2月も10日間が過ぎました。昨日は雪が降ったかと思えば、今日は少し暖か。
北野天満宮の梅の花も少し咲いてきたようです。確実に春の気配が段々訪れてきています。
3月のレシピは「ひな祭り」がテーマで管理栄養士さんがレシピを作って下さいました。
管理栄養士さんからのメールを紹介します。
「さて今回はひな祭りです。定番からは少し外れますが「いつまでも健やかでいてほしい」という想いはそのままに古い料理も織り交ぜて作ってみました。
春といってもまだまだ寒い日が多い3月です。
柚子ココアはからだが温まるとともに食物繊維もたっぷりとれる1品です。
ジャムの甘さがあるので純ココアや甘さ控えめのココアを使っていただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。」
今回3月のレシピでまず紹介するのは、「柚子ジャム・柚子ココア」です。
まだまだ寒い時期です。温かいものが欲しく感じます。また疲れたときは、甘いものも欲しくなります。そんな時にもってこいだと思います。
ココアにはマグネシウムが含まれています。ストレスがかかった時に血小板がくっ付き易くなって血栓ができやすくなります。この血小板がくっつき難くして、血栓ができにくくしてくれるのがマグネシウムです。
今日も何人か血栓性外痔核で急に痛くなって受診された患者さんがいました。患者さんに「ストレスがかかった時、血小板をくっ付き難くしてくれるのがマグネシウム何ですって。ストレスがかかった時にマグネシウムをとるといいです。コーヒーやココアにはマグネシウムが含まれています。ストレスがかかった時に、気分を変えて、コーヒーやココアを入れて飲むといいかもしれませんね。コーヒーブレイク、理にかなっています。」とお話しています。
ココアでの思い出は、私がまだ学生だった頃、日大の板橋病院の門の横に「モンノム」という喫茶店?フルーツパーラー?がありました。そこの「ホットココア」が印象に残っています。
細長いコップの三分の二までココアが入っていて、残り三分の一にホイップクリームが入っていました。とても熱いのと、飲み方を間違えると、ホイップクリームの真ん中から、アツアツのココアがあふれ出してきてしまいました。でもそのココア、とても美味しく良く頼んでいました。そのお店は、今はもうなくなってしまい、とても寂しい思いです。昼の休憩の時はたまに言っていたなあと思い出します。
さて、そろそろレシピを紹介しますね。
柚子ジャム・柚子ココア
ココア1杯 約180kcal たんぱく質 7g 食物繊維 5g
柚子ジャムの材料
柚子 1個(重さを測る)
砂糖 柚子の半分くらい
柚子ココアの材料
ココア(ビター)大さじ1
お湯 大さじ1
牛乳 120ml
柚子ジャム 大さじ1
柚子ジャムの作り方
- ① ゆずの皮をむき、外皮は5mm角のみじん切りにする。薄皮のついた果肉は半分に切って種を取り、ざく切りにする。
- ② ①の外皮はかぶるくらいの水で水から茹で、沸騰したらお湯を捨てる(ゆでこぼし)。
これを2回繰り返し、3回目は柔らかくなるまで茹でて水気を切る。
③ ②に①の果肉と砂糖を入れ10分ほど煮る。
柚子ココアの作り方
- ① マグカップにココアとお湯を入れよく混ぜる。
- ② ①に牛乳を入れよく混ぜ電子レンジで温める。
*吹きこぼれないように注意してください。
③ 柚子ジャムを混ぜる。