さて、今日は前回に引き続き、3月に紹介できなかった「3月のレシピ」の最後のレシピの紹介です。今回は「デコポンの自分で作るピンチョス」のレシピを紹介します。サブタイトルは、「口の中でびっくりマリアージュ。だまされたと思ってお試しあれ。」です。
入院での治療の1クールが終わり、数日間退院してきています。また、2クール目への治療のために入院になりますが、主治医の先生には治療に関して「とても良いスタートがきれました。」と。いたって順調、いい感じです!
さて、今回のレシピ、またまた私の知らない言葉が出てきました。皆さんはご存じかもしれませんが、「ピンチョス」です。いつもながら、チョット調べてみました。
ウイキペディアでは次のように記載してありました。
「ピンチョス (単数形はピンチョ 西: pincho 、バスク語: pintxo 、「串」の意)は、小さく切ったパンに少量の食べ物がのせられた軽食のことである。名称はかつては食材を串や 楊枝でパンに刺して留めていたことに由来しているが、串や楊枝を用いないものもピンチョ(ス)と呼ばれる。タパの一種であり、現在はタパの同義語としてもつかわれる。 ピンチョスは、チキート(txikito)と呼ばれる赤ワインまたはスリート(zurito)と呼ばれる ビールとともに楽しむ アペタイザー である。」
またまたここにもわからない言葉が。「タバ」です。
そこでもう少し、この二つについて調べてみました。
「ピンチョス」とはスペイン料理の一種で、串や楊枝に刺した一口サイズの軽食のことだそうです。語源は「串」や「楊枝」を意味する「ピンチョ(pincho)」で、その複数形が「ピンチョス(pinchos)」になるとのこと。
ピンチョスは、主に複数の食材を串に刺して作られ、使われる食材は生ハムやオイルサーディン、ピクルス、魚介のマリネ、ベーコン、トマト、きのこなど幅広く、塩気や酸味が強いものが多いのでワインのおつまみにぴったりだそうです。また、これらの食材をパンの上にのせて切り分けた、一口サイズのカナッペのように串や楊枝を使わなくても「ピンチョス」と呼ばれるようです。
「ピンチョス」にはスペインと中南米のものがあるようです。
スペインの「ピンチョス」は、スペインの北部にあるバルでは。パンの上にバスク料理で良く知られる魚(メルーサ、タラ、アンチョビ等)や、スペイン風のオムレツ、肉詰めピーマン、コロッケ等が多くみられるとのことです。
中南米の「ピンチョス」は、バーベキューの串焼き料理のことを「ピンチョス」と呼ぶそうです。
さて、もう一つの「タバ」ですが、「ピンチョス」とよく似ていますが、小さなお皿に料理を盛りつけた「小皿料理」のことを「タパス」と言うそうです。語源はスペイン語の壺を意味する「タパ(tapa)」で、その複数形が「タパス(tapas)」になるとのことです。
前置きが長くなりました。そろそろレシピを紹介しますね。
「デコポンの自分で作るピンチョス」
クリームチーズ 2個
塩昆布 大さじ1
デコポン 1個
作り方
1.クリームチーズを十字に四等分し塩こぶははさみで半分にカットする。
2.デコポンは皮をむいてひと房ずつに。皮も1cm角程度に切る。
3.1,2を盛り合わせる。
4.デコポン、クリームチーズ、塩昆布をまぶしてから皮を刺してピンチョス(串刺しのアテ)出来上がり。
管理栄養士さんから一言
デコポンやぽんかん、清須ミカンなどご当地柑橘類が美味しい季節です。先月のミカンとおなじく皮ごとたべてもらう方法を考えてみました。塩こぶとクリームチーズもびっくりするほど好相性にて、ワインのお供にいかがでしょうか。