今回は、「かぶら蒸」のレシピを紹介します。
「かぶら蒸」と聞くと、なかなか和食料理屋さんでしか食べないイメージがあります。家で食べることはあまりないのではと思います。作るのに、すごく手間がかかるような印象があります。
かぶら蒸のお椀の蓋を開けたときのゆずの香り。かぶら蒸の食感。美味しいですよね。
「かぶら蒸」、だしがとっても大事なんだろうなって思います。11月のレシピで紹介した「基本の一番だし」を使って、ぜひ作ってみてください。料亭の味にせまれるでしょうか?
では「かぶら蒸」のレシピを紹介しますね。
「かぶら蒸」
1人分 150kcal たんぱく質20g
材料(2人分)
蕪(中) 1個
卵白 1個分
塩 少々
鯛など 1切れ
エビ 2尾
ゆずの皮、柚子胡椒
銀あん(一番出し、塩、薄口しょうゆ、片栗粉)
作り方
① 鯛、エビは一口大にしレンジでチンして火を通しておく。
② かぶの葉はさっとゆでる。白いほうは皮をむきすりおろして軽く水気をきる。
③ 卵白は少量の塩を入れ、つのが立つまで泡立てる。2と混ぜる。
④ 小鉢に①を入れ③をかけて600Wで3~5分電子レンジでチンする。
⑤ だしに味をつけ片栗粉でとろみをつけて銀あんを作る。
⑥ 盛り付ける器に④を入れ⑤をかけてゆず皮・かぶの葉・柚子胡椒を盛り付ける
*中に入れる具はカレイやタラ、鶏肉、ツナなども合います。
《即席漬け 2種》
◇かぶの皮を千切りにし塩もみして水気を切り、砂糖・柚子のしぼり汁・鷹の爪を混ぜる。
◇さっとゆでたかぶの葉をしっかりしぼり、昆布茶でもむ。
管理栄養士さんから一言
かぶの栄養
かぶは根の白い部分よりも葉のほうにカロテン・ビタミンC・K・鉄・カルシウムなど
たくさんの栄養は含まれています。