渡邉医院

今、母を想う。

 いよいよ5月になりました。ゴールデンウイーク真っ只中に入っていきます。

 新型コロナウイルス感染症対策を十分とって、せっかくのお休み、私の分も楽しんで良い思い出を作って下さいね。

 私も今、抗がん剤による化学療法の2クール目。明日の残すところ1剤の投与で終了します。今のところとても順調で、確実に自覚症状も取れて、治療によって治っていいていることを実感しています。そのことを感じることができることは、頑張りにもつながっていきます。これからが楽しみです。

 さて今回は、私が入院するまでの間のもう一つのお話をしたいと思います。それは、母のことです。

 母は認知症で実家で一人暮らしをしていました。最近ではその認知症も進んできていました。

 小規模多機能を利用していてショートステイとデイサービスを組み合わせて麗容していました。大抵は月曜日の朝、母の家に6時ごろ行って、紙パンツやパジャマを着替えさせて、朝ごはんを食べてもらい、お薬を飲ます。そして準備が整ったら720分ごろに小規模多機能に連れていき、そこから渡邉医院に行っていました。月曜日はお泊り。火曜日は診察が終わった後、母を迎えに施設に。家に着いたら着替えてもらって、一緒にテレビを見ながら午後10時頃、母がベッドに横になって眠ってから帰る。水曜日はデイサービス、日帰りなので、朝6時頃母の家に行って、月曜日と同じようなことをして施設に送る。そして午後6時に診察が終わったら迎えに行く。そんな感じの生活リズムでした。月曜日から火曜日、木曜日から金曜日がお泊り。水曜日土曜日は日帰り。日曜日は私と母の二人といった感じでした。最近は仕事の関係や少し楽をさせてもらおうとお泊りの回数を増やしてもらっていました。

 さて私が今回の病気が発症したのが37日の朝でした。6日は少し母は微熱があるので母と一緒に実家に泊まることにしました。朝起きて目を覚ますとその時点からものが二重に見えるようになりました。知っている先生と連絡を取って、母を一人残したまま病院に行きました。病院での診察の合間にケアマネージャーさんに連絡して、これまでの状況をお話しして、母を見に行っていただくことにしました。母はそのケアマネージャーさんに連れられていつも通っている小規模多機能に行き、しばらくお泊りで預かってもらうことにしました。本当にこの時のケアマネージャーさんには感謝です。症状が出てからは私は自分のことで精いっぱい。診察を続けているうちに、329日に入院となりました。

 母は、たまたま今通っている小規模多機能の上にあるグループホームが3月に空き、そこに入所することができました。
 このような経過です。ですから37日以降全く、母とは会えていません。

 グループホームの方は、「皆さんと楽しくされていますよ。」「慣れてこられたのか、元気にされています。」とのこと。少し安心しました。

 母は今月に5月で88歳。私の治療はまだまだ続きます。でも、入院以前と比べると全然違います。治療で治っていく実感があります。入院以前は自分のことだけで精一杯でしたが、このコロナ禍の中、難しいかもしれませんが、一度元気にしている顔が見たいなと思います。

「お母さん元気!私の治療は順調だよ。」と言いに。