渡邉医院

「秋の始まりを感じる定食」を紹介します。

 今日は75回目の終戦記念日です。新型コロナウイルスの感染拡大もあって、戦争のことを考える余裕がないかもしれません。でもこんな時だからこそ、戦争が残した傷跡。それがいまだに続いていることに思いを寄せ、二度と戦争が起こることのない平和な世界へ向けて私たちは確実に一歩づつ前を向いて進んでいかなければなりません。そのためには過去を振り返り、なぜこのような悲惨な戦争が起きてしまったのか。なでそれを止めることが出来なかったのかをしっかり検証して、反省することでようやく前に進むことが出来ます。このことなしでは、また同じことが繰り返されてしまうと思います。

 新型コロナウイルス感染拡大の中、どうしても感染を防止するには人とのつながりが薄れていってしまいます。また、相手をそして自分をも疑ってしまう。そんな状況になってしまいます。やはり今、私たちに大切なことは、相手を思いやる優しさ。それを最大限にすることだと思います。そういったことが、今目の前にある新型コロナウイルスの感染拡大から、私たちの心の優しさを守り、打ち勝っていく方法だと思います。またそのことが、戦争のない平和な世界へと繋がっていくと思います。

 さて、まだまだ夏本番、真っただ中ですが、9月のレシピを使った「秋の気配を感じる定食」を紹介しますね。

「秋の気配を感じる定食」

9月の献立

・さんまの蒲焼開きを使って
・茄子ときのこの味噌炒め
・切り干しともやしのもずく酢和え
・パプリカとインゲンのピクルス(ナス・しめじ)
・ゴーヤの佃煮
・ご飯

メインを茄子かサンマかどちらかにした時の1人分

茄子 :約650kcal、たんぱく質25g、食物繊維6.2g、野菜摂取量220
サンマ:約60kcal、たんぱく質22g、食物繊維10g、野菜摂取量270

管理栄養士さんから一言

野菜

野菜は1日350g取ることが推奨されていますがどの年代も足りていないのが現状です。350gは小鉢で5皿が目安になります。
私たちは野菜からビタミンAKの半分・ビタミンCや葉酸の30%・その他のビタミンやミネラルをとっています。食物繊維の40%も野菜由来です。
ベジファーストのように食べる順番でも健康効果が期待できます。
食品はいい成分・ほしくない成分が混在していているので「〇〇だけ食べたら」ということはなくいろいろ組み合わせて食べることが大切です。