渡邉医院

新型コロナウイルス感染拡大に対しての緊急要請

 今日、7月21日は土用の丑の日です。皆さんも鰻を食べているのかなあと思います。
 私は久しぶりに渡邉医院の当直をして、一日の仕事を終えた後、母と一緒に過ごしています。鰻は残念ながら食べれませんでした。まあ、今日ではなくてもいいので、食べたいなあと思います。よく考えると、最近を食べていないなあと思います。
 今日は午後から会議があって、四条付近に行くと祇園祭の時の提灯と和傘が道沿いに飾られていました。今年は祇園祭の山鉾巡行が中止になり、祇園祭の雰囲気を全く味わっていなかったので、提灯と和傘だけですが、祇園祭を感じることができました。

 山鉾巡行は中止になりましたが、疫病退散の神事は進められているようです。
 京都でも新型コロナウイルスの感染がまた拡大しつつあります。早く収束するように、神頼みだけでなく、私たち一人ひとりも新型コロナウイルス感染拡大の収束に向けての取り組みをしっかり行っていきたいと思います。
 今、京都でも新型コロナウイルスの感染拡大が再度進んでいます。このような状況の中、京都社会保障推進協議会は京都府に緊急要請を出しました。その内容を紹介します。

             緊急申し入れ

  京都府と京都市は、7月20日、京都府内の新型コロナウイルス感染症者が過去最多の27人になったと発表しました。

 いうまでもなく、この感染者数と増加のスピードは、対策を講じなければ、数週間で京都府の新型コロナウイルス感染症対策のために用意したとされる431床を超えかねない状況です。府民のいのちを守るために、緊急対策を実行することが必要であると考え、715日に出された「警戒基準到達をふまえた今後の対応について」を前提として、下記の点を要請します。

                  

 1 京都府内の感染拡大状況から、緊急に新型コロナウイルス感染症対策のために用意した431床を直ちに新型コロナウイルス感染症病床として稼働できるようにすること。同様に、軽症・無症状感染者のための療養ホテルについても緊急事態宣言時の部屋数を直ちに確保すること。

2 感染経路が判明している地域・業種に検査を徹底すること。

3 現在でも供給が不十分なマスク・ガウン・手袋などの感染防護資材について、各医療機関・介護施設などが必要とする数量を確保すること。

 4 現在、感染判明者のうち半数近くの染経路が不明である状況をふまえ、無症状の感染者を介した市中での感染拡大の可能性を考慮して、緊急事態宣言時と同等の行動制限や、経路不明感染者の居住地域・職域等に関わる全員検査など、大規模な感染拡大防止策を速やかに講じること。

 5 医療機関・介護施設に対する財政支援を緊急に行うこと。

 6 医療機関・介護施設への風評被害が起こらないように、府民への啓蒙を強めること。

 7 PCR検査の詳細な状況(設置数・稼働能力など)、療養ホテルでの暮らしぶりなど、新型コロナウイルス感染症に関わる情報を府民に丁寧に分かりやすく広報すること。

 8 新型コロナウイルス感染症対策の現在の状況について、国民生活を支え、全国の検査・保健所・医療提供体制を強化する施策について、緊張感を持ち、財政面もふくめた支援を緊急に実施するように政府に求めること。

                 以上