渡邉医院

10月3日(土曜日)第36回医療のうたごえ全国祭典in京都

 今日はいい天気でした。雪がちらついていたここ二日間と違い少し穏やかな一日でした。

 今年の103日(土曜日)に第36回医療のうたごえ全国祭典in京都が開催されます。そして今日はその祭典にむけてのプレ企画があり、参加してきました。

 実は医療のうたごえ全国祭典の実行委員長をさせていただくことになりました。

 8年前にも京都で医療のうたごえ全国祭典が開催されました。この時も実行委員長をさせていただきました。前回に引き続いての実行委員長です。

 前回の時は京都府保険医協会から実行委員として実行委員会に出席したのですが、その時にひょんなことから実行委員長になってしまいました。

 実行委員会で会議をしてその後、歌の練習。いろんな歌を教えていただきました。本番では、皆さんと一緒に舞台に立って歌を歌い、最後の曲の間奏の時に実行委員長としてもメッセージを届け、そして最後は会場に来られた皆さんと一緒に「故郷」を歌う時は指揮までさせていただきました。
 実行委員会での会議、そして歌の練習。また本番に向けての練習。この過程がすべて楽しく、充実した時を過ごさせていただきました。とても感動しました。その時感じたことですが、「私たちには歌がある。そして、私たちが歌を歌い続ける限り、私たちの夢は現実になる。」と言うことでした。今回もこのときの感動をもう一度味わいたと思い、実行委員長を引き受けました。
 103日の祭典は是非成功させたいと思います。そして参加された皆さんと一緒に同じ感動を味わいたいと思います。

 最近、涙腺が弱くなったのか、涙もろくなりました。今日のプレ企画でも、皆さんの歌声を聞いたり、一緒に歌うことで、何か心の底から込み上げてくるものがあり、涙してしまいました。この気持ちは何だろうと思います。
 歌を聴きながら、そして歌いながら、いろんなことが間たまに浮かんできます。母のこと、家族のことなど。歌、音楽はやはり感性を研ぎ澄ましてくれるんだなあ、そして気持ちを穏やかに、そして優しくしてくれるんだなあと感じました。いまからこんなに涙していて、本番まで持つかなあとチョット心配になりました。

 今回の第36回医療のうたごえ全国祭典のテーマは「“いのち輝き”~笑顔につつまれて~」です。このテーマを皆さんに感じてもらえるような祭典にしたいと思います。

 私の母も認知症が進んでいます。私のこともはっきり分かっているかは疑問です。でも時々コンサートに一緒に行ったり、食事をしたりするとき、とても素敵な穏やかな笑顔を見せてくれます。また時にはこんなに笑うかと思うほど、顔をクチャクチャにして笑います。そんな母の笑顔が私は大好きです。そんな笑顔をずっと見続けていたい。そして、そんな母の笑顔を見続けることができる社会にしていきたい。そんな社会にするために、私たちのうたごえが力になればと思います。