6月のレシピは「噛んで健康」をテーマに紹介しています。
今日は「生生姜の甘酢漬け」のレシピを紹介します。
生姜は昔から、風邪など、様々な病気に効くと言われてきました。そこで生姜の体への作用を少し調べてみました。
調べてみると、生姜は食べ方によって効果が違ってくるようです。生で食べるのと、熱してから食べるのでは効果が違ってくるとのことです。
この食べ方によって効果が異なってくる要因として、生姜に含まれているジンゲロールという成分が関係しているようです。
生の生姜には、このジンゲロールが含まれています。このジンゲロールは解熱作用や強い殺菌作用があるようです。また、体内の熱を取り除く一方で、体の表面を温める作用があります。これに対して、生姜に熱を加えることで、ジンゲロールがショウガオールという成分に変わるそうです。このショウガオールは血液の流れを良くする作用があり、このことで体を温める効果があります。また、乾燥させた生姜にもこのショウガオールがたくさん含まれているそうです。
今回紹介する「生生姜の甘酢漬け」お寿司屋さんで出てくる「ガリ」ですよね。このジンゲロールの効果を知って、「なるほど!」と思いました。ガリは、ただただ箸休めのためのものではないのですね。生のお魚をネタにしてのお寿司。生生姜に含まれているジンゲロールの強い殺菌効果も期待しているんですね。
そろそろ、「生生姜の甘酢漬け」のレシピを紹介しますね。
「生生姜の甘酢漬け」
新生姜の甘酢漬けの材料
新生姜 300g
★塩 小さじ1/3
◇酢 100ml
◇水 100ml
◇砂糖 30g
◇塩 小さじ1/3
*酸のチカラできれいなピンク色になります。
*冷蔵庫保存して下さい
新生姜の甘酢漬けの作り方
- ① 新生姜はできるだけ新鮮なものを購入し、茶色くなったところをスプーンでこそげとって、繊維に沿って薄くスライスします。
- ② お湯を沸かし、2分茹でます。ざるに上げ、★の塩をまぶして冷まします。
*このゆで汁でジンジャーシロップも作れます(2018.8月のレシピ)。
③ ◇の材料を入れて一煮立ちさせて冷まします。
④ ジップ付き保存袋かビンに②を絞っていれ③を注ぎます。
「トマトと新生姜のサラダ」
ざく切りにしたトマトに新生姜の甘酢漬けの千切りを乗せる。
好みで黒胡椒・オリーブオイルをかける。