少し早いですが、10月のレシピを紹介していこうと思います。
9月に入って、やはり周りの空気が違ってきました。秋の訪れを感じさせる涼しさが出てきました。また、日が暮れるのも早くなってきたように思います。
緊急事態宣言の延長もきまり、まだまだ新型コロナウイルス感染の収束もまだ見えてきません。
でも少し明るい未来も見えてきました。ワクチン接種もまだまだワクチン接種を希望される方に十分な速さで接種はできてはいませんが、徐々に進んできています。また、治療法として抗体カクテル療法も出てきました。さらに内服薬の知見も進んできているようです。早く私たち地域の医師に新型コロナウイルスに対抗する武器ができ、それが増えていくことを期待しています。
私自身、肛門科をしながら、外来の患者さん、そして手術、入院の患者さんの診療をしながら、今の新型コロナウイルスに対応できることは何かを自問自答している状況です。
さて、10月のレシピのテーマは「秋の訪れ」です。
管理栄養士さんからのコメントを紹介します。
「先月の雨がやんだと思ったら猛暑がぶり返し、今度は雨とともに急に肌寒くなりました。ひんやりしてくると煮物やあんかけなどの温かい料理が恋しくなります。
今回は秋の始まりを感じる料理にしてみました。
まだまだいつもの生活には戻れませんが、それでも季節は移ろい、食卓に行事を取り入れることでいつもを感じられればと思います。
今回は、秋の食材にお月見・ハロウィンのかぼちゃをすこし取り合わせてみました。
気温変化も大きく、夏の疲れも出やすく、体調を崩しやすい時期です。食事を通して楽しく元気に過ごせればと願っています。」
10月のレシピの第一弾は、「厚揚げのたっぷりきのこ」です。
きのこは肛門科的には便秘に有効です。便の量を増やす食物繊維がたくさん含まれ、便の量を増やしてくれます。また後程、きのこに関しての管理栄養士さんの一言も紹介しますね。
では10月のレシピ第一弾を紹介しますね。
「厚揚げのたっぷりきのこ」
1人分 160kcal たんぱく質 12g 食物繊維 3g
材料(2人分)
厚揚げ 2枚
きのこ 100g
(今回はしめじ・舞茸・エリンギ)
★めんつゆ 大さじ1
★水 大さじ3
★片栗粉 小さじ2
★生姜 小さじ1
ねぎ 適宜
唐辛子 適宜
作り方
- ① 厚揚げを焼く。
- ② きのこを適当な大きさに裂く。
- ③ フライパンで②を空煎りし、★を入れてしっかりとろみをつける。
- ④ 器に①を盛り③をかけてねぎ・唐辛子をのせる。
*きのこは他にもしいたけ・えのき・ヒラタケなどなんでもいいですが組み合わせる方がおいしくなります。
管理栄養士さんから一言
きのこ
きのこは低カロリーで食物繊維が豊富に含まれています。また、ビタミンBやビタミンÐ、リンやカリウムなども豊富に含まれています。買って来たら30分ほど天日に干すことでビタミンÐも増え、食感もよくなります。
完全に乾燥していないので生と同じように保存・調理してください。