今回は「海老芋饅頭の竹の子あんかけ」のレシピを紹介します。
海老芋は伝統的な京野菜の一つになっています。芋の形が少し湾曲していて、縞模様が海老に似ているところから「海老芋」の名前が付いたそうです。
海老芋は、安永年間(1772~1781年)に青蓮院宮が、長崎から持ち帰ってきた里芋の種を栽培したことが始まりと伝えられています。
海老芋の思い出としては、農家の方から海老芋をいただくことがあり、母は海老芋をいただくと、とても喜んでいました。「ひゃー!とっても立派な海老芋。今日はシチューにしよう!」と、母はいつもいただいた海老芋でシチューを作ってくれました。もちもちした食感で、とても美味しくいただきました。
海老芋は他には天ぷらにしても美味しいですよね。
さて、今回は「海老芋饅頭の竹の子あんかけ」のレシピを紹介しますね。
「海老芋饅頭の竹の子あんかけ」
1人分 100kcal、たんぱく質 約6.5g、食物繊維 約3g
材料(2人分)
海老芋 200g
合いびき肉 50g
玉ねぎ 1/2個
竹の子 50g
塩こしょう 少々
しょうゆ 小さじ1
めんつゆ 適宜
片栗粉 適宜
ごま油 小さじ2
作り方
① 海老芋はレンジで加熱するか蒸してやわらかくし、皮をむく。
② 玉ねぎはみじん切りにし、ひき肉と炒め、塩こしょう・しょうゆで味を調える。
③ ビニール袋に①と②を入れつぶしながらよく混ぜる。
④ 4つに分けて小判型に丸め、片栗粉をつけて、ごま油で焼く。
⑤ 小鍋にめんつゆを入れ、竹の子をさっと煮る。片栗粉でとろみをつける。
⑥ 器に④を盛り、⑤をかける。
*海老芋の代わりに里芋でもできます。
*ひき肉は豚でも鶏でもおいしいです。
管理栄養士さんからの一言
海老芋
海老芋は京野菜の一種で京芋とも呼ばれています。
ねっとりとした食感とやさしい甘さが特徴です。煮崩れしにくいので煮物によく使われます。里芋などのぬめりにはコレステロールを下げる・高血圧を予防する・粘膜保護する・便秘を予防する・肥満を予防するなど様々な効果が期待されます。