2022年7月9日
声明
京都社会保障推進協議会 議長 渡辺 賢治
民主主義の破壊は許さない
昨日、奈良市内において安倍元首相が銃撃され亡くなられた。安倍元首相は、在任中、社会保障の権利性を否定する「全世代型社会保障改革」や75歳医療費2倍化法を成立させ、国民を二分した安保関連法を強行するなど、日本の社会保障や平和主義を大きく歪めてきた。
私たちは、安倍氏の政策にたいして強く反対をしてきたが、同時にあらゆる暴力を許さない立場から、不当にもいのちを奪われた安倍氏に謹んで哀悼の意を表する。
逮捕された男による安倍氏への銃撃は、選挙期間中という民主主義の根幹に関わる中での暴力であり、絶対に許すことはできない。
私たちは、すべての人の言論の自由を尊重する。また、平和と民主主義を守ることをあらためて表明する。そして、今回の事件によって参政権行使を萎縮することないように、当面、すべての有権者が、明日の参議院選挙で権利を行使することを訴える。
以上