渡邉医院

「厚揚げのテリーヌ風」のレシピを紹介しています。

 webでの学会が終り、今日はとてもいい天気です。散歩気分になりますね。
 渡邉医院のハナミズキの葉の赤さもどんどん深くなってきています。また山茶花の蕾も少し赤くなってきました。

 今日は「厚揚げのテリーヌ風」のレシピを紹介します。
 「厚揚げでテリーヌ?テリーヌ、テリーヌと言っているけど、テリーヌって何?」と思ったので少し調べてみることにしました。
 テリーヌは本来は陶器でできていたり、琺瑯引きの鋳鉄でできた容器のことを言うようです。そして長方形の形をしたものをテリーヌ型というのが一般的だそうです。ですから、テリーヌは長方形の形をした容器のことをさすようです。
 そして、料理のテリーヌは、このテリーヌ型の容器に入れて作ったものを言うようです。
 フランス料理では、レバーやミンチ。フォアグラや野菜、そして魚介類等もこのテリーヌ型の容器に入れて調理したものということのようです。ですから、テリーヌ型に入れた具材をオーブンで蒸し焼きにしたり、具材と一緒にゼラチンを入れて冷やして固めたものもテリーヌと呼ぶようです。
 今はテリーヌいを頼むと、切って食卓に出てきますが、本来は、このテリーヌ型の容器に入れたまま食卓に出てくるようです。

 テリーヌは高級なフランス料理というイメージがありますが、もともとは、中世のヨーロッパで保存食として作られていたものだそうです。冬場の食糧が不足する時期に、余った肉y多野菜、魚介類などを具材にしてテリーヌ型の容器に入れ、焼き上げたものが始まりのようです。1週間ほど保存がきくので、家庭の保存食のような感じだったようです。
 今回のレシピは「厚揚げのテリーヌ風」。和と洋が組み合わさったレシピになっています。
 厚揚げも煮たり焼いたりだけでなく、フランス料理にも変身できるのですね。私は厚揚げ、焼いて生姜や茗荷をのせてお醤油かけて食べるのも好きです。
 ではレシピを紹介しますね。

「厚揚げのテリーヌ風」

材料(作りやすい量)
厚揚げ     2
コンソメ   1/2個
★ツナ缶   1缶
★マヨネーズ 大さじ2
キウイ    1/2
生ハム     4

(作り方)
①厚揚げの上の皮だけ切り取る。
②皿に入れコンソメをかけてレンジで1分温めてる。
 冷ましておく。
③★をなめらかになるまで混ぜる。
④キウイは5mm暑さの半月切にする。
⑤②の水気を切り、③と④のせ、もう一枚の厚揚げを豆腐面が下になるように重ねて半分に切る。
⑥⑤を生ハムで巻く。
⑦食べやすい大きさに切る。