昨日、今日ととてもいい天気が続いています。私も3クール目の抗がん剤の治療が順調に終えて、今、一旦退院して自宅で療養しています。悪性リンパ腫に対しての治療も順調に進み、主治医の先生からは、「無傷でここまで治療が進みましたね」と。抗がん剤による骨髄抑制など副作用も出ず順調に進んでいるという意味です。そこで「無傷の3連勝宣言」を出しました。(笑)
悪性リンパ酢の方はとても順調に治ってきています。でもやっぱり体力は落ちています。昨日今日と少し隊員中に体力アップを図ろうと、朝散歩に行くことにしました。家の近くに賀茂川があるので、河川敷を散歩しています。様々な花が咲いています。木々も青々としてきました。草木や、川の流れの音、そして心地よい爽やかな風。心癒されますし、力が湧いてきます。退院中は天気さえ良ければ続けていきたいと思います。
さて、FacebookやTwitterで病院の売店の近くに、病気に関しての様々な冊子が置いてあり、そこに「リンパ腫」という冊子があり、内容が面白く勉強になったということをアップしました。
と複視の発症までの経過がスッキリしたので、少しそのことに関してお話しします。
一番納得した症状が「寝汗」でした。「寝汗」は、複視が出る約2週間前からはじまりました。しかもそのかく寝汗の量が非常に多かったです。毎日タオルを持って、特に腰から上の汗が多く、夜中時々目を覚まし、タオルで体を拭きながら寝ていました。「お酒を飲んだせいかなあ。」とか思ったり、「今日はそんなに寝汗かかなかったなあ。」と思ったりしながら過ごしていました。でもこれも悪性リンパ腫の症状でした。
ネット検索してもすぐには悪性リンパ腫に到達することはできません。では難しく、「寝汗」で検索するとなかなか「悪性リンパ腫に到達しません。例えば「寝汗」と検索すると、「過度なストレスによって、自律神経に乱れが生じることで寝汗が出る。」など、悪性リンパ腫はなかなか出てきません。でも「悪性リンパ腫」で検索すると「寝汗」がすぐに出てきます。このように、症状をネットで検索もその理由を明確に知ることは難しいものです。熱もでたりします。
複視になる目の日頃から37℃少しの微熱もありました。そしていきなりの複視でした。
FacebookやTwitterで紹介した「リンパ腫」の冊子を読むことで、複視になるまでの様々な症状が一つにつながり、謎解きミステリーのように「謎が解けた」という気分です。「寝汗、熱、体重減少。」はチョット注意が必要ですね。冊子には診断や治療方法、再発など、本当にわかりやすく書いてありました。
簡単に悪性リンパ腫の症状に関して紹介します。
リンパ組織とは、リンパ節、胸腺、脾臓、扁桃腺などのことです。リンパ組織は是ン真にあり、リンパ球は血液を介して全身をめぐり、体を守ってくれます。ですから、リンパ腫はすべての部位に出現する恐れがあります。また、目や肺、胃や腸などのリンパ外組織にしこりができるタイプもあります。私の場合は脳の下垂体の近くに腫瘍として悪性リンパ腫が出ました。また目にもでてきていました。
症状としては、首や脇の下、足の付け根などリンパ節の多いところに腫れや痛みのないしこりが現れます。また原因不明の発熱が続いたり、急に体重が減少したり、私のように「ひどい寝汗」と言ったものがあります。
リンパ腫には「ホジキンリンパ腫」とそれ以外の「非ホジキンリンパ腫」の二つに大きく分けられ、日本人の場合は、「非ホジキンリンパ腫」が約95%と圧倒的に多いとのことです。このタイプによって進行の仕方や治療方法が異なってきます。
今回は肛門の病気とは全く関係のない「悪性リンパ腫」に関してのおはなしでした。参考になればと思います。