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2022.05.02

抗がん剤による化学療法2クール目を終えて。

 さて、明日から3連休に入ります。今日私は悪性リンパ腫に対しての治療のため2クール目の抗がん剤による化学療法を行うため再入院し、今日が2クール目最後の抗がん剤を投与。2クール目の本当にとても順調に行き、強い副作用も出ずに、食事も美味しく食べられるほどです。かえって、これまで持っていた私の症状がだんだん取れていく。治療効果が実感となって現れる。このことは治療を受ける側にとっては、とても力になります。

 血液検査でも大きな問題はなく、明日いったん退院。次は59日の月曜日に再入院して3クール目に入ります。今まで通りにいくかはわかりませんが、治っていく実感を楽しみに頑張って?いや楽しんでいきたいと思います。

 さて今回のことを振り返り今の状況を描留めてみました。

  • まず2月に人間ドックを受けて、脳ドッグでMRIを撮影。この時には異常を指摘されなかった。正常だったということです。
  • 1)症状が目の症状であったこと、どうしても医療機関を受診せざるを得ない症状だったこと。いつの間にが広がり気が付いたら全身に広がっていったということなく、早い医療機関の受診であったこと。
  • 2)症状が出た36日に撮影したMRIにも明らかな腫像は描出されなかったこと。ただ入院の際の造影のMRIではっきり映った腫瘍像を診て詳しく初診時の画像を比較すると「これかなあ?」という所見のみでたこと。
     しかし、明らかに早期に腫瘍が見つかったこと。

  • 3)脳の下垂体に腫瘍が見つかりこれが原因であること。症状等から悪性リンパ腫の可能性が高いこと。そして多くの診療科の先生方が、その確定診断を急いで行ってくださったこと。
     4
    9日に予定していた脳外科での生検手術の前に結果が出るように眼科の先生が目の手術をして下さり、目は見えるようになり、硝子体の中の浮遊物から悪性リンパ腫の確定診断ができたこと。したがって下垂体近傍に腫瘍として出現した悪性リンパ腫。全身にはそのほかの部位のリンパ節の腫脹はなし。といった確定診断になりました。

  • 4)今より多くの組織をとる目的の脳外科での生検手術。これに関しては私はかなり迷いましたが、一つの決断を私自身ができるように先生方が情報を下さったこと。そして私の「生検はせず、早期に治療に入る。」という決断を尊重して下さったこと。
  • 5)その結果早期に抗がん剤による化学療法の1クール目をかいしできた。

このようなことが重なり、今の私の状況があると思います。本当に感謝しかありません。

 この流れはきっとすべての医療に通じているものだと思います。この経験を生かして、今後の治療そして、再開する渡邉医院に生かしていきたいと思います。

 2クール目を終えて、私の思いを書いてみました。

 少し短いですが、今回はこのへんで。

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