10月ももう2週間たちました。朝夕は少し寒いぐらいですが、まだまだ日中は30℃越えになることもあって、暑い日が続いています。
新型コロナウイルスの感染も、少し落ち着いてきているようです。この余裕がある間に第6波に備えなければならないと思います。ただ、これまでとは状況が変わってきています。ワクチンを接種した方も1回目が70%、2回目接種終了60%を超えてきました。また抗体カクテル療法などの治療法も行われています。また年末か来年にかけて、内服薬も出てきそうです。新型コロナウイルス感染拡大の収束に向けて明るい光がさしてきているように思います。もうひと頑張り。私たちは、基本的な感染対策をこれからもしっかりとり続けていきましょう。
さて、11月のレシピを順次紹介していきますね。
11月のテーマは「実りの秋」です。
管理栄養士さんからメッセージが届いています。紹介しますね。
『いつもお世話になっております。
昼間の暑さは居座っていますが朝晩は涼しくなってきました。庭のもみじも数枚色づいてきました。
栗が出回り、寝静まった夜に、何度も水を変え渋皮煮を作っていると「秋だなぁ」としみじみと豊かな感じがします。
作るのは手間で食べるのは一瞬、でも毎年作ってしまうのは楽しみにしている家族とこの時間が好きだからかもしれません。
今月は『実りの秋』としました。
・定番のハンバーグもつなぎをえのきを炒め煮にしたとろみに変え、玉ねぎは生で混ぜて食感を残しました。
・里芋まんじゅうは揚げる工程が入りますが、全部火が通っているので表面だけ色がつけばよいので失敗が少なく、ごちそう感が出ます。
・炊き込みご飯に添えた人参ももみじにしてみました。人参の切り方はもみじに抜くときは縦に、梅に抜くときは輪切りにするとグラデーションがきれいに出ます。
・果物ですが柿を料理に使いました。自然の甘みが料理にもよく合います。実がしっかりしているものが向いています。
・デザートには煮物のイメージの強い高野豆腐を使いました。戻し方としっかり染み込ますことがポイントです。
11月9日はタピオカの日だそうです。暖かいものもおいしいです。
長引く暑さに、身体も疲れやすく、食品も傷みやすいです。
感染症対策も食中毒対策も「つけない・増やさない・やっつける」は同じです。お料理をするときにはきれいな調理器具で作り、作ったら早めに食べる・冷蔵庫にしまう、加熱はしっかりを心がけています。
お料理で秋を感じ、ゆっくりと夜長を楽しんでいただければと思います。』
では、11月のレシピの第一弾、「きのこおろしハンバーグ」を紹介します。
「きのこおろしハンバーグ」
1人分 230kcal たんぱく質 18g 食物繊維 6g
材料(2人分)
合いびき肉 100g
玉ねぎ 小1/4個
卵 1個
★えのき 100g
★しょうゆ 小さじ1
★みりん 小さじ1
しいたけ 2枚
舞茸 100g
しめじ 100g
サラダ油 小さじ2
大根(おろし) 2cm
水菜 少々
ポン酢 適宜
作り方
- ①えのきを細かく切り、しょうゆ・みりんでふたをして煮る。冷ましておく
- ②玉ねぎは粗みじんにし、ひき肉・卵・①とこねて4つに丸める。
- ③しいたけ・舞茸・しめじは食べやすい大きさに切る。
- ④フライパンで②を焼き、片面焼けたところで③も入れて焼く。
- ⑤器に④を盛り、水菜・大根おろしをのせてポン酢を添える。
*えのきがつなぎの役割をしてふっくらします。