皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。
今年も後1か月、12月になりました。
悪性リンパ腫に対して最終的に自家血幹移植(いわゆる骨髄移植)を終え、10月に退院しました。
その後は自宅で肉体的、精神的な体力アップを図ってきました。目標としては1月から渡邉医院を再開しようと取り組んできました。
半年以上使っていないと、トイレなどもどうしても汚れてきたり、誇りも溜まってきたりします。
これまで定期的に清掃して下さっていた業者さんに連絡して、再開する前に一度スッキリきれいに清掃していただくことにしました。また、渡邉医院の全てのカーテンをクリーニングしていただきました。
入院前から事務所の壁に棚があると、机の上が整理されて仕事がしやすいだろうなあと思っていた棚も、渡邉医院を建ててくださった工務店さんにお願いしてつけてもらいました。
また、私の入院、渡邉医院の休止のために解雇させていただいたスタッフで、渡邉医院再開時に復帰して下さる方々と面談もしました。
順調に準備が進んでいる中、頑張りすぎたのか11月25日に39℃の熱発、悪性リンパ腫の治療を受けている病院を受診すると、新型コロナに感染してしまっていました。
これまでの悪性リンパ腫の治療、最後に行った自家血幹移植。まだまだ十分に免疫ができていなかったのでしょう。感染にはとても注意をしていたのですが、感染が判明してとてもショックでした。また、自家血幹移植後まだ日にちが経っていないので、重症化になるのではないかといった不安もありました。悪性リンパ腫の治療の過程で最大のピンチを迎えてしまいました。
現在発症して9日目、熱は下がりましたが、まだ時々咳が出たり、鼻水は出ます。なんとなく全身の倦怠感もあります。これからは重症化には向かわないだろうと思いますし、願っています。
今、自宅で部屋に閉じこもって隔離状態で療養しています。ベッドの上でこのブログを書いています。
そんなこともあって、渡邉医院再開に向けての準備が止まってしまっている状況です。
新型コロナウイルスの影響は強いです。これまで悪性リンパ腫の治療中でもこんなにベットに寝ている時間は長くなく、できるだけ寝ないで療養していました。新型コロナ感染では熱もあったせいで、この9日間ずっとベッド上での療養になっています。
おそらく、移植後頑張ってきた体力アップは一気に0,もしくはマイナスになってしまったなあと思います。
これまで、悪性リンパ腫の治療、渡邉医院再開に向けて張りつめていた糸が、ぷつんと切れた感じです。
一旦張りつめた糸が切れた方がよかったのかもしれません。張りつめたまま渡邉医院を再開して、再開後に切れるよりはよかったなあと思います。
ただ、渡邉医院再開の目標である1月は、もう目の前になって締まました。もう一度気合を入れなおして、再開に向けての準備を進めていこうと思います。
1月10日からの再開を目標にしていましたが、1月中の再開へと、少し方針転換をしなければいけないかなあと思っています。
まだまだ、皆さんにはご迷惑をおかけしますが、おろしくお願いいたします。