今年最後のレシピは「おせち」です。今日はその最終レシピです。
今回のレシピは、お重⑦酢の物(紅白なます・酢ばすカレー味・酢ばす・菊花かぶ)とお重⑧数の子(かつお風味・めんつゆ漬け柚子釜いくら)です。
今日の午後から、3回目のこどもシンポジウムが開催されます。テーマは「こどもにとって居心地の良い場所とは」です。これまでの2回は、お子さんや親の実際の生の声を聴いてきました。やはり生の声は私たちの心に強く響いてきます。今回のシンポジウムも実りあるものにしたいと思います。
さて、少し今回のテーマと違いますが、お尻の具合の悪い方、なかなか人に相談することができず、一人悶々と悩まれています。やっとの思いで受診されると、同じ悩みで受診されている方が多きことに患者さんは気づかれます。やはり患者さん、皆さん同じ悩みで悩んでられます。自分一人が悩んでいるということはありません。チョット相談することで心の負担がスッと楽になっていきます。
私も今、京都府保険医協会の役員と、京都社保協の議長という肩書になっています。それで当初は、社会保障に関してすべてのことに精通していなければならない!なんて無謀なことを考えていました。まあ、こんなことはやっぱり絶対に無理です。医療のことでもわからないことが多い中、社会保障全般を網羅できるなんて。で、その考えはやめました。頑張ろうと思うと、やっぱり、しんどくなってしまいます。
そこで、苦手なところ、わからないところは、そのことに長けている人に任せて、助けてもらう。そして自分は自分の得意なところをしっかり取り込み、そしてそのことが必要な人に提供していく。でいいんだなあと思っています。
自分の苦手なところを無理して頑張って克服するよりは、自分の得意とするところをしっかり伸ばしていく。この方が周りの人に有益なのではと思い思います。自分一人で生きているわけではありません。お互いがそれぞれの得意不得意を支えあっていけばいいのだなあと思います。焦らずゆっくり歩いていければいいなあと思います。
さて、そろそろレシピを紹介しますね。
お重⑦酢の物(紅白なます・酢ばすカレー味・酢ばす・菊花かぶ)
紅白なます
- ①大根をかつらむきにし千切りにして塩をまぶす。
- ②金時人参も千切りにして塩をする。人参は大根の1/10くらいにする。
- ③砂糖・塩・酢を煮て甘酢を作り、水気を絞った①②を和える。
柚子の果汁を入れてもおいしい。
*白ごま、柚子皮を入れてもよい。
酢ばす
- ①れんこんは皮をむき、5~8㎜の厚さの輪切りにし、酢水につける。
- ②酢を加えたお湯で歯ごたえが残るくらいに茹で、唐辛子を入れた甘酢につける。
酢ばすカレー味
- ①酢ばすと同様にゆでる。
- ②①をカレー粉を入れた甘酢につける。
菊花かぶ
<材料>
かぶ 2個
甘酢 酢 大さじ2
砂糖 小さじ2
塩 少々
唐辛子 1本
<作り方>
①かぶは皮をむき2cm角に切る。
②下を切り離さないように縦横に細かく切りこみを入れる。
③②に塩をしてしばらく置く。
④甘酢の材料を煮たてて冷まし、唐辛子と③を絞って漬ける。
お重⑧数の子(かつお風味・めんつゆ漬け柚子釜いくら)
柚子釜いくら
- ①柚子の上から2cm位のところで横に切る。
- ②皮を破らないように薄皮ごと中身を取り出す。
*取り出した中身は絞って紅白なますに入れてもよい。
③いくらの醤油漬けを詰める。
④①で切ったふたをかぶしておく。
数の子のめんつゆ漬け
- ①塩抜きして薄皮をとった数の子をめんつゆにつける。
*好みでわさびを入れたり、柚子胡椒を入れてもよい。
数の子
<材料>
数の子(塩蔵) 200g
★だし汁 200ml
★薄口しょうゆ 大さじ2
★酒 大さじ2
★みりん 小さじ1
かつお節 1パック
<作り方>
①数の子はたっぷりの水に約1日、3回ほど水を換えながら塩抜きします。
②薄皮がはがれてくるのできれいに取り除きます。
③★を煮立たせかつお節をお茶パックで加え漬け汁を作る。
④③に②をつける。
数の子のめんつゆ漬け
- ①塩抜きして薄皮をとった数の子をめんつゆにつける。
*好みでわさびを入れたり、柚子胡椒を入れてもよい。