保団連MM 第857号からの転記です。
保険証の廃止、撤回までもうひとがんばりです。
内容を紹介します。
「政府のマイナンバー情報総点検本部が対応する医療保険に係るマイナンバー紐づけの誤りの点検作業が11月末までに終了しないことが確実となりました。
10月10日大臣会見で、武見敬三厚労大臣は、7月末に終了した「保険者による総点検」で確認された紐づけ誤りとは別に紐づけ誤りが確認されたと報告。そのため医療保険者向け中間サーバーに存在する1億6000万件の登録済みデータ全体について住民基本台帳情報と突合してチェックしていると説明しました。
この登録済みデータ全体の突合作業は24年3月以降も続くことを示すスケジュールが9月7日の医療保険部会で確認されています。つまり、総点検本部が目標とした11月末までは間に合わないことが確定したことになります。
紐づけ誤りがないかを調べる突合作業が期日までに完了しない中で「国民の不安が払拭された」とは到底言えません。
岸田首相は8月4日の記者会見で「総点検で不安払拭のための措置が完了しない場合、更なる機関が必要と判断される場合は必要な対応を取る」と約束しました。政府は不安払拭というなら保険証廃止を撤回すべきです。」