渡邉医院

「鮭ときのこの塩麹炒め」のレシピを紹介します。

 今日は「鮭ときのこの塩麹炒め」のレシピを紹介します。
 便秘の解消には食物繊維をとることが必要と言われています。でも食物繊維だけとっていても便はかたくなってしまします。便秘を解消して快便になるには、程よい水分と食物繊維の両方が必要になります。
 さて、食物繊維ですが、「私は生野菜のサラダを十分摂っているから大丈夫。」と思っている方がいます。でも生野菜は、量があっても食物繊維の量としてはあまり多くありません。
 生野菜より、海藻類やきのこ類の方が便の量を増やしてくれます。便秘の解消には、「生野菜のサラダ」より、「きのこと海藻のサラダ」の方がいいと思います。さらに、便秘の治療に酸化マグネシウムがありますが、この酸化マグネシウムに似たものが、おとふを作るときに使う「にがり」があります。にがりは、塩化マグネシウムです。酸化と塩化が違うだけで、にがりはおとふを固めますが、便は柔らかくします。ですから、便秘の解消には、お塗布と海藻、きのこのサラダがいいと思います。
 今回は、そのきのこを使ったレシピを紹介します。

 鮭ときのこの塩麹炒め

 

材料(2人分) 1人分:132kcal 塩分1.1

生鮭     2切れ
塩麹     大さじ1
サラダ油    適宜
しめじ    1パック
エリンギ   1パック
酒      大さじ1
塩麹     小さじ1
小ねぎ(小口切り) 適宜

作り方

  1. ①鮭は水気をふき取り、塩麹大さじ1をぬり、冷蔵庫で一晩おく。
  2. ②きのこは石づきを取り、食べやすい大きさに切りほぐしておく。
  3. ③フライパンに油をしき、弱めの中火で鮭を焼く(塩麹をぬったまま)。
  4. ④両面に焼き目がついたら②と酒を入れ、フタをして蒸し焼きにする。
  5. ⑤塩麹小さじ1を加えて軽く炒めたら器に盛り、ねぎを散らす。


☆失敗しないワンポイント☆
塩麹は焦げやすいので、火加減にご注意ください。フライパンにクッキングシートをしき、その上で調理すると焦げつきが防げます。

肉や魚を塩麹に漬けておくと、旨みが増し、柔らかくジューシーになります。
塩麹は野菜やきのことも相性が良く、「魔法の調味料」とも言われるほど。
塩麹には腸の健康を保つ乳酸菌が多く、便秘、下痢どちらにもオススメです。