渡邉医院

「いわしの卵とじ丼」のレシピを紹介します。

5月はパッククッキングのレシピをを紹介してきています。今回は「イワシの卵とじ丼」のレシピを紹介します。
丼物って、時々無性に食べたくなりませんか?親子丼、かつ丼、牛丼、そして私が食べたくなるのは天丼です。
丼の思い出はと考えて、直ぐに二つのことが頭に浮かんできました。
一つは私が無性に食べたくなる天丼です。
私は日大の医学部出身ですが、お茶の水駅の近くに駿河台日大病院があります。今は私がいた頃とは別の場所に移転しましたが。学生の時は板橋にも日大板橋病院があるのですが、どちらかといえば、実習は駿河台病院の方が多く、医師になっても、日大駿河台病院での勤務の方が長かったです。この日大駿河台病院の近くに、天丼だけしか出さないお店がありました。行ったら注文しなくても天丼が出てくる。とても美味しかったので、いつもいっぱいのの人でした。記憶が定かではありませんが、カウンターだけだったような気がします。この記憶が今も無性に天丼が食べたくなる原因でしょうか?
もう一つは、私が甲府にいた頃の思い出です。記憶では制服を着ていた記憶が残っているので、小学校の頃、しかも低学年だったかな?と思います。理由は忘れてしまいましたが、母が何らかの理由で家を空けることになって、父と一緒に、おそらく初めてだったのではないかと思いますが、ご飯を食べたときの丼です。そのころ、父は甲府市立病院の外科部長をしていました。私が学校が終わって、父のいる甲府市立病院の外科の医局に行って、父と食事をしました。病院の前にある定食屋さん?うどん屋さん?だったか、たぶん医局に出前もしてくださっていたお店なんだろうなと思います。そこで食べた丼を思い出します。何丼かというと、今でいう牛丼です。その時は肉丼といって注文したような気がします。きっと父と初めて?二人で食べた食事。病院の医局まで行って食べたこと。このことが強く印象に残っているのだと思います。
皆さんも、丼に限らず、食事にはいろんな思い出があるのではないでしょうか。
さて、前置きが長くなりましたが、「いわしの卵とじ丼」のパッククッキングのレシピを紹介しますね。

「いわしの卵とじ丼」

1人分 約500kcal、たんぱく質20

材料
いわしの缶詰め(味付き)1/2缶
玉ねぎ(スライス)1/2個
卵        1個
ご飯      150g

作り方
   汁ごといわしの缶詰と玉ねぎをポリ袋に入れて20分ゆでる。
   一度口を開け、卵を足して口をくくり10分ゆでる。
   ご飯の上にかける。

「管理栄養士さんからの一言」
いわし
いわしにはDHAEPAという脂肪酸が豊富に含まれ、これらには血液サラサラ効果や血圧を下げる、
中性脂肪を減らす、認知症の改善にも効果があると言われています。
缶詰は汁ごと調理することで余すことなく摂り入れることができます。