渡邉医院

サロンコンサート

皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。

昨日、京都府保険医協会主催のサロンコンサートに行ってきました。定期的に開催しているサロンコンサートです。これまでなかなかいけなかったのですが、今日は2回目です。1回目は母と一緒に行きました。まだまだ母が元気なころです。

まだまだ十分に足が動かず、2本の杖を使っての移動。2本の杖を使っても不安定さが残っています。なかなか一人では移動が難しいのですが、保険協会には何回か行き、頼もしい事務局の方がいらっしゃるので安心して行くことができます。保険協会で開催されなければ、一人で行くのはちょっと躊躇したと思います。

今回のコンサートは、フルート・ヴィオラ・チェロ三重奏でした。

久しぶりのクラッシックの演奏。新鮮さを感じるとともに、目の前での演奏、耳からではなく体全体で演奏を聴くことができました。演奏を聴きながらいろんなことが頭に浮かんできました。

その一つは、母と一緒に京都市交響楽団の定期コンサートに行ける時はできるだけ聴きにいったことです。

父と母は京響の賛助会員になっていて、毎月一緒にコンサートを聴きに行っていました。父が亡くなってからは、私も賛助会員になって母と一緒にコンサートに行くことになりました。

月に一回のクラッシックのコンサート、その時は日常の生活から離れ、新鮮な時間を過ごすことができました。コンサートの帰りは母と二人で飲みに行ったり、とても楽しいひと時でした。

母が認知症になてからも、好きな音が鵜を聴かせてあげたいと思い、一緒に行っていました。延焼中は静かに楽しそうに、そして穏やかな表情でじっと演奏を聞いていました。たまに曲を聴きながら、手拍子をしそうになった時は焦って母の手を押さえることもありました。でも帰りしな、「今日はよかったね。」という母を見てとても嬉しかったです。

私も俺また行ける機会があれば、クラッシックのコンサートにいって、心穏やかになりたいなあと思います。