渡邉医院

結婚式を終えて

3月24日、息子の結婚式、披露宴に出席するために23日に東京に行きました。何ヶ月ぶりかの旅行。少し不安はあったが、この日のために体調を整えて、リハビリもしてきた。喜びと楽しみを心に東京に行きました。

新幹線は多機能室を予約して行きました。多機能室の座席はベッドになり足を伸ばして座れたり、横になることもでき、楽に京都ー東京間を移動できました。

 息子が結婚式、披露宴を行った椿山荘は30年ほど前に、私たちも結婚式、披露宴を行った場所でもあります。同じ場所である行う。不思議な縁を感じます。30年前のことを思い出しながら、椿山荘の庭を散策しました。

 結婚式は、とても楽しい、素敵な時間を過ごすことができました。結婚する息子を見て、立派に成長したなぁとおもいました。お相手もとても可愛く、素敵な方でした。2人、末長く幸せでいて欲しいと願います。

 披露宴の御礼の挨拶をしました。もう少し上手く話せると思っていましたが、緊張もあったので、上手くできなかったと、少し悔しい思いもありますが、私の思いは伝わったのではないかと思います。その時伝えたかった挨拶は次のようなものです。

 「今日は、2人の披露宴に御列席していただき本当にありがとうございます。2人にとっても私たちにとっても素晴らしい一時を過ごすことができました。さて、私も日大の出身で、私たちの結婚式も、ここ椿山荘でお世話になりました。縁を感じます。

 さて、2年前の3月、丁度今ごろですが悪性リンパ腫になりました。この2年間入退院を繰り返しながら治療してきました。そんななか、生きること、幸せってなんだろうと考えたとき、妻がいてくれた。そして妻の姿、声がとても私の支え力になりました。そして勇太や梨佳子、そして家族。そして私の周りにいる多くの方々が私を見守り、支えになってくれました。そして、日常の生活を過ごす大変さを知り、でも本当に何気ない生活、何気ない一日一日が送れることに、喜び、幸せを感じ、いつまでも続いてほしいと願っています。これから2人にも、辛いこと、楽しいこと、色んなことが起きると思います。そんな時、お互い助け合い、そして自分が悩み苦しんでいる時、それを見守っている相手も同じように悩み苦しんでいることを忘れないで欲しい。そして、辛い時は辛いと、助けてほしい時は助けてと言えるようにしてほしいです。そして皆さんにお願いです。そんな2人を見守り、支えてあげて下さい。そして、声をかけてあげて下さい。お願いいたします。最後に、皆さんの未来が、最高の、最強の笑顔で溢れるよう願って、私の挨拶を終わらせれいただきます。今日は、本当にありがとうございました。」

 こんな感じです。

 今回の息子の結婚式、披露宴。とても素晴らしい幸せな一時でした。また、私のこれからも生きていく自信にもなりました。