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2023.06.04

『コロナ「放置死」を考える!』の閉会の挨拶

 皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。

 今日は「コロナ「放置死」を考える!―これまでと今後の課題―」に参加してきました。

 私は閉会の挨拶を担当しました。

 今回の取り組みは、とても大切な取り組みでしたので、どうしても会場に行って、皆さんの前で閉会の挨拶がしたかった。そんな思いで参加しました。内容はとても充実していました。130分から440分までの長時間に及びました。ただ、本当はもっと時間を取っていろんな方々の意見を交換することが必要だったなあと思います。そういう意味では、時間は短かったです。

 今回の取り組みの閉会の挨拶を紹介します。

 挨拶

 今日は多くの方が会場参加、YouTubeでの参加をしていただき本当にありがとうございました。今日の取り組みはとても大切な取り組みです。ですから、会場で閉会の挨拶がしたく、会場での参加をさせて頂きました。

 横山先生の基調講演の後、2人の方に特別報告をしていただきました。その報告をもとに報告が明らかにしたことについて尾崎先生からお話ししていただきました。また、各分野から4人の方に発言をいただきました。3時間という長い時間でしたが、皆さんとの意見交換ができず、そういった意味では時間が短かったと思います。

 今日の報告と同じようなことが、この間に多く起きていたのだと思います。今の状況のままだと、これからも同じことが起こってしまいます。

 コロナが5類になったことで、あたかもコロナが収束したような社会の風潮があります。マスコミもコロナの報道はピッタリなくなりました。多くの方が、感染対策の緩和でエガを担っている姿には、良かったなあとも思います。

 しかし、コロナが5類になったからと言って、コロナが収束したわけではありません。現在の状況をもたらしたのは、多くの方がコロナに感染したこと、ワクチン接種が進んだからだと思います。
 コロナが無毒化なものに変異したわけでもありません。ましてや医療提供体制や保健所機能などの公衆衛生行政が充実したわけではありません。

 5類になっても、私のように基礎疾患がある人たち、高齢者の人たちは大勢いらっしゃいます。感染の状況がわからなくなった今、これまで以上に脅威を感じています。

 コロナによって多くの人が命を失いました。また、救える命も救えなかった。さらに生活の崩壊など、私たちは大きな代償を払いました。ただコロナは、医療・介護・福祉・公衆衛生など社会保障に関して様々な問題点、課題を示し教え、警鐘を鳴らしてくれました。

 このことは決して無駄にしてはいけません。

 昔、父が渡辺真知子の「迷い道」の歌詞に「現在、過去、未来」というところがあり、いいことを言っていると言っていました。その時はその示す意味が解りませんでした。順番で言うと過去、現在、未来なのにとぐらいしか感じていませんでした。

 今は違います。現状をしっかり認識して、過去を振り返り「どうしてこのようなことが起きたのか?」、「何が足らなかったのか?」「何をしなければいけなかったのか?」をしっかり検証し、反省することで初めて未来を語ることが出来るはずです。

 今の国や京都府、京都市は過去の検証や反省なく、未来だけを見ています。

 この会場にいる皆さん、YouTubeで参加されている皆さん。そしてその皆さんの周りにいるすべての人、一人一人、誰も取り残すことなく安心した生活が送れるようにすること、命を守ることが国や自治体の責務です。
 今日のアピールにあるように「命を考えること。命を守ること。」このことを私たちはしっかり考え、そのことを実現させるために必要な社会保障の充実を国、京都府、京都市に求めていく。そういった取り組みを進めなければなりません。

 今日は本当にありがとうございました。

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