今回は「ぐりとぐらのカステラ」のレシピを紹介します。
「ぐりとぐら」という絵本。知っていますが、私は読んだことはありません。皆さんはどうですか?
「ぐりとぐら」を少し調べてみました。1963年「母の友」6月号に掲載した幼児向けの読み物の「たまご」が原型となったそうです。同じ年の12月1日に「こどものとも」93号で「ぐりとぐら」で発表されたそうです。
さて、「ぐりとぐら」の第一作にカステラが出てくるそうです。野ネズミのぐりとぐらが森の中で大きな卵を見つけて、鍋や材料を森に運び込んでカステラを作る。そのカステラの美味しいそうな香りに引き寄せられて、森の中にいる動物たちが集まってくるというストーリーだそうです。
「ぐりとぐら」の絵本の中に書かれているカステラの材料は、「こむぎ、ばたー、ぎゅうにゅう、さとう」それと森の中で見つけた大きな卵だけといったシンプルな材料。そしてカステラを作る調理器具は「おなべ、あわだてき、ぼーる」の三つだけ。作り方も書いてあるそうで、「卵をボールに流し込んで、砂糖と一緒に泡だて器でかき混ぜて、牛乳と小麦粉を入れて、鍋にバターをよく塗ってボールの中身を入れてふたをし、かまどへかける」だそうです。
私は、カステラはお砂糖のジャリジャリ感が残っている面が好きです。じりじゃり面を後から食べるようにしています。
では、「ぐりとぐらのカステラ」のレシピを紹介しますね。
「ぐりとぐらのカステラ」
1人分(1/8カット) エネルギー 170kcal たんぱく質 4.5g
できるだけ簡単にしたく、今回はホットケーキミックスと炊飯器で焼きました。
卵を別立てにしたり、オーブンやフライパンで焼いたりアレンジしてください。
カステラ(1つ分)
材料
ホットケーキミック 200g
卵 2個
砂糖 50g
牛乳 180cc
バター 20g
作り方
- ①卵と砂糖を白っぽくなるまでよく混ぜる。
- ②ホットケーキミックスと牛乳を混ぜ炊飯器で炊く。
*今回は普通炊飯2回かけました。ケーキコースや早炊きコースなど炊飯器に合わせて作ってください。
③焼き上がりにバターをのせる。
管理栄養士さんから一言
卵
卵には食物繊維とビタミンC以外のすべての栄養素を含む食品で、
卵のたんぱく質は必須アミノ酸がすべてそろった良質はたんぱく質です。
価格的にも安定しておりいろいろな調理法があり生でも食べられ
買い置きもできる優れた食品です。