今回は、「文旦のピール」のレシピを紹介します。
文旦は、ザボンとかボンタンとも呼ばれています。私は「文旦」とは言わず、「ボンタン」と言っていました。皆さんはどうですか?昔、小さいころ「ボンタンアメ」を食べた記憶があります。「ボンタンアメ」って大正13年生まれだそうです。ひとつづつオブラートに包まれていました。懐かしいです。
さて、ピールは柑橘類の皮の砂糖漬けのことです。チョコレートでコーティングしても美味しいですよね。チョコレート好きの私にとっては、チョコレートでコーティングしたピール、魅力的です。皮の苦みと砂糖の甘さ。ついついやめられなくなって食べすぎには注意が必要ですね。
意外と果物の皮って体にいいんですね。ペクチンという食物繊維が多く含まれていて、肛門科的には便秘などの改善にもってこいです。
さて。「文旦のピール」のレシピを紹介しますね。
「文旦のピール」
材料(作りやすい分量)
文旦の皮 1個分
砂糖 100g
グラニュー糖 適宜
作り方
① 文旦の皮に8等分の切れ目を入れ、白いわたをつけたまま剥く。
② 表面の皮をところどころピーラーで削り取り、食べやすい大きさに切る。
③ 水からたっぷりのお湯でゆでる。沸騰したら水を変えよく絞ってからゆでる。
ゆでこぼしを3回行い。白いところが透明になるまでゆでる。
④ 砂糖を1/3量加え、煮詰める。3回繰り返す。
⑤ クッキングシートに広げて乾かし、グラニュー糖をまぶす。
管理栄養士さんからの一言
文旦の皮
捨ててしまいがちですが、ここには食物繊維のペクチンが多く含まれ、
下痢や便秘の予防や悪玉コレステロールを抑える効果が期待できます。
独特の苦みにも、食欲抑制や自然の下剤効果もあるそうです。
また、果肉よりも多くのビタミンCを含んでいて、風邪予防・免疫力アップも期待できます。
ピールは砂糖もたくさん含んでいるので食べ過ぎにはご注意ください。