渡邉医院

「小松菜のパンケーキ」のレシピを紹介します。

 今回は「小松菜のパンケーキ」のレシピを紹介します。
 「小松菜」というと、「小松菜のおひたし」や「小松菜とお揚げの煮びたし」などが直ぐに頭に浮かんできます。小松菜と言えば、炒めたり、煮たり、おひたしにするのが定番かな?と思います。今回は、チョット変わって「小松菜のパンケーキ」です。
 さて、小松菜はツケナ類(野沢菜や青梗菜などのアブラナ科の非結球葉菜の総称)の一種です。
 江戸時代の初期に東京ので江戸川区の小松川付近で、ククタチナ(茎立ち)を品種改良をして栽培されたのが始まりと言われているそうです。かの有名な暴れん坊将軍、徳川吉宗の鷹狩りの際に献上されたことから、この土地の名前をとって「小松菜」と名付けられたと言われているそうです。
 ここで、ふと頭に浮かんだ素朴な疑問ですが、パンケーキとホットケーキってどこがどう違うんだろうということです。
 調べてみましたが、よくわかりません。材料はどちらも小麦粉を生地にして焼く料理です。
 パンケーキは、英語でPan cakeと書き、「パン」はフライパンなど、平らな取っ手の付いたお鍋のことを言います。パンケーキはこのフライパンなどの平らなお鍋で焼いたケーキのことを言うそうです。古代エジプト時代にはもう作られていたそうです。その当時は神に捧げるものとして作られていたとのことです。ホットケーキの由来は、明治17年に、ウイルレム・チャンブル氏が編集した本を、日本の文部省が翻訳をして、「百科全書」という本を出版した際に、パンケーキを「薄餅」と訳して紹介したのが、ホットケーキの始まりとのことです。この「薄餅」が、大正12年に東京の日本橋のデパートの食堂で「ハットケーキ」という名前で登場。そこから昭和6年に「ホットケーキ」と呼ばれるようになったそうです。要は、「ホットケーキ」は「パンケーキ」の一種ということなんだと理解していいのかなと思います。
 では、「小松菜のパンケーキ」のレシピを紹介します。見た目は抹茶のパンケーキみたいですが、小松菜を使ったパンケーキです。

「小松菜のパンケーキ」

材料(作りやすい分量)

ホットケーキミックス 200g   
小松菜     1/2袋
牛乳    80~100ml
卵        1個
砂糖      大さじ3
サラダ油    適宜
*お好みでトッピング
栗の甘露煮、粒あん
ホイップクリーム

作り方
①   小松菜をざく切りにし、ミキサーに入れ牛乳と混ぜる。なめらかになったら他の材料も入れ混ぜる。
②   フライパンで焼く。
③   お好みでトッピングする。
*人参やかぼちゃ、ブロッコリー、ほうれん草でもできます。これらは加熱してから使ってください。
*野菜が入ることで冷めてもしっとりしています。野菜の青臭さも気にならず食べやすいです。

管理栄養士さんからの一言

小松菜
小松菜はほうれん草よりもカルシウム、鉄を多く含んでいる緑黄色野菜です。
カルシウムは牛乳より多いほどです。たんぱく質、油とともに摂ることで吸収がよくなります。
あくが少ないので下茹でせずに使えます。