7月も2週目が終わり、本来ならば祇園祭で街も賑わい、祇園ばやしの笛の音や鐘の音で心ウキウキする時期です。今年は新型コロナウイルスの感染拡大で山鉾巡行・神輿渡御が中止になりました。ただ、こんななか、昨日10日には祇園祭の神輿を清める「神輿洗い」が八坂神社で行われました。祇園祭は平安時代に京都で流行した疫病を鎮めるため、現在の八坂神社に66本の鉾を作り疫病の退散を祈願したのが始まりです。
山鉾巡行・神輿渡御が中止になりましたが、新型コロナウイルスを退散して欲しいものです。
京都では祇園祭が終ると夏本番!厳しい暑さの日々を迎えることになります。こんな時こそガッツリ食べて、元気をチャージしていきたいと思います。
7月21日は土用の丑の日。8月のレシピはまずは鰻を使ったレシピを紹介します。
管理栄養士さんからこんなメールをいただきました。
「今年は7月21日が土用の丑の日だそうです。平賀源内のコピーに乗ってみるもよし、レジェンドの将棋飯にあやかるもよし、落語にならうもよし、今回はお坊さんに倣って精進料理風のうなぎのかば焼きもどきも作ってみました。本来ははんぺんでなく長芋で作るようですが、これだけ手間をかけても食べたかったんだろうなあ。意外と鰻!と新たな発見でもありました。」
では、そろそろレシピを紹介します。まづ8月のレシピ第一弾は「鰻の柳川風」です。
「鰻の柳川風」
1人分 約320kcal たんぱく質 20g 食物繊維 4.2g
材料(2人分)
鰻のかば焼き 1/2尾
◎ごぼう 1本
◎玉ねぎ 1/2個
ごま油
めんつゆ 大さじ3
みりん 大さじ1
卵 2個
三つ葉
粉山椒
作り方
- ①鰻のかば焼きは1cm幅に切る。
- ②ごぼうはささがきに、玉ねぎは薄切りにする。
- ③ごま油で②を炒める。
- ④めんつゆ・みりんを加え、ひたひたの水を入れて軟らかくなるまで煮る。
- ⑤①を並べ、溶き卵を入れて半熟まで火を入れる。
- ⑥三つ葉を飾る。
管理栄養士さんから一言
うなぎ
鰻には抗酸化作用のあるビタミンAが豊富に含まれ、疲労回復のビタミンB1・皮膚や口内炎予防のビタミンB2も多く、牛乳よりたくさんのカルシウムや
DHA・EPAといった記憶力やがん・高血圧・コレステロールなどに有効な
魚油も含まれます。