渡邉医院

チョバン・サラタスとターゼファスリエのレシピを紹介します。

 今回はチョバン・サラタス(羊飼いのサラダ)とターゼファスリエ(さやいんげんのオリーブオイル煮)のレシピを紹介します。

 チョバン・サラタスのチョバンは羊飼いのことで、サラタスはサラダのことです。このサラダの名前が「羊飼いのサラダ」と名付けられた由来を調べてみました。羊飼いの人たちが、牧場で休憩するときにサッと野菜を刻んで作れる簡単なサラダということが羊飼いのサラダの由来だそうです。

 ターゼファスリエもトルコ料理の代表的な料理だそうです。調べてみると、クタクタになるまで煮込まないと「生だ。」と言われてしまうそうです。さやいんげんのシャリシャリと言った食感はないぐらいに煮込むのが本場のターゼファスリエなんですね。

 チョバン・サラタス(羊飼いのサラダ)はレモン汁でチョット酸っぱめ、ターゼファスリエ(さやいんげんのオリーブオイル煮)は唐辛子でチョットピリ辛。どちらもこれから暑くなる夏に向けていい感じですね。

 さて、私はこれまで一度だけトルコに行ったことがあります。イスタンブールに行ってきました。私の時代で言うと、庄野真代の「飛んでイスタンブール」です。
 私が医師になって、1年目の時です。33年も前のことです。この時の記憶に残っていることは次回お話するとして、イスタンブールで食べた食事の中で一番印象に残っているのが、カエルの足を焼いた料理です。
 その頃、助教授だった先生と二人で食事をした時です。なぜかその頃から「賢ちゃん」と呼ばれていたのですが、「賢ちゃん。ご飯食べに行こう。」と誘われレストランに行きました。その時、「このカエルの足を焼いたという料理を食べてみよう。」と。頼んで料理が運ばれてくると、割と大きなお皿に山盛り一杯の焼いたカエルの足が盛られていました。その姿にびっくりしました。でも食べてみると、鶏肉みたいで、しかも11本が小さいので、簡単に食べていくことが出来ました。食事ではこの焼いたカエルの足が今でもとても印象に残っています。

 ではレシピを紹介しますね。

チョバン・サラタス(羊飼いのサラダ)

材料(作りやすい分量)全量 約100kcal、食物繊維2

新たまねぎ   1/4個
きゅうり    1/2本
トマト     小1個
塩       少々
胡椒      少々
オリーブオイル 小さじ2
レモン汁    小さじ2

作り方