今回は「ぶりのバターポン酢焼き」のレシピを紹介します。
今日は、診療が終って母の家で一緒にいるとチャイムがなりました。誰かなあと玄関を開けると、母の家の小学校区の社会福祉協議会の民生委員の方が、母に敬老の日の記念品を持ってきてくださいました。母の住んでいる学区には80歳以上の方が850余名住んでおられるとのことでした。
母は認知症が進んでいますが、まだまだ元気です。先日母をデイサービスに迎えに行ったとき、母はいつも笑顔で私を迎えてくれるのですが、帰り道に私が「元気でしたか?」と聞くと、「私は元気ですよ。」と。私が「元気でよかった!」というと「そうですか。」と。
3~4年前でしたか、母と一緒に歩いているとき、ふと母が「私がいない方が、あなたは楽よね。」と。私はドキッとしました。そんなことを母が考えていたとは。なぜそのようなことを考えたのかわかりません。でもそんなことはありません。いつも母は笑顔でいてくれます。時にはこんなに笑うかと思うほど、顔をクチャクチャにして笑うこともあります。私はそんな笑顔が大好きです。そんな母をみているだけで日々の仕事を頑張ることが出来ます。いつまでも母の笑顔をみていたいと思います。
同じ小学校区に住んでおられる80歳以上の方々も同じだと思います。その方が元気でいることがまわりの人に生きる力を与えるのだと思います。
敬老の日を迎えるにあたって、皆さん元気でお過ごしください。
さて、今回はぶりのバターポン酢焼きです。ぶりと言えばすぐに頭に浮かぶのは、ぶりの照り焼きです。バターポン酢焼き、バターのこくとポン酢のさっぱり感。美味しそうです。管理栄養士さんから、鯖、鱈、鮭でも可能ということです。きっと白ご飯と会いますよ。前回紹介した、ところてんとワカメのスープと一緒に楽しんで下さいね。
ではレシピを紹介しますね。
「ぶりのバターポン酢焼き」
1人分 約380kcal たんぱく質 25g 食物繊維 2.5g
材料(2人分)
ぶり 2切れ
鯖、鱈、鮭でも可
塩 少々
小麦粉 適宜
油 小さじ2
★バター 大さじ1
★ポン酢 大さじ2
ピーマン 1袋
舞茸 1袋
作り方
- ①ぶりは軽く塩をし10分置いて、出てきた水気をふき取る。
- ②①に小麦粉を薄くまぶし、油をしいたフライパンで両面焼く。一緒にピーマン・舞茸も焼く。
*ピーマンは大きければ半分に、小さければそのまま焼く。
③付け合わせを取り出し、バター・ポン酢を入れてぶりに絡ませる。
④うつわに盛る。
管理栄養士さんから一言
ぶり
ぶりはたんぱく質が豊富で、脳の活性化や生活習慣病予防効果の期待できるDHAやEPA、骨の形成に重要なビタミンD、貧血予防の鉄、疲労回復の
ビタミンB1、脂質代謝に係るビタミンB2なども多く含みます。
魚油が流れ落ちない調理法が効果的です。