渡邉医院

「レミーのラタトゥイユ」のレシピを紹介します。

 5月のレシピは管理栄養士さんから「今回は、お話の中に出てくる料理を「なんちゃって」で作ってみました。」と。「難しくなく、材料もありそうなもので作ったので、お話の中にでてくる料理と違うかもしれません。もう一度お話を見直しながら食べてもらえたらと思います。」というメールが来ました。そして、「美味しいものは元気にしてくれます。作ること、食べることを楽しみに大事にしたいと思います。」と。家にいる時間が長く、また、いつもだったらあまり一緒にいることができない家族と一緒にいる時間が持てる。その時間を大切な時間にしたいと思います。
 さて今回の最初のレシピは「レミーのラタトゥイユ」です。残念ながら私はこの「レミーのおいしいレストラン」という長編アニメーションは観ていません。こんな時期ですので、観てみようと思います。
 少し「レミーのおいしいレストラン」について調べてみました。

 料理が大好きなネズミのレミーは一流のレストランのシェフになることを夢見ていました。ある日、姿を家の主人に見つけられて、一族は巣を追われることになってしまいます。レミーは家族とはぐれてしまい、ひとりぼっちでパリの一軒のレストランにたどり着きます。そこはレミーが尊敬するフレンチ料理人、グストーのレストランだった・・・
 そこにいた見習いシェフ、リングイニと一緒に料理を作り、最後にはレミーとリングイニ、そしてリングイニの彼女のコレット一緒に新しいビストロの店を出し、その看板には「La RaTaTouille」と。というあらすじのピクサー・アニメーション・スタジオによる長編アニメーションです。
2007年に日本で公開されたました。

 原題の「Ratatouille」はフランス南部の野菜煮込み料理「ラタトゥイユ」の意味です。主人公のレミーがネズミ(Rat)であることにかけています。英語版のポスターには「ratatooee」と発音を強調しているのもあるそうです。
 この映画の中で今回紹介する「ラタトゥイユ」がkeyとなる料理として出てきます。
 この映画の中での名セリフを一つ紹介します。

「自分の限界を決めるのは自分自身である。誰にでも料理はできる。だが、勇気ある者だけが一流になれるのだ!」

 なかなか外に出られない、息苦しい環境になっています。こんな時だからこそ、なにができるのかを考えて、心豊かになっていきたいものです。「レミーのおいしいレストラン」原題名「Ratatouille」を観て、「ラタトゥイユ」を皆で作ってみてくださいね。

ではそろそろレシピを紹介しますね。

「レミーのラタトゥイユ」

全量で エネルギー 250kcal たんぱく質  6g 食物繊維   8g
 
煮込まず並べるだけのお手軽レシピ。野菜だけで華やかな1品になります。

ラタトゥイユ材料

茄子        1本
ズッキーニ     1本
トマト       2個
黄パプリカ   1/3個
トマト缶    1/3缶
(ミートソースでも可)
オリーブオイル
ハーブソルト
別添:なくても可
ジェノベーゼソース(市販)

作り方
①トマトは湯むきし、野菜は厚さを揃え輪切りにして軽く塩をかける。
②さらにトマト缶を敷き、①をきれいに並べる。
③オリーブオイルをかけオーブントースターかグリルで焼く。
④ハーブソルトで味を整え、好みでジェノベーゼソースをかける。

管理栄養士さんから一言

カットトマト(缶詰)
 
特に豊富に含まれている栄養素はビタミンA、ビタミンB群、ビタミンEで、抗酸化作用の強いリコピンは国産の生のトマトの3倍も含まれています。