渡邉医院

「カリフラワーのレシピ」を紹介します。

 1月6日から仕事始め。まだ仕事を始めてから約2週間。いつも感じることですが、1月はとっても長く感じます。
 年末年始のお休みが終って、2週間そろそろ疲れが出始める頃ですね。チョット一休みも必要かもしれません。でもそう言ってもいられないのが受験生だと思います。明日の18日、19日とセンター試験があります。体に気を付けて頑張って下さいね。後から紹介しますが、カリフラワーはビタミンCが豊富に含まれていて風邪予防にもなるそうですよ。
 以前、私はカリフラワーとブロッコリーの関係はグリーンアスパラとホワイトアスパラの関係と同じかなあと思っていました。
 グリーンアスパラとホワイトアスパラとの違いは、品種の違いではなく、栽培方法が違うだけです。グリーンアスパラは日光に当たり、葉緑素が多くつくられるため緑色の色が付き、これに対してホワイトアスパラは芽がでる春先に土を盛り目を日光に当てることなく育てるので白くなる。この違いです。カリフラワーとブロッコリーもこの関係かなあと思っていたら違っていました。


 ブロッコリーもカリフラワーもアブラナ科の植物で、キャベツの仲間だそうです。ブロッコリーの起源は紀元前2000年頃、地中海沿岸地方で自生していた野生のキャベツの花蕾を食べたのが始まりとされているようです。栽培が進むにつれて花蕾の部分が肥大化していき、現在のブロッコリーのような形になったそうです。これに対してカリフラワーは、ブロッコリーが突然変異で白くなったものが起源とされているそうです。
 と言うことはブロッコリーが先で、その後カリフラワーが出来たということです。
 でも私が小さかったころは、ブロッコリーはあまり見なく、カリフラワーだけだったような記憶があります。そこで少し調べてみると、日本にわたってきたのがカリフラワーの方が先だったようです。そしてカリフラワーが日本に入ってきたのは明治初期の頃だそうです。ブロッコリーは、緑黄色野菜の人気が高まった1980年代になってからよく食べられるようになったようです。私が20歳の頃です。やっぱり私が小さかったころにはカリフラワーがメインだったんですね。
 ではそろそろレシピを紹介します。カリフラワーのレシピは「カリフラワーのパン粉がけ」と「カリフラワーのムース」の2品です。

「カリフラワーのパン粉がけ」(2人分)

1人分 90kcal 食物繊維 2.1g

材料

カリフラワー   1/4個
パン粉      大さじ1
オリーブオイル  小さじ2
ハーブソルト   適宜

作り方

①カリフラワーを小房に分けさっとゆでる
②オリーブオイルでパン粉を炒める。
③②とハーブソルトを混ぜにかける。

「カリフラワーのムース」

全体量 160kcal 食物繊維 4.2g

材料

カリフラワー   1/4
にんにく      1かけ
オリーブオイル  大さじ1、塩

作り方

①カリフラワーをうすく切り、オリーブオイルでにんにくと炒め、水を加えて煮る。
②ブレンダー(ミキサー)でなめらかにつぶす。
③塩で味を整える。

*カリフラワーをつけて食べてください。
また、肉・魚にかけても他の野菜にマヨネーズ代わりに使ってもおいしいです。*牛乳で伸ばしたスープもおいしいです。

管理栄養士さんから一言
★カリフラワー★
エネルギーが低く食物繊維・カリウム・ビタミンCの多い野菜です。
冬が旬で熱に壊れにくいビタミンCで風邪予防も期待できます。
最近では緑やオレンジや紫などカラフルな種類も見かけます。