渡邉医院

「かぼちゃのオートミールクッキー」のレシピを紹介します。

 10月は「秋の訪れ!」をテーマに紹介しています。そして今回の「作ってみよう」は「かぼちゃのオートミールクッキー」です。

 さて、オートミールですが、私は見たことはありますが、食べたことはありません。

 見たことがあるのは、おそらく私が高校生の頃、ですから約45年前のことだったと思います。それ以降、おそらく私はオートミールを見たことはないと思います。

 そのころ、私の祖父が朝ごはんにオートミールを食べていました。食べ方はうる憶えですが、オートミールに砂糖と暖かい牛乳をかけて、バターをのせて食べていたような気がします。そのころは、申し訳ないのですが、見た目もなんか美味しくなさそうでしたので、私は食べませんでした。どんな味がしていたのでしょうか?

 今回そのオートミールを使ったクッキーということで、一番最初に頭にうかんだのが、祖父が朝食べていたオートミールでした。

 ということで、今回はオートミールに関して少し調べてみました。

 調べてみると、肛門科的には腸内の環境を良くして、しかも食物繊維も多く、排便の調整にとても良いのではないかと思いました。

オートミールは、オーツ麦を脱穀した後に調理しやすく加工したものだそうです。

「オートミール」はオーク麦の「oats」と食事の「meal」という英語の単語をくっつけて名前がつけられたそうです。オートミールは今人気のあるグラノーラの原料だそうです。オートミールにメイプルシロップや砂糖などで味をつけ、オリーブオイルなどを絡めてオーブンで焼いて作るそうです。

さて、オートミールはカロリーが低くダイエットにも効果があるそうです。
それ以上に肛門科的にお勧めの食材です。

 例えば、便の量を増やすために必要な食物繊維は100gあたり7.52g。玄米の約3倍、白米と比べると約22倍もあります。

 また、腸内環境を改善する食材でもあります。オートミールには「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」が豊富に含まれています。「水溶性食物繊維」は腸内の善玉菌を増やす効果があります。また水分を吸収して、柔らかい便を作ってくれます。硬い便の人は便を柔らかくしてくれます。また、「不溶性食物繊維」は水に溶けずに腸内で水分を吸収して膨らみ、量のある便にしてくれます。便の量が増えると、量が増えることで腸の蠕動運動を良くしてくれます。
 オートミールは快便にはとても良い食材だと思います。

 また、これ以外にも鉄分が多く含まれていて、貧血の改善にも有効です。

前置きが長くなってしまいました。そろそろレシピを紹介しますね。

 「かぼちゃのオートミールクッキー」

(作りやすい分量)

かぼちゃ(皮を除いて)150g        
オートミール      50g
牛乳        大さじ1
はちみつ      大さじ2
オリーブオイル   大さじ1
シナモンパウダー    少々

(作り方)