渡邉医院

「ちぢみほうれん草の胡麻和え」のレシピを紹介します。

 2月のレシピの最後は「ちぢみほうれん草の胡麻和え」のレシピを紹介します。最後のレシピのテーマは「使ってみよう!」です。

 さて、「ちぢみほうれん草」何だろうと思いました。管理栄養士さんからの一言でも紹介しますが、私も「ちぢみほうれん草」を調べてみました。

 「ちぢみほうれん草」は寒い時期の限定の野菜だそうです。葉の色も通常のほうれん草より濃く、葉も厚く、そして茎も太いのが特徴とのことです。

 通常、冬のほうれん草はハウス栽培が主流だそうです。でもこの「ちぢみほうれん草」は露地栽培で作られています。できるだけ日の光に当たり、光合成をしようと大きく葉を広げ成長していきます。そのため広げた葉は縮れた様になります。この葉が縮れた様になりところから「ちぢれほうれん草」と呼ばれるようになったそうです。寒い季節に精一杯栄養を取り込もうとする。そこに甘さや美味しさがでてくるのでしょうか。

 ほうれん草の料理は、ほうれん草のおひたしが直ぐに頭に浮かびます。小さい頃は、ほうれん草鍋もいただきました。我が家では、朝ごはんの時にほうれん草とベーコンの炒め物を作ってくれます。

 ほうれん草といえば「ポパイ」を思い出します。子供の頃、「ポパイ」の漫画をよく見たものです。ピンチになったら「ほうれん草」を食べ、思いっきり力を発揮する。悪い奴らをやっつける。ほうれん草はそんなエネルギー源!ほうれん草のおひたしからは想像もつかないパワーです。いつも缶詰の中に入っているほうれん草を食べて力を付ける。
 でも、缶詰のほうれん草、私はこれまで見たことがありません。皆さんはどうですか?見たかたいらっしゃいますか?

 ポパイが食べていたほうれん草の缶詰を調べてみました。そうするとありました。ポパイの絵がかいてある缶詰でした。
 でもこのほうれん草をどうやって食べるのか?そこにはグリーンカレーなどを作るときに使うと書いてありました。ほうれん草もいろんな使い方、食べ方があるんですね。

 ほうれん草は、感染症予防にも効果のあるビタミンACEも多く含まれているそうです。今の時期、いいかもしれませんね!「悪い新型コロナをやっつける!」

 そろそろレシピを紹介しますね。

「ちぢみほうれん草の胡麻和え」

 1人分:エネルギー  約20kcal
     鉄       1.2mg  食物繊維    1.6g

<「ちぢみほうれん草の胡麻和え」(4人分)>

ちぢみほうれん草 1
醤油      小さじ1/
ごま      大さじ1
*ほうれん草が甘いので砂糖は使いません

<作り方>

  1. ①ちぢみほうれんそうは葉を外して丁寧に洗う。
  2. ②お湯を沸かしゆでる。
  3. ③水にとり、3cmの長さに切る。
  4. ④しっかり絞りしょうゆと胡麻で和える。
  5. 管理栄養士さんから一言
  6. ちぢみほうれん草
     普通のほうれん草に比べ葉が短く横に広がって肉厚で縮れているのが特徴で、冬の寒さでとても甘いです。
     もともとほうれん草は貧血予防の鉄分・葉酸、高血圧予防のカリウムなども
    多く含みますが、感染症予防にも効果のあるビタミンACEも多く
    ちぢみほうれん草はさらに多く含まれています。
     旬の野菜は他の季節より栄養価が高いのでたっぷり食べたいです。