渡邉医院

水彩色鉛筆

以前、私が描いた油絵を紹介しました。大学の美術部にいたときに描いた油絵や、医者になって個展を開こうと思い立って、描いた油絵などを紹介しました。
京都に帰ってきて、なかなか油絵までは描けていません。油絵を描く習慣があれば何ともないんだと思いますが、なかなか、準備をしたり、油絵を溶くオイルのにおいなど、「油絵を描こう!」とすると、チョット決心がいります。
でも久しぶりに絵を描いてみたいなと、画材コーナーに行ったときに見つけたのが、「水彩色鉛筆」です。
見た目は色鉛筆なのですが、色を塗ったあと、水を含ませた筆でなぞると水彩がのようになります。グラデーションを出せたり。水彩画に近い絵を描くことが出来ます。
渡邉医院の玄関前の通り庭のハナミズキの葉が色付いてきました。以前このハナミズキの色付いた葉の絵を、この水彩絵の具で描いたことがあります。その絵を下書きから紹介したいと思います。
今回、下書きは、ボールペンで描きました。全体の輪郭を描いた後に、細かく細部まで描いていきます。結構、このボールペンだけでも一つのペンがとして十分かなと思うくらいに描きました。その後、次に水彩色鉛筆で色を付けていくのですが、私は薄い色から塗っていきます。まずは黄色から。
次は、橙色、そして赤と塗っていきます。また緑のところも残っているので、緑色を。この時も黄緑色から濃い緑をと塗っていきます。
全部塗り終わった後に、水で濡らした筆を使ってグラデーションを作っていきます。色鉛筆である程度しっかり塗っても水を含ませた筆で絵をなぞると、きれいなグラデーションができ、水彩画風になっていきます。
こんな感じで出来上がりです。
もう一つ花の絵も紹介しますね。
この花は、毎週月曜日に診療所の近くに集花園さんというお花屋さんが花を活けにきて下さいます。毎週新しい花で、私たちを癒していただいています。その集花園さんが活けてくださった花を描いてみました。要領は一緒で、まずはボールペンで下書きをしっかり描いて、その後水彩色鉛筆で色を付けていきます。その後に水を含ませた筆でグラデーションをつけていきます。
下書きはボールペンでしっかりかきます。
後、2作品。花の絵と猫の絵も描いてみました。
こんな感じで、たまには絵を描いています。絵を描いているときは、なにも考えることなく、絵を描くことに集中して、日常の生活や診療とは全く違った時間を持つことができて、とても有意義な時間です。気分転換にもなりますしね!
なかなか水彩色鉛筆、面白いですよ。興味がある方はぜひ使ってみてくださいね。