渡邉医院

「自家血幹移植」終了!

 皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。

 今日、最終目標であった「自家血幹移植」が終わりました。

 移植前後、移植中も特に体の変化はなく、無事終了しました。

 今回、移植前処置としてブスルフェクスとリサイオを使用しました。これまでの治療期間ではあまり強い副作用もなく順調に進んでいました。

 今回の移殖前処置に関しては、ある程度副作用が出るのを覚悟して臨みました。できれば何もなく住んで欲しいと願いましたが。

 いずれの抗がん剤も胃腸障害の副作用が高頻度におきるとのこと。ブスルフェクスでは嘔吐71.1%、悪心68.4%、食欲不振56.1%、下痢・軟便54.5%。リサイオも嘔吐68.4%、悪心84.2%、食欲不振73.7%、下痢84.2%の発生頻度。

 やはり私もその副作用が出て、ブスルフェクス2日間、リサイオ2日間が終了した土曜日夕方より、悪心が出現。翌日早朝に嘔吐。この状態が2日間続きました。3日目になると大分落ち着いて、水分と食事も少しですが摂れるようになりました。

 抗がん剤による副作用、やはり、どれくらいの期間続くんだろう、いつまで頑張ればいいだろうと不安を感じます。ネットで検索してもなかなか副作用の持続期間を詳しく報告しているものはありませんでした。個人差もあってなかなか難しいかもしれませんが、どの程度の期間副作用が出るのかを調べて欲しいなあと思いました。

 今回の自家血幹移植ですが、1回の自家血幹移植に必要な造血幹細胞は2.0×106/kgです。私は今72.2㎏なので、144.4×106乗個です。

 前回の地固療法の際に十分な造血幹細胞が採取できていたので、採取した造血幹細胞2パック120mlで十分な量でした。それでも7.0×106/kgを移植しました。

 造血幹細胞の移殖個数は少ないとダメですが、多すぎてもいけないとのことでした。

 移植時間は、約30分。心電図モニター、パルオキシメーターを装着して、この30分間主治医と看護師さんがずっと見守って下さいました。チョット悪い気はしました。ただ、声をかけて下さるので、本当に心強かったです。

 移植中は血圧の変動はなく、安定していました。すべてが終わって30分ぐらいたった時に少し血圧が高くなっていました。特に自覚症状はありませんでした。

 主治医や看護師さんが部屋を出られた後、なぜか急に涙が出てきました。これまでのことを思い出してのことだと思います。血圧が高かったのも、この感情のせいかなあと思っています。

 さて、最終的な完治に向けた「自家血幹移植」は今日終わりました。でもまだまだこれからです。抗がん剤等の投与はありませんが、後は移植した造血幹細胞が10日から14日間の間にしっかり定着するのを「待つ」ことが必要です。その間にまだ移植前処置の抗がん剤の影響で白血球等は減少してくるはずです。必要に応じて血小板などの輸血も必要になるかもしれません。

 そして一番注意しなければならないことは「感染症」です。発熱性好中球減少症を疑わせる発熱があれば、直ぐに対応しなければなりません。

 ここまで来ました。気持ちを引き締め、造血幹細胞が生着し、血球を造ってくれるようになるまで、しっかり取り組んでいきたいと思います。

  最後に、病室の窓から見える日の入りをみながら、母を想う。

 「本当にここまでに育ててくれてありがとう!」