今日は「豚肉の紅茶燻製(フライパンで)」のレシピを紹介します。
今回は私が子供の頃のお話をしています。今日もちょっとだけお話したいと思います。
甲府にいたころ、一度引っ越しをしました。引っ越し先は荒川の近くで、周りにため池があったり、自然豊かなところでした。荒川の河川敷には牛が縄で繋がれていますが、放牧されていて、河川敷の草を食べていました。ため池には釣りに行ったり、荒川で遊んだり自然の中で遊んでいました。住んでいた家の裏には蚕の養殖のために、桑畑があって、桑の木になった桑の実を取って食べたりしていました。
そのころ、甲斐犬といって、山梨県原産の猟犬を飼っていました。真っ黒な色で耳はピンと立っていてで、見た目だけでなく、とても賢い犬でした。その頃(50年以上前)は、夜は放し飼いにいました。子供が出来、散歩に荒川の河川敷に行き、二匹を放し飼いにすると、母犬が子供の犬を教育しているかのような行動をとっていました。京都に帰ってくるときに、二匹はご近所の人に引き取っていただきました。
また、川の土手に生えてくるツクシを取ってきて、母に佃煮にしてもらったりしていました。とても懐かしく思います。
さて、今回はフライパンで作る燻製です。燻製と聞くと、チョット手間がかかって大変かなと思いますが、フライパンでできると聞くと、グッと身近な料理になります。燻製は、古くからある食品の加工方法のひとつで、燻すことで、燻製の独特の風味、香りを付けるだけでなく、食品に含まれる水分を減らして、殺菌や保存性を高めるこうかがあるとのことです。燻製に使う木材には「ヒッコリー」、「サクラ」、「ナラ」、「ブナ」、「リンゴ」など、いろんな木材があって、それぞれの木材で、風味や香りが変わってきます。今回は「紅茶」です。どんな風味や香りが出るか、是非試してみて下さいね!
「豚肉の紅茶燻製(フライパンで)」
材料(作りやすい分量)
〈使うもの〉
ゆでるための鍋
深めのフライパン
アルミホイル
網
ふた(なければアルミホイル)
〈材料〉
豚肉(今回はバラ肉) 300g位
塩 小さじ1
ザラメ 大さじ1
紅茶葉(乾燥) 大さじ1
作り方
1.下味付け
豚肉に塩をすりこみ、30分置く。
2.ゆでる
①ひたひたのお湯でゆでる。
②浸したまま冷ます
③肉を取り出し、表面の水分をよく取る。(残っていると酸っぱくなる)
3.燻製
①フライパンにアルミホイルを敷きザラメと紅茶を中央に入れる。
②網を置き、肉をのせる。
③ふたをして中火にかけ、1分で火を止める。
④10分したらふたを取る。