渡邉医院

山形名物の「だし」のレシピを紹介します。

 7月のレシピの第一弾は、山形名物の「だし」です。
 今回7月、管理栄養士さんにいくつかレシピをつくっていただきました。その中で山形名物というのに目が行きました。
 先日、山形の南陽市で開業している大学時代の後輩の先生からサクランボが届きました。一粒がとても大きく、つやつやとして、見た目だけでも「これはきっと美味しい!」と感じるサクランボでした。食べるとやっぱり「美味しい!」サクランボを送ってくれた後輩に感謝!
 以前、後輩が山形の実家の近くで、肛門科も診療するクリニックを開業したいということで、渡邉医院に研修に何回か来ていました。後輩は女医さんで、これからは肛門科の女医さんも絶対に必要だと思っていました。京都で研修しているときは、一緒に飲みに行ったり楽しい思い出です。開業するときは、山形の南陽市まで開業祝賀パーティーにも招待していただき、行ってきました。お祝いとして肛門の手術をするときに使うハサミを持っていったことを憶えています。こんなこともあって、毎年この時期にサクランボを送ってくれます。
 そういったこともあって、山形名物「だし」を7月の第一弾に選びました。
 さて、山形名物「だし」について私は知りませんでした。そこで少し「だし」について調べてみました。
 「だし」は山形県村山地方の郷土料理で、夏野菜と香味野菜を細かくきざみ。醤油なので和えたものです。キュウリやナス、オクラ、ミョウガなどを使うようです。食べ方は、ご飯にかけたり、うどんや冷奴にのせて食べるなどいろんな食べ方があるようです。パリパリした触感やネバネバ感が夏野菜や香味野菜にあって夏にぴったりです。名前の由来は、ご飯や冷奴、麺類などの薬味として様々な料理の味を引き立てることから、昆布だしやかつおだしなどの意味合いから「だし」と呼ばれるようになったとのことです。
 では。山形名物の「だし」のレシピを紹介しますね。

 山形名物「だし」

(全量)120kcal、たんぱく質5g、食物繊維9g

材料(作りやすい分量)

なす       1本
おくら     10本
長芋       5㎝
青じそ     10枚
みょうが     2個
生姜      1かけ
昆布     2cm
★しょうゆ  大さじ2
★酢     大さじ1
★砂糖    小さじ1
(一般的にはきゅうりも)

作り方
①   なすは5ミリ角に切り塩もみして水気を切る。
②   おくら・みょうがは小口切り。長芋・青じそは5ミリ角に、生姜は3ミリ角に切る。
  昆布は細かく切る。
③   すべての材料を混ぜる。

「だしのせ冷奴」


*豆腐のほか
*ご飯やそうめん
*焼き魚
*蒸し鶏
*クリームチーズやギリシャヨーグルト
 にのせても合います。