渡邉医院

「冬至うどん」と「ゆず風味の巣ごもり」のレシピを紹介します。

 11月ももう1週間で終わります。明日明後日と連休です。きっと京都の紅葉の名所は観光客でいっぱいになるでしょうね!紅葉の見ごろも今週と来週かなあと思います。皆さんもこの連休、どこか紅葉狩りに行かれますか?
 渡邉医院の玄関前のハナミズキの葉もすべて赤く色づき、落ち葉は真っ赤です。
中庭の紅葉は少し茶色ががかった赤。これからもっと色づいてくるのかなあと思います。 
 今回は12月のレシピのテーマの一つ、冬至メニューを紹介します。レシピは二つ、「冬至うどん」と「ゆず風味の巣ごもり」です。
 「巣ごもり」って何と言うことで調べてみました。巣ごもりは卵料理の一つで、細切りにした野菜の中に卵を割り落し、加熱したものを鳥の巣に見立てた料理だそうです。今回のレシピは小松菜と油揚げのを細かく切った中に温泉卵を落としたものです。
 また、今回は管理栄養士さんから冬至に関してのコメントもいただきました。その内容を紹介しますね。
 冬至はかぼちゃとゆず湯
 冬至は一年で一番昼が短く、日照時間は夏至と5時間も違うそうです。昔の人の体調を崩さない知恵がかぼちゃとゆず湯のようです。
 かぼちゃにはβカロチンやビタミンB群が豊富に含まれています。
 βカロチンは体の中でビタミンAに変換されて、皮膚や粘膜を丈夫にする働きがあったり、視力の維持や癌の予防、免疫力の強化、そしてアンチエイジングなど、健康を保つのに重要な働きをする栄養素です。
 ビタミンB群は、疲労回復のために必要な栄養素です。体内に摂取した炭水化物や脂肪などを代謝して効率よくエネルギーとして利用できないときに疲労感が出てくるそうです。このエネルギー代謝が円滑に行われるために重要な役割を果たすのがビタミン。特にビタミンB群が深く関わるそうです。
 かぼちゃにはこの二つの栄養素が含まれています。昔の人の知恵は凄いですね。
 また、日本では、冬至の日に運が回復することを願って、「運盛り」として「ん」が2つ入っている「冬至の七種」と呼ばれる食べ物を供える縁起担ぎの風習があります。
 関西中心に、冬至には七種を食べる風習があるようです。「ん」という文字が2回つく食材を食べるのですが、「ん=運」が重なるという意味で、縁起担ぎの食材です。例えば次のような食材があります。
 なんきん、れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん。
そして、今回の「ゆず風味の巣ごもり」には「おんせん卵」と「ん」が2回使われています。
 さて、これらの食材「ん」が2回使われているだけでなく、様々な栄養素が含まれています。
 れんこんにはビタミンCがレモンの1.5倍、人参にはカロテンをはじめとしたビタミンが、ぎんなん・きんかんには咳止めの効果が、かんてんには食物繊維が豊富に含まれ、風邪予防や免疫力向上、便秘・動脈硬化・高血圧改善の効果も期待できる食材です。
 さらに、運をたくさん取り込むという意味のほかに「一陽来復」の意味もあります。「一陽来復」とは、冬至は太陽の力が一番弱まる日、そしてその日を境に再び力が蘇ってくる日と言う意味があります。冬が終わり春が来るように悪いことが終わってよいことに向かう願いも込められているそうです。
 それでは明日の力を蘇らせるためにも冬至メニュー作ってみて下さいね。では、レシピを紹介しますね。

 「冬至メニュー」
1人分 約500kcal、たんぱく質 30g、食物繊維 10g

 「冬至うどん」

材料(2人分)

う(ん)どん   2
なんきん     1/8
れんこん     小1節
にんじん     5cm
豚肉        80
干し椎茸     1枚
だし汁
味噌

*作り方

だし汁に硬いものから順に入れ、具材が柔らかくなったら、
うどん・みそを入れ一煮たちさせる。

「ゆず風味の巣ごもり」

材料(2人分)

小松菜    1/2把
油揚げ     小1枚
温泉卵     2個
★ゆずのしぼり汁 1個分
★めんつゆ   小さじ2

*作り方