3月ももうすぐ2週間が過ぎます。桜の花がもう開いたというニュースを早くも効く様になりました。今年の桜の開花は早いそうです。
残念ですが、今年も去年同様に皆でお花見、そして宴会はできないと思います。でも綺麗に咲き誇る桜を身近な人と見に行くことはできると思います。少し寂しいですが、でも華やかに咲いた桜を見て、春を感じたいものです。
私の父は11年前の8月9日に他界しました。実家に近くの平野神社の桜が咲くのを楽しみにしながら亡くなりました。桜が咲く時期、父の事、そして東日本大震災のことを思い出しながらの花見になります。今年の桜。私に何を伝えてくれるでしょうか。
4月のレシピのテーマは『「さくら」満開』です。桜をテーマにレシピを作っていただきました。
まずは管理栄養士さんからのメッセージを紹介しますね。
『さて、今回は「さくら」満開です。
今年は桜の開花は早くなりそうですが桜の下でのお花見は難しそうです。せめて食卓だけでも「さくら」をめでて楽しんでいただけたらと、「さくら」のつくものを集めてみました。本当に桜を使っているものはないのに名前にはさくらの入っているものばかりです。古来、ただ好きなだけでなく強いあこがれや期待を持っているのだと改めて感じました。新生活のスタートで体調も崩しやすい時期ですが、まずは「食べること」で生活のリズムを作ることが大切だと思います。「楽しく」「おいしく」食べることで栄養の吸収も違ってくるそうです。』
4月のレシピ第一弾は「桜肉のレアカツ」です。
馬肉のことをどうして桜肉というのか?後で管理栄養士さんからの一言でしょうかいしますが少し追加したいと思います。
江戸時代に、猪肉は「牡丹」、鹿肉は「紅葉」と呼ばれていたそうです。そこに、馬肉を切った際に、桜色の様にみえたところから「桜」の名前が付いたという説があるそうです。馬は、冬場にしっかり餌をを食べて、桜の咲く春には脂がのって美味しくなることから「桜肉」と呼ばれるようになったという説もあるそうです。
ほかにもいろんな説があるようです、一度調べてみて下さいね。
馬肉を勝にしたものは私は食べたことがありません。馬肉というと「馬刺し」、生姜醤油でしか食べたことが無いと思います。今度は馬肉をカツにして食べてみようと思います。
では、レシピを紹介しますね。
「桜肉のレアカツ」
(1人分)エネルギー 約160kcal たんぱく質 13g 鉄 2.7g
材料(2人分)
馬刺し用馬肉 120g
塩胡椒
★小麦粉 大さじ1
★牛乳 大さじ2
パン粉 大さじ2
サラダ油
さくらかいわれ 適宜
生姜(すりおろし)大さじ1
醤油 大さじ1
作り方
- ①馬肉に塩胡椒し水気を取る。
- ②★を混ぜて①の表面につけパン粉をつけて揚げ焼きにする。
*生食用なので衣に火を通す。
③カットし、かいわれをのせ、生姜醤油を添えます。
*マスタードマヨやにんにく醤油もおいしいです。
管理栄養士さんから一言
桜肉(馬肉)
馬肉を「桜肉」とも呼びます。由来は諸説あり、「肉の色が桜色だから」「桜の咲くころは脂がのっておいしいから」「江戸時代は獣肉を食べることが禁止されていたので隠語として桜と呼ばれた」「幕府直轄の牧場が佐倉にあったから」他にもたくさんありそうです。
栄養面では他の肉に比べるとたんぱく質が豊富で脂質が少なく生活習慣病予防に、鉄分を多く含み貧血予防、グリコーゲンも豊富で疲労回復効果が期待できます。