渡邉医院

ポジティブに

 皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。

 1月から渡邉医院を再開して3か月目。徐々に診察を拡大しています。

 1月は放射線の全脳照射を土日以外毎日行いながらの診療でしたので、156人の患者さんを診ていました。23月と診察をする患者さんの人数を増やしていき、今は117人程度の患者さんの診察ができるまでになりました。まだまだ診察室でも杖での移動。顔面神経麻痺がまだあるので少ししゃべりにくかったり、唾液があまり出なくなっているので、一人の患者さんと話をするだけで喉は方からになります。また、全脳照射の影響で、涙や目やにがでたり。まだまだ十分な状態ではありません。予約の患者さんの診察が終わると、やはり疲れます。でも段々これらのことも解消されていくんだなあと思います。

 去年の1223日に退院して、当初は1月はちゃんと仕事ができるだろうか?1月になると2月はどうだろう?また入院しているのではないか?等ネガティブな思考になっていました。
 というのも、入院中痛みが強く、夜も眠れない、夜が来るのがとても怖いなどで、精神的にもおかしくなっていきました。その痛みに対して麻薬を使ったりしました。このままで本当に病状が回復するのか?回復して退院できるのか?等とても不安でした。こういったこともあって、退院後もまた直ぐに病状が悪化するのではないかとネガティブな思考になっていました。でも、診療をしているうちに、この調子でいくと、今後大丈夫ではないか、徐々に復活していけるのではないかとポジティブな思考に変わってきました。自分としてもすごくうれしい気持ちです。

 まだまだ手術を始めるまでにはいっていません。焦らずゆっくり、体調を考えながら、診療を広げていきたいと思います。