8月のレシピは、「暑さを乗り切る!」をテーマにレシピを紹介してきています。前半は鰻を使ったレシピを、後半はおからパウダーを使ったレシピを紹介しています。
さて、京都の今現在は、日も照ってきて、いい天気になってきました。少し雨も落ち着いてきたのかなあと言った感じです。今年は祇園祭も中止になり、本来なら今日は宵々山だったのかなあと思います。本来ですと、祇園祭りが終っていよいよ夏本番と言った気持ちになるのですが・・・今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、季節の移り変わりに何のメリハリもなく、なんとなくダラダラ季節が過ぎていっているように思います。
少し寂しい気持ちにもなりますが、今は新型コロナウイルス感染拡大の収束に向けて一人一人頑張っていかなければならないんだなあと思います。そして、私たちが今できることをしっかりと行っていきたいなあと思います。
一つ気になることがあります。それは、政治だけでなく世の中すべてが「新型コロナウイルスの影響」という言葉で大切なことを議論することなく、様々な人の意見をきくことなく、この一言で済まされて言っているのではないかと言うことです。新型コロナウイルスの感染拡大を抑え、収束させることは大事です。でもこれから先の世の中を動かしていく、そんな大事な議論はしっかりとしていかなければならないと思います。
さて、レシピに戻りますね。今回のレシピは「おからで鶏南蛮(夏)-辛味と酸味を効かせてー」です。夏はやっぱりピリ辛で少し酸っぱいものが美味しく感じます。そして食欲もわきます。ではどうして夏の暑い時期に辛味や酸味が欲しくなるのでしょうか?ちょと調べてみました。
酸味に関しては、酸っぱいもの煮はクエン酸という酸が含まれています。体が疲れる原因に、体内に乳酸が溜まることが挙げられます。クエン酸はこの乳酸を代謝するときに必要となります。ですから疲れた時には酸味のあるものが欲しくなると言われています。暑い夏頑張って仕事をしたり、また夏の暑さに立ち向かうために頑張るとやはり疲れが出るその疲れをとるために酸味が欲しくなる。と言ったことのようです。
ではなぜ辛いものが欲しくなるかです。香辛料など辛味や刺激のあるものは、体の中から発汗して汗をかくことによって体温を下げようというところからくるのではないかと言われています。
ということで、今回は、お腹の調子を良くしてくれるおからパウダーを使った、少しピリ辛で酸味のある、夏にはもってこいのレシピ「おからで鶏南蛮」のレシピを紹介しますね。
「おからで鶏南蛮」
1人分 約450kcal たんぱく質 30g 食物繊維 6g
材料(2人分)
鶏モモ肉 1枚(200g)
◎おからパウダー 大さじ2
◎卵 1個
〈甘酢〉
★酢 大さじ2
★みりん 大さじ2
★しょうゆ 大さじ1
★唐辛子 1本
〈タルタルソース〉
ゆで卵 1個
紫玉ねぎ 1/4個
きゅうり 1/4本
◇ヨーグルト 大さじ2
◇マヨネーズ 大さじ1
◇レモン汁 小さじ1
◇はちみつ 小さじ1
◇おからパウダー 小さじ1
◇塩胡椒
(作り方)
- ①鶏モモ肉は厚さを揃えて一口大に切る。
- ②◎を混ぜ①につけ、フライパンで揚げ焼きにして取り出しておく。
- ③フライパンをふき、★を煮立たせ甘酢を作り②を入れる。
- ④紫玉ねぎ・きゅうりをみじん切りにし塩もみする。
- ⑤みじん切りのゆで卵と④と◇をませタルタルを作る。
- ⑥皿に付け合わせ野菜と③を盛り、⑤をかける。