
皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。
ゴールデンウイークはどう過ごされましたか?
私はどこも出かけることはなく、自宅でのんびり過ごしていました。リハビリがてら賀茂川の河川敷に行って、久しぶりに絵を描く題材を写真に撮ってきました。ゴールデンウイークを通じて2枚の絵を完成しました。ただ、描く絵が賀茂川の絵ばかりなので、あまり変わり映えはしないのですが、結構2枚の絵とも気に入っています。別の題材でも描きたいなあと思います。
ゴールデンウイークが終わって1週間経ちましたが、体調も良くいい感じで診療を続けています。
今日は裂肛と血栓性外痔核が合併しての皮垂についてお話しします。YouTubeにもアップしています。ご覧ください。
外来で診察をしていると、皮垂(スキンタグ)が気になると言って受診される方が比較的多くいらっしゃいます。皮垂(スキンタグ)ができる原因の一つになります。切れると切れた外側が腫れます。切れたり治ったりを繰り返すことで裂肛の外側に皮垂ができることがあります。また、切れた時、その部分に血栓が詰まって腫れて痛くなることもあります。裂肛と血栓性外痔核が一緒にでき、切れた痛みと血栓が詰まって腫れた痛みが重なって、とても痛みます。ただ血栓性外痔核は腫れが引きと痛みは楽になり、血栓は溶けて吸収され治っていきます。でも血栓が解けた部分が皮垂(スキンタグ)になることがあります。
皮垂(スキンタグ)は軟膏を付けても治っていきません。治すには手術で皮垂(スキンタグ)を切除しなければなりません。ただ手術した後の傷が腫れてそこがまた皮垂(スキンタグ)になることがあったり、いったん治ってもまた裂肛を繰り返すと皮垂(スキンタグ)ができることがあります。そこを頭に入れておいてもらって、手術をするかしないかを決めて下さい。悪い病気ではありません。焦らずしっかり考えてどうするかを決めて下さいね。私はまだまだ十分に足が動かないこともあって、手術は再開していません。手術が必要な方は信頼している先生に紹介して手術をしてもらっています。