生命と生活を守る社会保障充実のための選挙
今回の選挙は、生命と生活を守る社会保障の充実のための選挙です。とても大切な選挙です。
皆さん選挙に行って私たちの意思を伝え、政治を変え、社会を変え、より良い日本ににしていきましょう。
さて、2025年予算では、史上最大規模といわれる8.7兆円の軍事費予算が成立している一方で、高騰する物価はとどまることはなく、7月の値上げはさらに2,105品目、年間では2万品目を超えます。
社会保障の分野では、11万床の病床削減やOTC類似品(湿布薬・胃腸薬など)の保険適用外にして私たちの負担を増やそうとしています。また、介護保険の2割負担の対象者の拡大して、さらにはケアプランの有料化や要介護1・2の地域支援事業への移行などが今年度中に具体化されようとしています。また、看護師・介護職員・保育士・福祉施設職員の不足や処遇改善なども事実上放置されたままです。
「消費税の増税で社会保障が充実した実感はまったくない」というのが国民の皆さん共通の認識です。
こうしたなかで、高齢者と現役世代の世代間の対立をあおり、社会保障の持つ権利性を否定する主張が一部広がっています。国民的な運動の中でいったんは止まった高額寮費制度改悪も、現在すすめられている委員会では、自分の医療費が上がって家族に迷惑をかけるなら死を選ぶという切実な思いを持つ患者を前に、「医療制度に甘えている」などというとんでもない発言がされています。
人が生きていく上で、やむを得ない事故や病気などにあったときにでも健康で文化的な生活を送ることができる制度として生まれた社会保障を守り、さらに充実させ、また分断を乗り越え、共同と共感を広げる社会を作れるのか。今回の選挙の大きな争点となっています。
また、京都では、沖縄の尊厳を傷つける暴挙である歴史的事実の否定、意図的に矮小化した発言に対する評価も今回の選挙だは大きな争点です。
物価の引き下げと消費税の減税・廃止などを実現させ、 医療・介護・福祉などの社会保障をさらに充実を求めるする選挙にしていきましょう!
今、日本はおかしな方向へ進んでいるように思えてなりません。私たち国民の思いをしっかり示して、政治を変え、国を変え、日本を正しい方向へ、未来ある方向へ向かわせましょう。皆さん是非選挙に行きましょう!
よろしくお願いいたします。
R7年7月4日 渡邉賢治