持参では確認とれないことがある。
15)オンラインは便利な反面、実際、ご本人が持っている保険証の割合や区分が載っていなかったり、有効期限や資格取得日が違ったり、名前の漢字で●が出たりといろいろ問題あります。市町村単位の41や45などは反映されないし、結局保険証を見せてもらっています。保険証が廃止となると認知の人や意識がなくて救急搬送された方などは暗証番号もわからず、顔認証もできません。国はどう考えているのでしょうか。職場は大変混乱しています。
16)カルテを作成するのに必要な被保険者番号や公費・福祉の情報はマイナ保険証からは得ることができず、結局保険証一式を確認することが多い。まだまだ高齢者の患者さんはカードリーダーを一人で操作することが難しくスタッフがそばについての説明が必要なため手をとられる
17) 保険証の情報がリアルタイムで反映されていないので、オンラインにする意味がない
18)国保の有効期限を確認できるようにしてほしい。保険の移行期間中も確認できるようにしてもらえると患者さんの負担が少なくてよい。公費も確認できるようにしてほしい
19)災害時の電源が落ちた後、復旧までが長くなると患者データがでてこないので診療できなくなるのでは。知的障害者や認知症の方の扱いはどうなるのか?
20)当院では当分の間、保険証も持参していただくようお願いしています。加算点は請求していません。このような保険情報の入力がずさんな状態で、またはマイナンバーカードのない人が多い状態で、保険証の廃止は無謀と言わざるを得ません。保険証があれば一番確実に資格の確認が簡単にできます。トラブルがゼロになるまで、保険
証は廃止すべきではないと考えます。
21)患者さんの受診の際に負担が増えたり、受診そのものが困難になったりするシステムはやめてほしいと思います。
22)高齢患者さんが大半を占める当院では、マイナンバーカードを持参する方が少なく、促してはいるものの長年の健康保険証を大事にされる方がほとんどで、新たなシステムは受け入れにくい印象があります。
23)接続が完了したばかりです。マイナンバーカードのトラブルがはっきりと出てきており、マイナンバーカードでの受付けはしていません。保険医剥奪といわれ、患者さんに迷惑がかかるのを避けたくて、カードリーダー導入となったものの、強権的やり方に同意はできず、まず公務員と公的医療機関のみで行い、トラブルの確認を行って
一般に導入させるのがまともな人の考える事でしょう。
24)確かにオンラインシステムの導入は拙速であったといわざるを得ないようだ。一度論点を整理し直し、問題点を洗い出した上で、再トライすべきである。保険証への一体化はやめて選択を自由に。
25)独居高齢者や認知症、難病の方の患者様が多い診療所です。公費の申請もできない方が現にあります。マイナンバーカードの申請や更新ができるとは思えません
※4について、厚労省の「マイナンバーカードの健康保険証利用について」には、「コロナ禍のなか、できるだけ人との接触も避けた
い…これからは、顔認証付きカードリーダーで受付が自動化されます」とあるが、逆のことがおこっていたことになる

このような結果でした。こういった患者さんの声を聴き、現場の医療機関の声を聴き、いち早く、保険証の廃止を撤回することを国に臨みます。

2023.07.02

患者さん説明用パンフレットー裂肛編ー

2023.07.02

患者さん説明用パンフレットー内痔核編ー

2023.07.01

患者さん説明用パンフレット ー痔瘻編ー

2023.07.01

7月になりました。有床診療所の存続をかけ。

 皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。

 今日から7月。雨で始まりました。渡邉医院の周辺は、今のところ激しい雨は降っていません。でも各地で線状降雨帯の影響で激しい雨で被害も出ているようです。皆さんはどうですか?被災された皆さんにはお見舞い申し上げます。

 今日の渡邉医院、雨の影響もあってか、予約をキャンセルする方もいらっしゃいました。私も雨のことを考えて、金曜日から渡邉医院で寝泊まりしています。たまに診療所で過ごすのもいいなあと思います。これから先、あまりにも激しい雨は降らないで欲しいなあと思います。

 1月に再開して約1か月で体調を崩し再入院。41日から再再開し3か月が過ぎました。今年の夏を乗り越えられば、体調も落ち着くだろうなあと思っています。

 今は、体調もだいぶ良くなってきました。昨日は診療所の中でリハビリをしましたが、まだまだ少し歩いている際にふらつきはありますが、大分しっかりしてきました。内心「よしよし!この調子だ!」と思っています。

 今日、兵庫県の先生で、渡邉医院と同じように、肛門科に特化してはおられませんが、有床診療所で肛門科をされている先生から電話が来ました。

 内容は、なかなか有床診療所の運営は経済的に厳しい。渡邉先生はどうか?というものでした。

 有床診療所は、全国的に減少を続けています。渡邉医院のように肛門疾患など専門科に特化した有床診療所もあれば、地域の医療を守るために貢献している有床診療所もあります。診察した後、自宅に帰すのは少し不安がある。1日入院してもらって経過を診ようといった風に、病院とは違い臨機応変にフットワークよく外来診療と入院診療ができるのが、有床診療所のいいところです。その大切な有床診療所がどんどん減ってきています。

 入院患者さんがいらっしゃるので、医師や看護師の当直や宿直の問題や施設基準のハードルもあり、現在の有床診療所の入院基本料では、医療を守っている医療従事者への給与などが払えず、経営的に難しい状態です。

 国に対しても、地域の医療にとても大切な有床診療所がなくならないように支援をして欲しいなあと思います。
 渡邉医院も本格的には4月からの再開。まだまだ3か月です。私の体調もあり、診療内容もぐっと縮小しています。

 なかなか経営面だけをみると、やはり厳しい状況にはあります。とりあえず私の家族、職員の生活を守る程度は収入を得なければと思っています。

 でも、渡邉医院は皆さんのおかげで、いまのところ何とかやっていっています。

 去年の3月から12月までの10か月間、そして今年の3月の休診。それにもかかわらず、再開した際は、渡邉医院のことを忘れずに受診して下さっています。

 このことに感謝して、これからも診療を続けていきたいと思います。

 まだまだ、予約が取りにくくなっていることや、手術が早くできない、診てもらいたい時に診察してもらえない等、本当にご迷惑をおかけしますが、私の体調が戻るまで、どのくらいかかるかわかりませんが、もうしばらくよろしくお願いいたします。

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医院情報

院名 渡邉医院
住所 〒602-8462
京都府京都市上京区浄福寺通今出川下ル
竪亀屋町255
TEL 075-441-4303

診療時間

診療時間 日・祝
9:00~12:00

※術後の患者さんも緊急対応いたします。
※日曜日・祝日は休診です。
※△は手術日となります。
※第3土曜日は休診にさせていただきます。
※完全予約制ですので、必ずお電話して頂き、予約してからの受診をお願いいたします。
予約の電話受付は平日12:00-14:30です。