11月のレシピの第四弾を紹介します。今回は「さつまいもの茎のきんぴら」のレシピを紹介します。
「きんぴら」というと、やっぱりごぼうのきんぴらが一番に浮かんできます。渡邉家でもきんぴらごぼうを作ってくれます。ごぼうとにんじんが入っていて鷹の爪でピリッとさせる。そして胡麻をかけたきんぴらです。渡邉家では、余ったきんぴらは、具として春巻きにしてたべます。結構きんぴらごぼうの春巻きも美味しいですよ。私はきんぴらごぼうをおかずに白ご飯を食べるのが好きです。モリモリ食べるといった感じです。
うちでもごぼうだけでなく、にんじんのきんぴらも作ってくれます。どんな野菜でもきんぴらはできるのかなあ?と思い、「きんぴら」を調べてみました。
「きんぴら(金平)」は日本のお惣菜の一つで、千切りにした野菜を砂糖や、醤油を使って甘辛く炒めたものと説明してありました。ごぼう、れんこん、にんじんのような根菜類が一般的で、大根の皮やうどなどでつくることもあるそうです。
さて、「きんぴらごぼう」の金平を調べてみました。語源は江戸の和泉太夫が語り始めた古浄瑠璃のひとつ「金平浄瑠璃」の主人公「坂田金平」の名前に由来するそうです。金平は、金太郎として知られる坂田金時の息子という設定だそうです。江戸時代、ごぼうは精の付く食べ物と考えられていたとのことです。そこで、力強い伝説の金平になぞらえたようです。
私は鷹の爪が効いているピリ辛のきんぴらが好きです。
今日はさつまいもの茎を使った金平です。ではレシピを紹介しますね。
「さつまいもの茎のきんぴら」
材料(作りやすい量)
さつまいもの茎 1束
★しょうゆ 大さじ2
★砂糖 大さじ1
★みりん 大さじ1
★酒 大さじ1
★唐辛子 1本
ごま油
作り方
【さつまいもの茎の皮をむく】
①茎の断面の皮を1周分少しずつむいてまとめてもってむく。
②3cmくらいの長さで折り水につける。
③①②をくりかえす。
④フライパンにごま油を入れ、③を炒める。
⑤全体に油がなじめば★を入れ、水気がなくなるまで炒める。
管理栄養士さんから一言
さつまいもの茎
さつまいもの葉とつるをつないでいる葉柄(ようへい)と言われる部分で、
道の駅などのほか最近はスーパーでも見かけることがあります。
癖がなく、食物繊維とともに鉄分・カルシウム・ビタミンC・Kなどが豊富だと言われています。