11月になって1週間。まだまだ紅葉はこれからかなあと思います。
朝、朝食の際にインスタントでもコーンスープなど、ちょっと温かいものがあると、ホッとしますね。体も心も温かさ、温もりが欲しくなる季節のなっていきますね。
12月のレシピが管理栄養士さんから届きました。順次レシピを紹介していきたいと思います。
12月のテーマは「うちからあったか酒かす三昧」です。最近、酒かすを使った料理など食べていないなーと思います。
私が小さかった頃、母が酒粕を焼いてお砂糖をかけて食べさせてくれたり、具が沢山入っている粕汁を作ってくれたことを思い出します。
今回はその「酒粕」を使ってのレシピの紹介です。
まずは、管理栄養士さんからのコメントを紹介しますね。
『あちこち紅葉の便りが聞かれる季節になりました。12月は「酒粕づくし」にしました。
「酒粕は粕汁以外に何に使えばいいの?」とのご質問を受けることもあり、ぜひ京都のおいしいお酒のおいしい酒粕を身近に使っていただきたくレシピを作りました。健康・美容・調理においても優秀な食材だと思います。各地のそれぞれのお酒の酒粕の違いも楽しいです。
2019年1月の『豆乳甘酒』も1年を通してよく作ります。私は酒粕が好きなのでたっぷり使っていますが酒粕の量はお好みで加減してください。また、レシピで使った酒粕は比較的絞りのあまい軟らかい酒粕でしたが酒粕によって水分量が違い固さは様々です。酒や水で調整してください。
「小さいときはおやつにストーブの上で酒粕に砂糖をかけて焼いてもらった」と聞いたことがあったので、おやつにもおつまみにもなるパイにしてみました。寒い時期になりますがからだの中からあったかくして元気に乗り切れればと思います。』
ではそろそろレシピを紹介しますね。12月のレシピ第一弾は、「酒かす衣のから揚げ」です。
「酒かす衣のから揚げ」
1人分 380kcal たんぱく質 25g 食物繊維 4g
材料(2人分)
鶏モモ肉 1枚
★酒粕 50g
★生姜 1かけ
小麦粉 大さじ4
塩胡椒 適宜
サラダ油
サニーレタス
レモン
作り方
- ①鶏モモ肉は一口大に切り、ビニール袋に★と入れてよくもむ。
- ②①に塩胡椒・小麦粉を足して160℃の油で揚げる。
*こげやすいので低い温度でゆっくり揚げます。
③ 器に盛りサニーレタス・レモンを添えます。
「管理栄養士さんから一言」
酒粕
酒粕には日本酒の材料である米・麹・酵母由来の成分によりいろいろな効果が期待できます。
まず、便のかさを増やす食物繊維と腸内細菌のえさとなるオリゴ糖の両方が含まれているので便秘解消・整腸作用。
また、血圧を下げる・肝臓を保護する・美肌になる・身体を温める・骨粗しょう症の予防効果など、
肉を柔らかくする作用もあります。
ただし、約8%のアルコールを含んでいるので妊娠中・お子様・運転をする方は注意が必要です。