皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。
今回は、最近のLINEやYouTubeなどでの相談傾向をお話しします。
相談内容は、大きく二つのパターンがあります。
一つ目は、出血や痛みなど症状があり、不安で相談される方です。
症状が有るけれども肛門科等、医療機関を受診するべきかどうか迷っている方がいらっしゃいます。やはりなかなかまだ肛門科を受診することに高い敷居があるようです。
診察をしていないので確実な診断はできませんが、相談される人の症状を聞いてやり取りしながら、肛門科を受診されるように進めています。ただ、誰に相談していいのかわからず、「相談できて安心した。」。「肛門科を受診します。」とおっしゃって下さると、目的が果たせたなあと思います。
もう一つのパターンは、手術後の経過が順調なのかどうかを心配されて相談される方です。
「術後7日経ったが、痛みや出血があって心配。」とか、「術後傷の腫れ強く、この腫れはちゃんと引いていくのか?」など、手術をした後の経過が心配で相談される方がいらっしゃいます。
このパターンも、診察ができないので、確かなことは言えませんが、痛みはいつまで続くのかなどは渡邉医院の経験でお話ししたり、なかなか痛みが取れない原因や、腫れる原因等これまでの経験で、様々な可能性をお話ししています。ただ、最後はやはり手術をして下さった主治医としっかり話をして、今の状況を診てもらうようにお話しします。
なかなか、主治医と話ができないという方もいらっしゃいますが、やはりそこはしっかり時間を取ってもらい、今後の経過などを主治医に聞くことが大事だと思います。
まだまだ肛門科の敷居は高いのかなあと思います。症状がでて心配なときは直ぐに肛門科を受診できるようにしたいなあと思います。また、主治医となかなか話ができず、不安になる方も多いです。やはり主治医が一番今の状況を知っているので、遠慮なく自分の今ある不安や心配を話して欲しいなあと思います。そして医師側も気軽に相談できる環境を整えなければいけないなあと思います。